キャリア

大企業からベンチャー企業へ転職!後悔しないための5つの注意点を解説

大企業からベンチャー企業に転職する方も珍しくありません。

しかし、思ったような働き方を実現できず、後悔することもあるようです。

大企業からベンチャー企業に転職するときに知っておきたいポイントをまとめました。

ぜひ満足度の高い転職を実現するためにも、最後までご覧ください。

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大企業?ベンチャー企業?それぞれで得られるキャリアとは

業種によっても定義は異なりますが、大企業とは資本金3億円以上、従業員300人以上の事業体を指すことが一般的です。

一方、ベンチャー企業には明確な定義はありませんが、創業して5年以内の新しい企業や、従来のビジネスモデルとは異なる方法で価値を生み出す企業を指すことが多いです。

大企業とベンチャー企業の違いは、資本金額や事業規模だけではありません。得られるキャリアにも大きな違いがあります。

大企業では、次のようなキャリアが得られる可能性があります。

  • 大勢の人を巻き込んだ事業に携われる
  • 豊富な資金を使ったスケールの大きな事業を担当できる
  • 社会にインパクトを与える仕事ができる

大企業は人も資金も豊富にあるため、大規模な事業に携わり、社会を動かしていく感覚を得られます。

一方、ベンチャー企業では次のようなキャリアを得られることがあります。

  • 企画から実行までのすべての段階に携われる
  • 自分でビジネスを動かす感覚を身につけられる
  • 経営者目線で事業を考えられるようになる

創業して日の浅い企業の場合、仕事の分業化ができていないことも多く、企画・立案からマーケティング、営業、販売などすべての段階に携われることがあります。

また、1つの仕事を1からやり遂げるため、ビジネスを動かす感覚も得られます。

経営者との距離が近く、経営者目線で事業を考えられるようになるのもベンチャー企業ならではのキャリアです。大企業でも経営に携われることがありますが、ある程度、年齢を重ねてからになることが一般的です。

しかし、ベンチャー企業ならば若いうちから経営に関われる可能性があります。

ベンチャー企業3つの特徴

今までベンチャー企業で働いた経験がない場合、イメージや憧れだけでベンチャー企業に転職すると、理想と現実の違いに戸惑うかもしれません。

後悔のない転職を実現するためにも、まずはベンチャー企業の特徴を理解しておきましょう。

主な特徴としては、次の3つが挙げられます。

  1. ポジティブかつ柔軟な対応力が求められる
  2. 自由度が高く新しい仕事にチャレンジできる
  3. 社員同士のつながりが深い

それぞれの特徴を説明します。

1.ポジティブかつ柔軟な対応力が求められる

大企業では、今まで築いてきた経験と実績から、ビジネスノウハウも豊富に蓄積しています。大抵のことには過去の事例を基にスムーズな対応が可能です。

しかし、ベンチャー企業ではビジネスノウハウが多く蓄積されているわけではないため、予想外の出来事が起こると対応に苦慮することがあります。

予想外のことが生じる度に戸惑っているのでは、ビジネスを円滑に進められなくなってしまいます。そのため、社員には臨機応変な対応力を求められることが多いです。

マニュアル通りの対応や指示待ちの態度は、基本的にはベンチャー企業では是とされません。

また、社員数が少ないベンチャー企業では、社員一人ひとりが会社の代表であるという意識を持って対応することが望まれます。

何かが起こったときに「できないかもしれない」「それは私の仕事ではないから」と反応するのではなく、「やってみよう」「私に任せてください」というポジティブな対応が求められているのです。

2.自由度が高く新しい仕事にチャレンジできる

ビジネスノウハウが蓄積されていないことや業務がマニュアル化されていないことは、必ずしもデメリットではありません。

反対にいえば、ビジネスに対して自由度が高く、常に新しい仕事にチャレンジできる状態なのです。

自分自身のアイデアで仕事を進めていきたい方なら、ベンチャー企業の自由度の高さは大きな魅力です。

起業して自由に働きたいけれど、資金やコネクションが不足していて現実的ではないという方も、まずはベンチャー企業で自分のビジネススタイルがどの程度まで通用するのか試してみることができます。

3.社員同士のつながりが深い

ベンチャー企業では、仕事を細かく分担せずに、すべての社員が事業全体に取り組みます。

協力する場面も多く、同志としての意識も芽生え、自然と社員同士のつながりが深くなります。

特に創業期にあるベンチャー企業では、社員が少なく、一人ひとりが経営者目線を持って主体的に企業に関わることが多いです。

そのため、さらにつながりが深まり、単なる同僚・先輩後輩を超えた存在になることもあります。

30代や女性も多いベンチャー企業やスタートアップ

ベンチャー企業に対して、20代の男性が多いといったイメージを持つ方も少なくありません。

実際に「大学や大学院で一緒に学んでいた仲間が、そのまま仕事を始めて…」といった創業ストーリーの企業もあります。

しかし、30代以上の社員や女性が多く、ある程度他企業でキャリアを積んだ方も中途採用の形で受け入れている企業も多くあります。ベンチャー企業社員の構成層について見ていきましょう。

経験を積んだ30代の戦力が求められている

ベンチャー企業やスタートアップ企業では、30代の人材が求められる傾向にあります。

基本的にはすべての従業員が幅広い業務を担当しなくてはいけないため、ある程度業務経験があり、自発的に仕事を進めてきた30代を重宝することがあります。

もちろん、ポテンシャルの高い20代も採用されますが、即戦力の30代、40代を積極的に受け入れている企業も多いです。

ただし、20代とは異なりポテンシャルで採用されるということはないので、30代以上の転職希望者は、アピールできる実績や経験を持っていることが必要不可欠な条件となります。

福利厚生が整った職場では女性も多数活躍

女性が多いベンチャー企業・スタートアップ企業も少なくありません。特にデザイン関係の業界や、総務・事務などの職種は女性が多めの傾向にあります。

また、福利厚生が整っている職場も、女性が多めの傾向です。

育児しながら働きやすい制度が導入されている、フレックスタイム制である、リモートワークに対応しているなどの環境が整った職場では、女性の採用にも積極的で働きやすいでしょう。

ベンチャー企業への転職を後悔する5つのパターン

ベンチャー企業の特徴を理解しないまま転職すると後悔するパターンもあります。

特に大企業からの転職は、ベンチャー企業とは経営規模や事業の進め方、社風などのさまざまな面においてギャップが大きく、注意が必要です。

よくある後悔パターンとしては、次の5つが挙げられます。

  • 転職にともなう給料の下げ幅を把握していなかった
  • ベンチャー企業のイメージだけで転職してしまった
  • 社長の人柄を理解できていなかった
  • 受け身の姿勢でベンチャー企業の仕事をこなせなかった
  • 大手企業との違いに対応しきれなかった

それぞれのパターンを説明します。

1.転職にともなう給料の下げ幅を把握していなかった

給料は企業規模が大きいほど高い傾向にあります。そのため、大企業からベンチャー企業に転職すると、ほぼ確実に給与は下がります。

ベンチャー企業の中には経営がまだ軌道に乗らず、給料もごくわずかという企業もあるでしょう。

大企業にいたときよりも残業が増えて忙しくなったのに、受け取れる報酬が減ってしまうと、やる気を失くしてしまうかもしれません。

また、ボーナスも企業規模が大きいほど高い傾向にあります。ベンチャー企業のボーナスは大企業よりは少なく、場合によってはボーナス無しという企業もあるでしょう。

企業が成長するのを見るのは楽しいものですが、見合った給料・ボーナスを受け取れないときにはやりがいにも影響が及びます。

場合によっては生活にも大きな影響が及びかねません。転職する前に、給料・ボーナスがどの程度下がるのか把握しておきましょう。

2.ベンチャー企業のイメージだけで転職してしまった

大企業の中には、利益を得る仕組みが確立されているために、あまり積極的に働かずとも、毎月決まった給料を受け取れるところもあります。

生活が安定しやすいというメリットはありますが、積極的に働きたいと考えている方にとっては、ストレスの多い職場といえるでしょう。

仕事を積極的にしたい方にとっては、ベンチャー企業は理想の職場に見えるかもしれません。

仕事に対する自由度が高く、自分の采配1つで大きく成果が変わり、毎日刺激と変化に富んでいる…というようなイメージを持つ方もいるでしょう。

しかし、いずれもイメージのため、すべてのベンチャー企業に当てはまるものではありません。ベンチャー企業によっては事業拡大にそこまで熱心ではなく、「現状と同程度の利益が得られれば良い」という方針で運営されていることもあります。

また、仕事内容の自由度が低く、社員一人ひとりができることが大きく制限されているベンチャー企業もあるでしょう。

思うような働き方ができないときには、転職を後悔することにもなりかねません。

3.社長の人柄を理解できていなかった

社風は、社長の性格や人柄の影響を受けるものです。

例えば、社長の不正に対する考え方やビジネスに対するスタンスなどは、末端の社員にまで影響を及ぼし、社風となって企業全体の考え方・スタンスを作り上げることがあります。

特に企業規模が小さく、経営に携わる人材が少ないベンチャー企業では、社風は社長の性格や人柄に左右されます。社長の性格・人柄が自分自身に合わないときは、働きづらさを感じることになるでしょう。

後悔のない転職を実現するためにも、社長の性格・人柄を把握しておくことは有用です。

また、考え方やビジネスに対するスタンスが納得できるものかどうかも、事前に確認しておきましょう。

4.受け身の姿勢でベンチャー企業の仕事をこなせなかった

ベンチャー企業では、積極的な姿勢で業務を行うことが求められます。常に自分の頭で考え、意欲的にビジネスを進めていくことが不可欠です。

一方、大企業では必ずしも積極的な姿勢が求められるわけではありません。

ほとんどの業務が細分化・分業化されているため、担当する業務範囲が狭く、積極的な姿勢を示すと他の部署に迷惑をかけてしまうこともあります。

そのため、受け身の姿勢で仕事を行うことが習慣となってしまい、ベンチャー企業の仕事との違いに戸惑うこともあるでしょう。

基本的にベンチャー企業では、受け身の姿勢や指示待ち行動では業務をこなすことはできません。

特に創業期にあるベンチャー企業では、社員一人ひとりの積極的な姿勢は企業存続に関わる大切な要素です。

ベンチャー企業に転職をするなら、ビジネスに対する姿勢もベンチャー企業向きにシフトチェンジしておきましょう。

5.大手企業との違いに対応しきれなかった

大企業では業務の細分化・分業化が進んでいます。

例えば、社員が経費を使用したときも、領収書と報告書を総務部などに提出するだけで経費精算が完了します。

また、会社の掃除や会議室の予約なども、専門の業者や秘書が担当するため、社員自身は関与しないことが多いです。

しかし、ベンチャー企業においては、業務の細分化・分業化が進んでいないことが一般的です。

経費を使用したときも、領収書と報告書の提出だけでなく、精算まで社員自身がしなくてはいけない可能性があります。会社の掃除も社員が持ち回りで担当するため、負担に感じることもあるでしょう。

大企業とベンチャー企業の違いは、給料においても見られます。

ベンチャー企業によっては、給料が遅れることが日常茶飯事になっているかもしれません。決まった給料日に受け取れないことで、家賃の支払いやローン返済に影響が及び、生活がしづらくなることも想定されます。

また、毎月決まった日に給料を受け取れる場合でも、給料自体が大幅に減ったことで家計が厳しくなる可能性もあります。ボーナスも大幅に減り、ライフプランを変更しなくてはいけなくなるかもしれません。

福利厚生においても、大企業とベンチャー企業では大きな違いが見られます。

企業としての歴史が浅いベンチャー企業では、福利厚生があまり充実していないことが多く、介護や育児との両立が難しくなることもあります。

また、社宅がなく住居費が大幅に増えたり、スポーツクラブを安価に利用できず、健康維持やレジャーにかける費用が増えたりすることも想定されるでしょう。

ベンチャー企業への転職!後悔しない為の5つの注意点

大企業からベンチャー企業へ転職することで、仕事に対するやりがいが生まれたと感じる方も多い反面、思うような働き方を実現できずに後悔する方もいます。

満足できる転職を実現するためにも、次の5つのポイントに注意しましょう。

  1. 年収が下がる可能性があることを理解しておく
  2. 社長の人柄、考えを把握しておく
  3. 仕事のビジョンを明確にする
  4. 自発的に仕事に取り組む姿勢を持つ
  5. 社内の雰囲気をできる限り把握しておく

それぞれのポイントを説明します。

1.年収が下がる可能性があることを理解しておく

収入は仕事の満足度を左右する大切な要素です。ベンチャー企業に転職することで年収が下がる可能性もあるため、事前にどの程度下がるのか調べておきましょう。

また、次の要素もチェックしておきましょう。

  • 社宅を利用できるのか
  • 手当にはどのような種類があるか、どの程度の金額支給されるか
  • インターネットデバイスや文房具などを自分で準備する必要があるか

これらの要素によっては、年収が下がった以上のダメージを受けることもあります。

事前に生活がどの程度変わるのか把握しておくことで、後悔のない転職を実現しましょう。

2.社長の人柄、考えを把握しておく

ベンチャー企業の社風は、社長の人柄や考え方の影響を強く受けます。

賛同できるものなら不満は感じにくいと考えられますが、自分とは相容れないものであるときは、働きにくさを感じることもあるかもしれません。

企業のホームページなどで「ビジョン」や「創業への思い」などの形で紹介されていることがあるため、求人に応募する前に確認しておきましょう。

3.仕事のビジョンを明確にする

自分自身が仕事に対してどのようなビジョンを持っているのか、今一度、明確にしておきましょう。

単に「活気にあふれていて楽しそう」「創業期に携わりたい」などのイメージでベンチャー企業に転職してしまうと、イメージと現実が異なるときは仕事に対するやる気を失うことにもなりかねません。

自分軸として仕事のビジョンが明確になっているなら、やる気を失うことも減り、将来のあるべき姿に向かってまい進できます。

また、自分の中で仕事における優先順位をはっきりとさせておくことも大切です。望むような働き方ができるのか詳しく調べ、後悔のない転職につなげていきましょう。

4.自発的に仕事に取り組む姿勢を持つ

ベンチャー企業では、仕事は与えられるものではなく自分で探すものです。受け身の姿勢では評価を受けられないので注意しましょう。

また、業務に対して当事者意識を持つことも大切です。

社員としてだけでなく経営者としての目線も持ち、会社にとって必要な仕事を探し、自発的に取り組みましょう。

5.社内の雰囲気をできる限り把握しておく

ベンチャー企業では、すべての仕事に対して全員が取り組むスタイルのことが多いです。

そのため、社員同士のつながりが比較的密で、単なる同僚というよりは仲間、同志といった関係になる傾向にあります。

社内の雰囲気が自分に合わないときは、居心地の悪さを感じ、転職したことを後悔するかもしれません。

大企業のように配置換えや転勤といった形で職場を変えることも難しいため、社内の雰囲気を事前に把握しておきましょう。

ベンチャー企業への転職を成功させる4つのポイント

働きたいベンチャー企業が見つかっても、採用されなければ働くことはできません。

採用を勝ち取るためにも、次の4つのポイントに留意して転職活動を進めていきましょう。

  1. これまでの肩書ではなく実績をアピールする
  2. ベンチャー企業、スタートアップ企業を選んだ理由を明確に伝える
  3. 多方面から情報収集をおこなう
  4. ベンチャー企業に強い転職エージェントに相談する

各ポイントを説明します。

1.これまでの肩書ではなく実績をアピールする

企業が求めているのは即戦力です。特にベンチャー企業では、一人ひとりの社員の能力が企業自体を大きく左右するため、中途採用者に対しても即戦力となれる人材なのかどうかをチェックします。

そのため、今までの肩書がどんなに優れていても、それだけで採用されることは困難です。

どのような仕事を成し遂げてきたのか、自分がどのように主体的に動いてきたのかを分析し、職務経歴書や採用面接でアピールしましょう。

2.ベンチャー企業、スタートアップ企業を選んだ理由を明確に伝える

大企業からベンチャー企業やスタートアップ企業に転職することで、年収が下がり、福利厚生による恩恵も受けにくくなることが少なくありません。

しかし、それでもなお転職を希望するのであれば、相応の理由がないと採用担当者も受け入れがたく感じるでしょう。

実際に、どの採用面接においても転職を希望する理由について尋ねられますが、大企業から転職するケースに関しては、さらに詳しく尋ねられると想定されます。

誰が聞いても納得できる理由を明確に述べ、入社したいという熱い思いを伝えることが大切です。

3.多方面から情報収集をおこなう

どのような人材を求めているのか正確に把握するためにも、多方面からの情報収集が不可欠です。

自分に合う企業なのかセルフチェックする材料になるだけでなく、入社後のミスマッチを防ぐためにも大切なことだといえるでしょう。

転職を希望するベンチャー企業・スタートアップ企業の社員に知り合いがいるときは、直接社風や仕事の取り組み方などについて尋ねられます。

また、インターネットで転職者や中途採用者の声を収集することでも、ある程度の情報を得られます。

4.ベンチャー企業に強い転職エージェントに相談する

転職エージェントに相談すると、転職先に関する情報収集を効率良く進められます。

特にベンチャー企業に強い転職エージェントなら、入社しないと知り得ないような内部情報に精通していることも多いため、転職活動を成功に導くパートナーとしての役割を期待することが可能です。

また、転職エージェントでは、面接対策や履歴書作成・職務経歴書作成のサポートも得られることがあります。

希望するベンチャー企業・スタートアップ企業に合わせた面接対策もサポートしてもらえるので、効率良く採用に近づけるでしょう。

ベンチャー企業の特徴、魅力を理解し後悔しない転職を

ゼロから仕事を生み出す感覚を味わえるのは、ベンチャー企業・スタートアップ企業ならではの魅力です。

自分の努力が企業発展にダイレクトにつながるため、達成感ややりがいも得やすくなるでしょう。

また、企画からマーケティング、営業などのビジネスに関わる幅広い業務を担当できるのも、大きな魅力となります。

創造的なビジネスを実現したい方は、ぜひベンチャー企業への転職を検討し、無から有を生み出す喜びを実感してください。

ベンチャー企業への転職をお考えの方は、フォルトナベンチャーズにぜひご相談ください。

フォルトナベンチャーズでは、ハイクラスのベンチャー転職をサポートしております。相談は無料です。まずは気軽にお問い合わせください。

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