転職コラム

未経験でもベンチャー企業に転職できる?転職のメリット・デメリットも解説

新しい挑戦を求め、未経験でもベンチャー企業にチャレンジしたいという人もいるでしょう。

20代をはじめ、未経験の転職を歓迎しているベンチャー企業は少なくありません。

本記事では、未経験でもベンチャー企業への転職はできるかについて解説します。

ベンチャー企業が向いている人や、転職の方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

未経験でもベンチャー企業に転職は可能?

「大手企業は安定しているものの、新しいことにチャレンジできない」と不満に感じている人もいるのではないでしょうか。

ベンチャー企業で実力を試したいと考えても、「未経験だから」と諦めている人もいるでしょう。

しかし、未経験だからといって、ベンチャー企業に転職できないとは限りません。

ここでは、未経験でもベンチャー企業に転職できるのか、解説します。

ベンチャー企業とは

ベンチャー企業に明確な基準はありませんが、独自のアイデアや技術でこれまでにない新しいビジネスを展開している企業を指します。

設立数年程度で成長過程にあり、20〜30代の若手人材が多いことが特徴です。

新たなビジネスを企画・開発しながらスピーディに成長しており、メガベンチャーと呼ばれるような大企業に匹敵する規模になる会社も少なくありません。

少ない人員で業務を行うため、社員一人ひとりの裁量権が大きく、担当する業務範囲も幅広い傾向にあります。

新しいことに挑戦し、多くの経験を積みたい人に向いています。

20代であれば未経験でもベンチャー企業への転職は可能

ベンチャー企業は、革新的な技術や商品・サービスを開発し、イノベーションを生み出すことが特徴です。

日々新しいことに挑戦しているため、経営者をはじめとして社員のほとんどが未経験からの業務に携わります。

そのため、未経験者の転職も歓迎される傾向にあります。

とくに20代であれば、ポテンシャル採用される可能性が高いでしょう。

急成長して新規事業の拡大を進めるベンチャー企業は人材が足りないところも多く、未経験でも積極的に採用している企業は少なくありません。

未経験とはいっても、業界の経験はあるが職種は未経験、業界や職種ともに未経験など、さまざまなタイプが存在します。

このうち、業界・職種のどちらも未経験の場合、ビジネス展開の速いベンチャー企業のスピードにはついていけないかもしれません。

また、大企業のように教育制度が整っていない企業も多く、入社後についていけない場合は早期離職の可能性もあります。

そのため、経験のある業界で未経験の職種を選ぶことが、転職に失敗しないコツといえるでしょう。

未経験でも転職しやすい職種

未経験でも転職しやすいかどうかは、職種によって異なります。

未経験でも転職しやすい仕事として代表的なのが、IT関連の仕事や営業職です。

近年、IT関連の仕事はニーズが高く、人材不足が深刻化しています。

未経験でもポテンシャルがあれば、積極的に採用している傾向にあります。

IT系のベンチャー企業が求めているのは主体性をもって働ける人材であり、未経験であっても新たな領域にチャレンジする意欲があれば、採用される可能性があるでしょう。

営業職は特別なスキルや知識は必要なく、コミュニケーション能力や傾聴力、適性などが重視される傾向にあります。

経験を問わない求人も多く、未経験でも転職しやすいといえるでしょう。

ベンチャー企業に転職するメリット

ベンチャー企業は実力主義を採用しているところも多く、早いうちから昇給・昇格を狙えるのがメリットです。

また、スピード感のある仕事ができ、経営トップの近くで働けるのも利点といえるでしょう。

ここでは、ベンチャー企業に転職するメリットを解説します。

実力次第で昇給・昇格を狙える

ベンチャー企業は大企業などに多い年功序列制を採用せず、実力主義やスキル・経験で評価する企業が多い傾向にあります。

実力があれば在職年数や年齢にかかわらず、昇給・昇格を狙うことも可能です。

未経験からのスタートは、前職よりも年収が下がる場合もあるでしょう。

しかし、入社当初の給与は低くても、実力次第で大幅な年収アップも不可能ではありません。

とくにニーズが拡大しているIT関連の仕事は、資格を取得するなどスキルアップしていけば、比較的年収が上がりやすい職種です。

スピード感のある仕事ができる

ベンチャー企業では、スピード感のある仕事ができる点もメリットです。

大手企業ではひとつの案や企画を通すのに複数の承認が必要になることが多く、実際に業務に着手できるまでに時間がかかります。

仕事の進め方も、マニュアルに沿った手順が求められるでしょう。

そのため、手間がかかると感じることも多くなります。

一方、常に新しいことに挑戦するベンチャー企業は意思決定も早く、スピーディに仕事ができます。

それだけ多くの経験を積めるため、成長のスピードが速いこともメリットといえるでしょう。

経営トップや経営陣に近いところで働ける

大企業では、経営トップや役員とは会うこともめったにないことがほとんどでしょう。

しかし、ベンチャー企業は経営トップや経営陣との距離が近く、同じフロアで働くケースも少なくありません。

日常的に経営トップの働き方をみたり、仕事のアドバイスを求めたりすることも可能です。

やりたい仕事を提案することもできるでしょう。

そのようなことを積極的に受け入れる環境でもあります。

ベンチャー企業に転職するデメリット

ベンチャー企業には、デメリットな部分もあります。

転職した当初は前職よりも年収が下がる場合もあり、担当する業務が多く多忙になることもあるでしょう。

ここでは、ベンチャー企業に転職するデメリットを紹介します。

年収が下がる場合もある

創業して間もないベンチャー企業は発展途上で、給与水準は低い可能性があります。

また、実力主義はデメリットにも作用し、未経験で入社した当初は成果を出せずに年収が下がることもあるでしょう。

大手企業のように人事制度が整っておらず、昇進・昇給の条件や評価ポイントなどが明確でない可能性もあります。

実力主義でも肝心の判断基準が曖昧な場合、評価に納得できないことにもなるでしょう。

仕事量が多い

ベンチャー企業は社員が少なく、多くの業務を1人が担当することも少なくありません。

大企業では複数人で分担する業務を1人が担うこともあり、仕事量が増える点はデメリットです。

その結果、日々忙しくなり、長時間労働になりがちです。

毎日が残業で、休日出勤になる場合もあります。

近年は働き方改革が推進され、ワークライフバランスが重視される傾向にありますが、それとは逆方向の環境になることも想定しておきましょう。

待遇が安定していない

ベンチャー企業は成長の途上にあり、大企業に比べると経営基盤が弱く、待遇が安定していない企業もあります。

福利厚生が十分に整っていないと感じることもあるでしょう。

大手企業であれば家賃補助や住宅手当など、福利厚生が充実しています。

そのような手当がないことも多く、その分も年収が下がったと感じることもあるでしょう。

ただし、近年は人材確保に向けて福利厚生に力を入れるベンチャー企業も増えています。

ユニークな福利厚生が話題になっているベンチャー企業もあり、状況は変わりつつあります。

ベンチャー企業への転職が向いている人

ベンチャー企業の仕事には向いている人・向いていない人がいます。

主に向いているのは、新しいことへのチャレンジ精神があり、主体性をもって仕事ができる人です。

詳しくみていきましょう。

新しいことへのチャレンジ精神がある

ベンチャー企業は、新しい事業を拡大しながら成長しています。

これまでのビジネスモデルをそのまま使うスタイルではなく、新たなニーズを生み出したり、これまでの概念を大きく変えたりすることで急成長を遂げるという特徴があります。

とくに近年のIT技術の進化は早く、IT関連のベンチャーは進化に追いつくために、新しい技術を取り入れながら日々成長していかなければなりません。

そのため、リスクを恐れず、新しいことにチャレンジする精神がある人が向いています。

主体性をもって仕事ができる

ベンチャー企業は仕事の進め方やルールが確立していないことも多く、自分で考えながら主体的に取り組むことが求められます。

そのため、主体性をもって仕事ができることが必要です。

業務がマニュアル化されていないことから、自分で仮説を立てる仮説設定能力が求められます。

上司からの指示がなくても、自分で考え、行動できなければなりません。

それが自然とできる人は、ベンチャー企業に向いています。

未経験でベンチャー企業に転職する方法

未経験でベンチャー企業に転職する方法は、主に以下の2つです。

  • 転職サイトで探す
  • 転職エージェントを利用する

それぞれ、内容をみてみましょう。

転職サイトで探す

多くの求人案件を比較検討したいときは、転職サイトで探す方法が便利です。

ベンチャー企業をメインに扱うサイトをチェックしましょう。

IT関連の募集も多く掲載されています。

転職サイトは各企業の募集要項や企業情報がまとまっており、転職したい職種のベンチャー企業について、条件などを比較しやすいのがメリットです。

未経験でも応募できる案件には「未経験可」「未経験歓迎」といった表示があるため、優先的に探すことができます。

転職エージェントを利用する

ベンチャー企業は初めてで、「どの企業が自分に合うかわからない」という人には転職エージェントがおすすめです。

転職エージェントは一人ひとりに担当者が付き、要望をヒアリングして、保有している求人案件の中から希望の条件に合った転職先を紹介してくれます。

転職エージェントの担当者は転職支援についてノウハウをもつプロであり、自分で求人を探して応募するよりも転職成功の可能性が高まります。

とくにベンチャー企業の案件に特化した転職エージェントであれば、希望に合う求人に出会える可能性が高いでしょう。

転職エージェントの担当者は企業の採用担当者と直接やり取りすることも多く、企業の内部事情に精通していることも少なくありません。

より自分に合う企業とのマッチングが期待できます。

未経験でもベンチャー企業への転職にチャレンジしてみよう

未経験でもベンチャー企業への転職は可能です。

とくにIT関連の仕事は市場のニーズが高く、未経験者を積極的に採用しているベンチャー企業も少なくありません。

ベンチャー企業は実力次第で昇給・昇格を狙えるなどのメリットはありますが、仕事量が多いといったデメリットな側面もあります。

また、チャレンジ精神がある人に向いているなど、向き不向きもあるでしょう。

「未経験だけれど、ベンチャー企業への転職にチャレンジしたい」と考えている方におすすめしたいのが、転職サービスのフォルトナベンチャーズです。

フォルトナベンチャーズはハイクラスのベンチャー転職をサポートしており、相談は無料で対応しています。

未経験でも積極的に採用しているベンチャー企業についてなど、なんでも相談できるため、まずは気軽にお問い合わせください。

関連記事

TOP
登録は1分で完了!相談はすべて無料です。
【今すぐ】無料転職支援を申し込む
登録は1分で完了!相談はすべて無料です。
【今すぐ】無料転職支援を申し込む