キャディ(CADDi)はモノづくり業界のポテンシャル開放を目的に、受発注プラットフォームを提供するベンチャー企業です。
100億円近い資金調達を終えており、事業拡大のために積極的な採用を進めています。
今回はキャディの事業や社風、求められる人物像について詳しく解説します。
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キャディ(CADDi)ってどんな企業?事業内容や特徴を紹介
製造業スタートアップのキャディは産業レベルの変革を引き起こし、業界をよりよい方向へ導くことを目指す企業です。
発注者と受注者を高速でマッチングするプラットフォーム「CADDi」を運営しています。
キャディは発展フェーズにあり、これから更に成長が見込まれるスタートアップです。
そのため、従業員一人一人の迅速な判断が伴うようなスピード感のある業務を経験できる環境だといえます。
ここではキャディの事業内容や特徴を詳しく解説します。
産業自体を変革する仕組み作りに取り組む企業
キャディは新しい仕組みを構築することで、製造業全体のポテンシャル開放を目指すスタートアップです。
製造業は営業力の不足、情報ネットワークの乏しさ、見積や管理など製造以外の領域における負担の大きさなど、さまざまな問題を抱えています。さまざまな要因にしばられ、開発力や技術力を存分に発揮できていません。
キャディは新たな仕組みの構築によって、こうした現状の打破を目指しています。
受発注プラットフォーム「CADDi」を運営
キャディが運営するCADDiは、発注者が求める品質や納期を満たす企業とのマッチングを実現できる受発注プラットフォームです。
CADDiは独自開発のアルゴリズムを用いた、自動見積システムを搭載しています。
図面データをアップロードし、材料や数量などを指定するだけで、自動的に価格や納期が算出されます。
提携の加工会社数も多く、安定的な案件の供給が可能なプラットフォームです。
アーリーフェーズのため判断力が求められる
キャディが扱う領域はまだ日本ではほとんどの企業が無しえていない先進的な領域であるため、現場においてその場その場の判断が必要な業務が多くなります。
例えば、工場の選定時はそこで作られる部品の形状や特徴を確認し、製品との相性を見極めます。高い判断力や問題解決力、キャッチアップ能力が求められる環境だといえるでしょう。
自らの問題解決力を存分に活かし、裁量の大きい業務に取り組みたいならおすすめの企業です。
キャディ(CADDi)に根付く4つのバリュー
キャディが掲げているバリューは次の4つです。
・もっと大胆に
・卓越しよう
・一丸で成す
・至誠を貫く
1つ目の「もっと大胆に」とは、桁違いともいえる大きな目標を立てるという意味であり、社員には一兎だけでなく二兎、三兎を追う姿勢を求めています。
「卓越しよう」という2つ目には、他の社員とは一線を画す優れた能力を持ってほしいという意味です。
自分の成長だけでなく、卓越した能力を活かして他者の成長にも貢献する姿勢を求めています。
3つ目の「一丸で成す」とは、チームで協力して困難を乗り越えていこうという意味です。
一人では成し遂げられない事柄も、全員の力が合わされば達成できる場合もあります。
最後の「至誠を貫く」とは、顧客や取引先、同僚など全てのステークホルダーに対して、誠実に接しようという意味です。
誠実な姿勢を求める相手には自分自身も含まれています。
キャディ(CADDi)の就労環境や社風
キャディは業務に取り組む上で、次の2つのスタンスや精神を大切にしています。
・完成度よりスピード重視
・失敗を恐れずやってみる精神
また、社員のポテンシャル開放のため、教育や福利厚生などの制度が充実しているのも特徴です。
ここではキャディで求められる仕事への取り組み方や、ポテンシャル開放の制度について詳しく解説します。
完成度よりスピード重視
キャディでは、完成度よりスピードを重視する姿勢が求められます。
細部にはこだわりすぎず、ある程度完成したら前に進めることが重要となります。
キャディは意思決定に至るまでのスピードも早い企業です。
お客様にとって価値があるという結論が出た段階で、どんどん前進します。
ただし、雑に進めるのではなく、しっかりと仮説の検証を経てから次のフェーズへと移るのがキャディの特徴です。
また、もっと良い案が出たら即座に別の道へ軸足を移す柔軟さも持ち合わせています。
失敗を恐れずやってみる精神
キャディでは細かいプランニングよりも、まずは取り組んでみることが推奨されます。
問題や課題は取り組む中で対処方法を考えつつ、改善に移していきます。
スタートアップは変化が激しく、刻一刻と移り変わる状況に順応していかなければなりません。
キャディではまず前に進めてから、足りない部分を後からつけ足す方法の方がフィットする可能性が高いでしょう。
逆に論理的な正しさを重視し、説明資料の作成ばかりに時間をかけるような業務の進め方は合わないと考えられます。
社員のポテンシャル開放のための制度多数
社員のポテンシャル開放のための制度を集めた、ポテンシャル開放キットという仕組みが存在します。
ポテンシャル開放キットの中身としては、週次全体ミーティングや全社シャッフルランチなど情報共有や社員同士の交流を促進する取り組みがあります。
また、書籍購入費の全額負担や語学学習支援など、スキルや知識を習得する制度も充実。
他にも人間ドックやインフルエンザの予防接種をはじめとする健康管理、各種休暇や手当などの仕組みも存在します。
キャディ(CADDi)の中途採用情報
キャディは大型の資金調達を終えたばかりで、事業を大きくする段階に達しています。
中途採用も活発に行われており、転職のチャンスは大きい企業だといえます。
求められるのはビジネスと技術、双方の視点を兼ね備えたバランス感を持った人材です。
ここではキャディの採用や求められる人物像、面接で聞かれる質問について解説します。
資金調達を終え採用拡大が進んでいる
キャディは2018年12月に、約10億円の資金調達を実施し、2021年8月のシリーズBラウンドでは総額80.3億円の大型資金調達を行いました。
40兆円程の規模が見込まれる製造業界の調達市場に変革を起こすために、事業拡大に取り組んでいます。
事業拡大に伴い、マーケティングや事業開発をはじめ、多くの職種で採用を積極的に行う意向です。
キャディが目指しているのは2030年までに1兆円規模のグローバルプラットフォームになることです。
国際的にも大きな価値をもたらすために、多くの優秀な人材を必要としているのです。
常に最適な選択を考えるバランス感覚が求められる
エンジニアや営業、事業開発などの幅広いポジションで、技術とビジネスのバランスを保てる視野の広い人材が求められています。
技術力が高くてもビジネスの視点が欠けていては、社会に求められるシステムの開発は難しいでしょう。
ビジネスの視点がある一方で技術力を持っていない場合も同様です。
技術とビジネスのバランスを考慮し、新たな仕組みの構築へと尽力できる人材を必要としています。
面接は一般的な質問内容が中心
中途採用の面接は2~3回程度行わなれることが通例です。「なぜキャディか?」「将来実現したいことは?」などの一般的な質問が中心です。
企業分析をしっかりと行い、事前に質問を考えておくと安心です。
キャディ(CADDi)で働く社員からの口コミ
実際に働く社員が答えたキャディに対する口コミをご紹介します。
社長の優秀さや人柄の良さを称える内容や、男女問わず働ける環境への感謝など良い評判が多いです。
また、業務量が少ないとはいえないながら、ワークライフバランスも実現可能な環境とのこと。
社員のリアルな声を聞いて、自分が働くイメージを持てるか想像を膨らませましょう。
社長が優秀で人柄も良い
社長が非常に優秀で人柄も良いと評されています。
社長の加藤勇志郎氏は学歴や経済状況ではなく、ポテンシャルで評価される社会の実現を目指しています。
キャディに入社できれば、自分では気付いていないポテンシャルや強みが明らかになり、生き生きと働けるかもしれません。
また、社員は若く優秀な方も多いため、良い刺激を受けられる可能性が高いです。
バックグラウンド問わず平等に活躍できる環境がある
何を成し遂げるかが重視されるため、働いていてバックグラウンドの差を感じる場面が少ない環境です。
働く時間で評価が決まるわけではなく、家事や育児と両立しながら働いている方も少なくありません。
ただし、高い目標が求められるため、リーダー層になると一定の業務時間が必要な可能性もあります。
メンバー層は業務量の調節も可能で、育児休暇の取得実績も多数あります。
夕方を家族と過ごす時間に充てたり、保育園の送迎をしたりする社員もいるため、ワークライフバランスの適正化を実現できる環境です。
ただし、大きなミッションを持つスタートアップであることから、結果のコミットメントは求められます。
スケールの大きな事業に携わりたいならキャディはおすすめ
キャディは受発注プラットフォームCADDiの運営を通して、製造業界に革命を起こすという壮大な目標を掲げている企業です。
累計約100億円の資金調達を終え、事業拡大に向けて着々と歩みを進めています。
今後は積極的に採用が行われる可能性も高いでしょう。
成長著しいスタートアップでスケールの大きな事業に携わりたいなら、ぜひキャディを選択肢のひとつに加えてください。
キャディへの転職をお考えの方は、ぜひフォルトナベンチャーズまでお気軽にご相談ください。