第一段はPwCあらた有限責任監査法人で実施
PwC Japanグループは、人材開発の効果を高めるために今後VRを本格的に導入していくことを発表。
第一弾として、今月PwCあらた有限責任監査法人内でパイロット運用を実施。
監査人の不正会計が起こる現場に対しての理解を深めるVRコンテンツを使った研修を行ったとのことです。
新型コロナウイルスの感染拡大により、職員の大半がリモートワークに移行する中、OJTによる人材開発が難しくなっているという背景がありました。
2020年6月にPwC USでVRを使った研修効果が高いという、下記のような調査結果が得られたことを参照し、VRを本格的に導入する方針としたようです。
・研修後に学んだことに基づいて行動する自信が275%増加
・講義形式の研修と比べて4倍速い
・e-learningと比べて4倍集中
・講義形式の研修と比べ、コンテンツへの感情的な結びつきが3.75倍
PwCあらた有限責任監査法人では当該VRコンテンツのパイロット運用を踏まえ、2021年2月より対象の社員全員への研修を開始する予定とのこと。
PwC Japanグループでは、VRを活用した人材開発・育成の取り組みの第二弾、第三弾を企画中で、順次グループ内の対象の社員に展開していく予定とのことです。
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PwC Japan、人材開発にVRを本格導入