アリックスパートナーズ ×フォルトナ スペシャルインタビュー

-Alix Partners × Fortna Special Interview-

プロフェッショナルが集う「destination firm」だから成し得る、圧倒的な成長

[川本]
皆さまはそれぞれ、異なるバックグラウンドからアリックスにご入社されていますが、これまでの経験から現職で生かせているスキルについて教えてください。

[植地様]
私は銀行、戦略コンサルティングファーム、PEファンドを経験してきましたが、それぞれで培ってきた全てを統合したサービスをお客様に提供できていると思っています。
具体例として、入社して最初に担当した某メーカーの企業再生案件についてお話しします。この案件は、融資をする側である銀行からの依頼でスタートしたもので、結果的に半年ほどの短期間で黒字化を実現することができました。これは、元銀行員として銀行の事情を理解したうえで、ファンドでの数字感覚とスピード感覚を生かしながら、戦略コンサルタントの課題解決能力を駆使することで達成できた経験です。

[鈴木様]
私の場合は、商社での調整経験ですね。
アリックスは、ハンズオンでお客様の中に入り込んで一緒に実行していくからこそ、結果にコミットメントできているのだと思います。そこで重要になるのが、社内外でのさまざまな調整や営業です。私は商社時代にメーカーとお客様をつなぐ役割を担っていたため、そこで磨いた調整能力は非常に役立っています。

[沖園様]
私は事業会社出身だからこそ、お客様に寄り添った課題解決ができていると思います。
われわれは、お客様の危機的状況を打破するための支援を行うことを強みにしており、だからこそハンズオンにこだわっています。そのなかで、お客様を理解した支援ができるのは、私の強みだと思います。
一方で、私はコンサル未経験で入社しましたが、企業再生という難易度の高いプロジェクト経験を豊富にもつ先輩方にコンサルティングスキルを教えてもらえたことも、非常によかったと思います。

[岩崎]
皆さまそれぞれが、異なるバックグランドで習得された強みを生かしているのですね。まさに総合格闘技で支援に立ち向かう貴社らしさを感じます。
沖園様は、コンサルティングファーム等を経由せずに事業会社から直接アリックスに挑戦しようと思った理由を教えていただけますか?

[沖園様]
私はもともと将来経営に携わりたいという思いがあったのですが、アリックスと協業して、経営者としてのトレーニングをするには絶好の環境だと考えて入社しました。
想像していた通り、アリックスでは実際に現場に入り込み、経営者と一緒に意思決定し、課題解決をする経験ができています。

[岩崎]
コンサルタントのご経験がないなかでの入社は困難もあったのではないかと思います。入社直後にはどのようなフォロー体制がありましたか?

[沖園様]
おっしゃる通り苦労もあったのですが、ケアもしっかり受けることができたので乗り越えることができました。たとえば、マネージャーの非常に丁寧なフォローがありました。毎日30分程度のタッチポイントがあり、作業面の指示だけではなく、改善点や目線など総合的なアドバイスを細かくいただくことで、コンサルタントとして成長することができました。

[植地様]
プロジェクトは少人数でチームを組むことが多く、基本的に机を並べて仕事します。そのため、マネージャーの目が行き届き、相談しやすい環境になっているのです。
私も入社した当時、マネージャーが自分を尊重してくれたことが印象に残っています。上司と部下というよりは対等な目線で、私にアドバイスを求めてもらえるときもありました。

[川本]
私も、それがアリックスの大きな特徴だと思います。フォローの観点では、定期的に「川本さんが成長するにはわれわれとしてどのようなサポートが必要ですか」とManaging Directorが直接聞いてくださって、かつ実際に必要なサポートや成長の機会を実現してもらえるというのが印象的でした。
また、東京オフィス内のタッチポイントのみならずグローバルのタッチポイントを気軽にもつことができることも特徴で、たとえば私も女性コンサルタントとして、米国・アジア共同責任者のリサ・ドナヒューさんや他海外オフィスの女性コンサルタントと多くの接点をもっていました。

[鈴木様]
私は一番下のAssociateからManaging Directorまで経験していますが、ランクに関係なくチームとしてやるべきことを一緒にやるというスタンスが全員に根付いていると感じています。川本さんとも、毎日話しながらプロジェクトを進めましたね(笑)。

[岩崎]
丁寧にフォローする体制が構築されていても、実際に「難局」に直面した企業をご支援していくことは容易ではないと思います。そういったなかでも、入社して間もない方に仕事を任せられるようになる、育成の秘訣を教えていただけますか?

[鈴木様]
任せることはしますが、1人で送り出すことはしません。チームとしてDirectorがクオリティコントロールやリスクマネジメントを行う体制を敷いています。

[植地様]
大前提として、放置することはありません。私も先ほど鈴木が紹介した医療機器メーカーの暫定経営陣の案件を横でみていましたが、常に3人で行動し、困りごとが出たら逐次共有して解決するというふうに取り組んでいました。それを繰り返しやっていくうちに、1人でできるようになるのです。最終的に鈴木もその案件で西日本全体を束ねるまでに成長しました。

[岩崎]
真の「One-Firm Firm」の実現に向け、グローバルで統一された高品質なコンサルティングを提供するために、貴社として特に工夫されていることはありますか?

[鈴木様]
まず、入社前の面接では、グローバルで定めたアリックスの考え方にフィットするかという観点で、性格や思考、仕事への取り組み方など非常に時間をかけてアセスメントをしています。
また、入社後についても、価値観を共有するためのビデオが100本以上あり、考え方の浸透を図っているほか、評価もグローバルで統一しています。

[沖園様]
仕組みとしてオフィス(国)ごとのノルマがないため、お客様のために国を越えて協力しようという価値観があると思います。実際に、私が今まで経験したプロジェクトの半分くらいはグローバルメンバーと一緒に取り組んでいます。

[植地様]
2人が言うように、共通の価値観をもつメンバーがグローバルで協力するのが、アリックスの特徴だと思います。

[川本]
卒業後のキャリアパスはどのようなものがあるのでしょうか?

[植地様]
ファンドに行く方、経営者になる方が多いです。われわれのコンサルティングは、会社に入り込み、課題を特定し、現場を巻き込みながら短期間で実行するという経営者と同じような動きをするため、適合しやすいのだと思います。

[鈴木様]
特に最近は、ファンドのポートフォリオ会社のCXOになるパターンが増えています。先ほど申し上げたようにファンドとのお付き合いが多いので、卒業するタイミングで声がかかるようです。

[植地様]
逆に他ファームに転職する方は少数ですね。われわれは自分たちを「destination firm」と呼んでいますが、私のようにコンサルキャリアの集大成として弊社に行き着く者が多いからです。鈴木のように短期間でプロモーションしていける環境がありますし、何よりアリックスはアジア圏での浸透はこれからです。個人としても、企業としても成長できる余地があるので、ぜひ挑戦いただきたいと思っています。

「日本への貢献意識」「やり抜く力」プロフェッショナルファームが求める人物像

[川本]
そんな貴社では、どのような方を求めているのでしょうか?

[植地様]
今まで培ってきた経験を生かしながら仲間と協力し、大企業の業績改善ひいては日本経済への貢献をしたいという方に参画いただきたいです。できないことは仲間の力を借りればよいので、まずはその思いが非常に大切だと思います。

[鈴木様]
やり抜く力を重要視しています。非常に困難な状況でコンサルティングをするため、それを最後までやりきれるかどうかは重要です。
あとは、柔軟性とコミュニケーション能力が高い方は、活躍できると思います。

[沖園様]
自身のミッションを責任もって遂行することが求められるため、任された仕事をやり抜くことにこだわりをもてる方が向いていると思います。

[川本]
グローバルなプロジェクトに携わる機会も多いというお話がありましたが、英語力やグローバル経験という点ではいかがでしょうか?

[植地様]
英語力があるとより活躍の機会は増えると思います。特にランクが上がるほど、英語力はあったほうがよいです。
一方で、仮に今英語ができなくても、弊社の英語支援は相当に手厚く、場合によっては入社前からプログラムに参加いただくこともできるため、その点は心配されなくて結構です。

[岩崎]
最後に候補者の方へメッセージをお願いいたします。

[植地様]
日本において大きな影響をもつ企業をより強くしながら、自身も成長できるチャンスがあります。いままでの価値ある経験を統合して昇華させたい方を全面的にバックアップする環境を整えて、お待ちしています。

[鈴木様]
戦略を描くだけでなく、実際に実行して成果を出すことにまでフォーカスしたい方には、最適な環境だと思います。そのような思いをもつ方はぜひご応募ください。

[沖園様]
非常に難易度の高いチャレンジングな仕事ですが、それを楽しめる方は向いていると思います。一方で、雰囲気は和気あいあいとしているので、安心してジョインしてください。

編集後記

[岩崎]
皆さまは、休日はどのように過ごされていますか?

[植地様]
子どもたちと散歩したり、勉強をみたり、自転車に乗ったり、テニスしたりと、仕事を離れてリラックスすることを心掛け、家族と過ごす時間を大切にしています。

[鈴木様]
私はスキーが趣味で、今年ようやくインストラクターのライセンスが取れました。自分の子どもたちがスキーを通じて成長していく過程をみて、より多くの人に同じ経験をしてほしいという思いでライセンスを取得しました。

[沖園様]
私も子どもが小さいので、休日は家族メインです。ただ、夏になるとダイビングをしに行きます。伊豆半島の先端でハンマーヘッドシャークというサメをみるのがお気に入りです。

[岩崎]
かなりお忙しいイメージがありますが、休日もアクティブですね。プライベート・ご家庭も大切にされることで、仕事にも好循環が生まれていくのですね。

[川本]
プロジェクトの合間にまとまった休みをとることもできますし、仕事もプライベートも全力で楽しむ方が多い印象です。
珍しい趣味を究めている方も多いので、仕事合間の雑談で面白いお話が聞けて、楽しかったですね。

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