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エンジニアからコンサルタントに転職するには?成功事例も紹介

公開日:2024.11.16 最終更新日:2025.02.14

エンジニアからコンサルタントに転職するには?成功事例も紹介
近年のデジタル化の波は企業のあり方を変革し、エンジニアの役割は拡大しています。

しかし、技術提供だけでは満たされず、顧客のビジネス全体を支援するコンサルタントに興味があるという方は多いのではないでしょうか。

本記事では、エンジニアからコンサルタントへの転職が可能かどうかをはじめ、転職するメリットや注意点、転職を成功させる秘訣などを解説します。

実際に未経験でコンサル転職を成功させた事例や、ポストコンサル転職で年収500万円アップを叶えた体験談などを知りたい方は、転職体験談をご覧ください。

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エンジニアからコンサルタントへの転職は可能?

結論からいうと、エンジニアからコンサルタントへの転職は可能です。特に、エンジニアとしての経験はITコンサルタントへの転身で高く評価される傾向にあります。

そのほかにも、事業戦略や業務プロセス改善など、エンジニア経験を生かせるコンサルタントの領域は複数存在します。

ITコンサルタントの役割・仕事内容

ITコンサルタントは、クライアント企業の抱える経営課題や業務上の問題をITを用いて解決に導く職種です。具体的には、クライアントのニーズを丁寧にヒアリングし、現状を分析したうえで最適なIT戦略やシステムの提案を行います。

そのほかにも、システム構築プロジェクトのマネジメントやアウトソーシングの導入支援なども行う場合があります。

ITコンサルタントとSE(システムエンジニア)は同じように思う方もいるかもしれませんが、ITコンサルタントはITを活用して経営に関わる課題を解決するのが主な役割です。一方、SEはクライアント企業が求めるシステムを構築するのが主な業務です。

双方には確かな違いがあるので、あらかじめ理解を深めておきましょう。

ITコンサルタントについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

関連記事:ITコンサルタントとは?実際の仕事内容や年収の相場を徹底解説

ITコンサル以外に目指せるコンサル領域

ITコンサルタントはエンジニア経験を生かせる人気の職種です。転職を目指せるコンサル領域として以下のようなものが挙げられます。

  • ERPコンサルタント
  • SAPコンサルタント
  • CRMコンサルタント
  • SCMコンサルタント

ERPコンサルタントは、ERP(Enterprise Resource Planning)パッケージの導入に関するサポートを行うコンサルタントです。一方、SAPコンサルタントはSAP社が手掛けるERPパッケージを専門的に扱うコンサルティングを行います。

CRMコンサルタントは、クライアント企業から得た情報を活用し、最適な顧客管理システムなどの提案や構築を行うのが主な役割です。SCMコンサルタントは供給管理に関する分析や調査を行い、改善点を洗い出して課題解決へと導きます。

これらのシステムに特化した知識や経験があれば、選考時により効果的な自己PRができるでしょう。

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エンジニアからコンサルタントに転職するメリット

エンジニアからコンサルタントに転職するメリットとして、以下の3つが挙げられます。

  • スキルアップ・キャリアアップのチャンスが広がる
  • 高い市場価値と年収が見込める
  • より大きなやりがいが見込める

ここでは、各メリットについて詳しく紹介します。

スキルアップ・キャリアアップのチャンスが広がる

エンジニアからコンサルタントに転職することで、スキルアップ・キャリアアップのチャンスが大きく広がります。

エンジニアとしての専門知識・経験を生かすことで、コンサルタントとして必要なスキルを習得できます。具体的には、問題解決力や顧客折衝能力、プロジェクトマネジメント能力などを身につけることが可能です。

コンサル業務を通じて得たスキルはコンサルタントとしてだけでなく、ビジネスパーソンとしてどの業界でも必要とされる汎用的なスキルです。コンサルタントとしての経験を積めば将来的なキャリアの選択肢が広がり、より広い視野でビジネスに貢献できる人材へと成長できるでしょう。

高い市場価値と年収が見込める

高い市場価値と年収が見込めるのも、エンジニアがコンサルタントに転職するメリットの一つです。エンジニアの専門性とコンサルティングスキルを兼ね備えた人材の需要は増加傾向にあり、高い市場価値を得られます。

特に、ITコンサルタントはDX(デジタルトランスフォーメーション)の需要が高まっているため、企業のDX推進を支援できる人材は引く手あまたの状況です。

また、コンサルタントの年収は企業規模や職位、経験年数によって異なりますが、ITコンサルタントの20代なら平均年収680万円程度となっています。一方、外資系コンサルタントの場合は20代で平均年収が600~1,000万円と非常に高く、40代になると年収2,000万円を超えるケースも珍しくありません。

これはあくまで平均値であり、実際の年収はインセンティブなどによって変動する可能性が高いです。コンサルタントに転職し実績を積むことで年収アップを目指せるだけでなく、将来のキャリアプランにも役立てられます。

より大きなやりがいが見込める

エンジニアがコンサルタントに転職するメリットとして、より大きなやりがいが見込めることが挙げられます。エンジニアとして培ってきた技術力を生かし、コンサルタントとして活躍すればクライアントが抱える課題解決に直接的に関与でき、より身近な存在としてサポートできます。

また、技術力に加えてコミュニケーション能力や問題解決能力など、多様なスキルを活用すれば自身の成長を実感でき、大きなやりがいへとつながるでしょう。より広い視野でビジネスに携わり、社会貢献を実感したいエンジニアにとってコンサルタントへの転職は最適です。

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未経験でもコンサル転職を成功させる秘訣

未経験 コンサル転職 秘訣

未経験でもコンサル転職を成功させる秘訣として、以下の5つが挙げられます。

  • エンジニアとして上流工程を経験する
  • 強みと弱みの明確化
  • 経験をコンサルティングスキルのアピールに変換
  • 資格取得で専門性を強化
  • キャリアプランの明確化

ここでは、それぞれの秘訣について具体的に解説します。

エンジニアとして上流工程を経験する

コンサルタントへの転職を目指すエンジニアにとって、上流工程の経験は大きな武器となります。

上流工程ではクライアントの課題を分析し、要件定義や基本設計などを行います。これらの経験はコンサルタントの業務内容と重なる部分が多く、転職活動において有利になりやすいです。

そのほかにも、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーなどの経験も高く評価してもらえる可能性があります。

現職のエンジニアで上流工程の経験が少ない場合は、上流工程に携わる機会を積極的に探したり、副業などで要件定義や顧客折衝の経験を積むと良いでしょう。

強みと弱みの明確化

コンサルタントへの転職を成功させるには、自分の強みと弱みを正確に把握することが重要です。客観的な自己分析を通してコンサルタントとして活躍できる強みを明確化し、弱みを克服するための具体的な対策を立てましょう。

たとえば、エンジニアとしての経験をもっている場合は技術的な専門知識や問題解決能力が強みとなります。その強みを生かせるコンサルティング領域を検討することで、転職活動の軸を明確にすることが可能です。

一方で、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力に課題を感じている場合は、研修やセミナーに参加したり自主的に勉強会を開催したりなど、弱みを克服するための具体的な行動を起こすことが重要です。

コンサル未経験のエンジニアがコンサルタントを目指す際は、エンジニアとしての経験やスキルを棚御し、コンサルタントに必要な能力とのギャップを分析することをおすすめします。

経験をコンサルティングスキルのアピールに変換

エンジニアとしての経験をコンサルティングスキルのアピールポイントに変換するのも、転職を成功させる秘訣の一つです。

エンジニアとしての経験は、コンサルタントに必要なスキルと共通点が多くあります。具体的には、プロジェクトマネジメントや問題解決能力、論理的思考力などが挙げられますが、それらのスキルをコンサルティング視点で再定義するのが大切です。

たとえば、システム開発プロジェクトで発生した問題をどのようなアプローチで解決に導いたのかを具体的に説明し、その問題で培った問題解決能力をコンサルティングでどのように生かせるかをアピールすれば好印象を与えられます。

また、プロジェクトで利用したツールや開発言語、具体的な成果を数字で示し、コンサルティングにおいてどのように活用していくかを伝えれば説得力が増します。

エンジニアの経験を単に羅列するのではなく、コンサルタントの視点でどのように生かせるのかを明確にすれば企業から自分のもつ潜在能力を正しく評価してもらえるようになるでしょう。

資格取得で専門性を強化

コンサルタントを目指すうえで、資格取得で専門性を強化するのも有効な手段の一つです。目指すコンサルティング領域によって取得を検討すべき資格は異なりますが、ITストラテジストやITコーディネーターなどのコンサル関連資格を取得すれば必要な知識やスキルを補完できます。

また、資格取得は単に知識を身につけるだけでなく、学習を通じて得た知識をコンサルタントに生かして活躍したいという意欲を企業に示すことにも役立ちます。コンサルタントに関わる資格は上述した以外にもさまざまな資格が存在するため、自分の目指すコンサルタント像に合わせて戦略的に資格取得を目指すのがおすすめです。

キャリアプランの明確化

コンサルタントへの転職を成功させるためには、明確なキャリアプランをもつことが重要です。具体的には、「どのようなコンサルタントを目指したいのか」「コンサルタントとしてどのようなキャリアを築きたいのか」を具体的に説明する必要があります。

そのほかにも、「チームリーダーやマネージャーなどの役職に就いてどうしたいか」「独立したいか」といった長期的なキャリアプランを考えるのも良いでしょう。

転職は年収アップだけが目的ではありません。目指すコンサルタント像を具体的に描き、説得力のあるキャリアプランを伝えることで企業は自分の転職意欲やキャリアプランへの本気度が伝わりやすくなります。

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エンジニアからコンサルに転職するうえでの注意点

エンジニアからコンサルに転職するうえでの注意点は以下の3つです。

  • コンサル業は激務になる傾向にある
  • 転職活動には時間がかかる
  • 自ら学ぶ姿勢が求められる

ここでは、注意すべきポイントについて詳しく解説します。

コンサル業は激務になる傾向にある

コンサルタントの仕事は、クライアントの抱える経営課題や業務課題の解決を支援することです。そのため、納期や成果への責任を負い、多忙な日々を送るコンサルタントが多くいます。

コンサルティング業界の労働時間の長さには、プロジェクトの進捗状況に合わせた変動やクライアントとのコミュニケーション、業界全体の傾向といった要因が考えられます。コンサルタントを目指す方は、ワークライフバランスを考慮した働き方ができる企業を選ぶなど、自分自身のワークスタイルを確立することが肝心です。

転職活動には時間がかかる

エンジニアは忙しく、本業の合間に転職活動を行う必要があるため、転職できるまでに時間がかかってしまう場合が多いです。それだけでなく、コンサルタントへの転職では企業研究や書類作成、面接対策など、それぞれのステップに十分な時間を割く必要があるため、他の職種と比較して時間がかかる傾向にあります。

コンサル業界は応募者の能力や経験を多角的に評価するため、面接回数も複数回に及ぶことが一般的です。転職全体を通して3ヶ月~半年、場合によっては1年以上かかるケースもあるので、転職を成功させるまでにある程度時間がかかることは理解しておく必要があります。

転職活動中は、現職の業務との両立が大変になることもあるため、業務のやりくりを上手に行って計画的に時間管理することが大切です。

自ら学ぶ姿勢が求められる

コンサルタントは、常に変化するビジネス環境やクライアントのニーズに対応するための継続的な学習が必要不可欠です。エンジニア出身であってもコンサルタントとして活躍するには、新たな知識やスキルを積極的に習得していく姿勢が求められます。

具体的には、プロジェクトに関わる知識や情報を迅速に収集することや、クライアントのビジネスを深く理解したうえでともに課題解決に取り組める姿勢などが重要です。コンサルタントとして成功するためには現状に満足せず、積極的にインプットしていく意欲をもつことが大切です。

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エンジニアからコンサルへの転職にはエージェントを活用

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エンジニアからコンサルタントへの転職を目指す際は、転職エージェントの活用がおすすめです。転職エージェントは求人情報の提供だけでなく、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策など、転職活動を全面的にサポートしてくれます。

特に、エンジニア出身のコンサルタントやコンサル業界に精通したエージェントに相談することで、より具体的なアドバイスをもらえるでしょう。

フォルトナでは、コンサル転職・ポストコンサル転職においてトップエージェントと認定されており、コンサルファームの経営陣や部門長などとの強固なネットワークを保持しています。そのため、他の転職エージェントにはないようなフォルトナ独占案件や新設ポジションといった特別な求人を紹介することが可能です。

フォルトナでエンジニアからコンサルへの転職成功事例

最後に、フォルトナでエンジニアからコンサルへの転職を成功させた事例を紹介します。

SIerでエンジニアとして働いていた24歳の男性は、今後もSIerで働き続けることは自分の成長につながっていないのではないかと不安に感じていました。IT企業でキャリアアップするイメージがもてず、将来の可能性を広げたいと考えて転職を決意します。

フォルトナでは、夢や希望、将来なりたい姿などをヒアリングし、強引に進めるような転職活動は行わず、時間をかけて転職活動を進めました。その間、書類の整備やWebテスト対策、TOEIC受験にも取り組みました。

その結果、第一志望の企業から内定を獲得でき、自分の将来につながる業界へ転職できたと喜ばれています。

詳しくは下記のページからご覧ください。

転職体験談:【第二新卒支援】転職活動はタイミングも大事!TOEIC高得点獲得で第一志望の外資コンサルに転職成功【担当:小坂 直裕】

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まとめ

エンジニアからコンサルタントへの転職は、技術的知見を生かしながら顧客の課題解決に貢献したいと考える方にとって魅力的なキャリアパスです。ITコンサルタント以外にも、ERPやSAP、CRM、SCMなど、専門性に応じたさまざまな領域が存在します。

エンジニアからコンサルタントへの転職を成功させるためには、上流工程経験や資格取得で専門性を高め、エンジニア経験をコンサルティングスキルへと変換することが大切です。それに加え、明確なキャリアプランを描いて転職エージェントを活用することも良いでしょう。

フォルトナでは、コンサル転職に特化したエージェントが在籍しており、人生の幸福を実現する中長期的なサポートを提供しています。エンジニアからコンサルタントへの転職をお考えの方は、ぜひ一度フォルトナにご相談ください。

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