ベイカレント・コンサルティングに転職するには?求められる人物像や年収、キャリアパスを解説!

本コラムでは、ベイカレント・コンサルティングにご関心をお持ちの方に向けて、同社がどのような企業なのか、どのような人材を求めているのかについて解説します。

ベイカレントで特徴的なワンプール制や、高水準な年収条件、充実した研修制度・福利厚生などの概要もお伝えします。

また、入社後にどのようなキャリアパスを歩むことができるのか、キャリアをサポートするシステムについても見ていきます。

特にコンサル未経験からベイカレント・コンサルティングへの転職を検討中の方にとって、同社の概要を理解するのに有益な内容となっています。ぜひ参考にしてください。

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ベイカレント・コンサルティングとは?

ベイカレント・コンサルティングは日本で誕生したコンサルティング会社です。

企業が抱える課題の解決に取り組み、クライアントの発展に貢献することを企業使命としています。

設立時は主にITアウトソーシングやITシステム構築を扱っていましたが、現在では分野を問わず様々な企業の経営戦略策定や業務改善などに携わる企業に成長しました。

2016年にはマザーズへの上場、2018年には東証一部上場を果たしています。

 

戦略~デジタルまで幅広い案件

ベイカレント・コンサルティングでは、主に「戦略」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーション」の4つの分野の案件を取り扱っています。

戦略

代表的サービス
・全社戦略/事業戦略
・海外進出・マーケティング戦略
・M&A/JV構築/アライアンス・グローバル・リソース活用(拠点、人材、ソーシング、アセット)
・営業戦略
・ターンアラウンド
・グローバル・ガバナンスの設計
・ビジネス・デューデリジェンス
・イノベーション/新規事業立上げ
・インバウンド需要の取込みに向けた変革

デジタル

代表的サービス
・DXによる将来像構想
・AI・IoT実装
・デジタル部門立上げ
・DX戦略/ロードマップ策定
・ブロックチェーン活用
・デジタル人材育成
・ビジネスモデルDX
・Fintech/Insurtech
・デザイン思考・アジャイル
・オペレーションDX
・デジタルマーケティング
・リーンスタートアップ

テクノロジー

代表的サービス
・IT戦略
・IT組織の体質改善
・ITアーキテクチャー
・ITガバナンス
・IT人材育成
・システム設計・開発
・ITコスト削減
・PMO
・IT資産評価

オペレーション

代表的サービス
・調達コスト削減
・CRM
・企業ガバナンスの設計
・業務効率化
・リスクマネジメント
・オペレーション改革/標準化
・SCM
・バリューチェーン改革
・経営幹部/人材育成

戦略系の案件には、企業全体や特定事業の戦略や海外進出、人材活用、新規事業の立ち上げなどが含まれます。ガバナンスの設計なども扱い、企業経営の改善といった目に見える成果だけでなく、信頼度向上などの目に見えない成果獲得にも尽力する点が特徴です。

IT分野から始まった強みを活かし、AIやIoTの実装などのデジタル分野やITシステム導入などのテクノロジー分野のサポートも行っています。

また戦略とITを組み合わせたオペレーション改革も、ベイカレント・コンサルティングが強みとする分野です。

 

ワンプール制が特徴的な組織構成

ベイカレント・コンサルティングでは、新入社員として入社した場合は、アナリストからスタートします。

その後コンサルタント、シニアコンサルタント、マネージャー/エキスパート、シニアマネージャー/シニアエキスパート、アソシエイトパートナー、パートナー、エグゼクティブパートナーと職位が上がっていく形になります。

職位に関係なく同じ部門に所属する「ワンプール制」が導入されていることも、ベイカレント・コンサルティングの特徴です。

多くのファームではインダストリーやサービスによって部門が構成され、その部門の中でPJをこなしキャリアを形成することが一般的ですが、同社ではワンプールである為、会社にある全てのPJから最も自身の志向にあったPJを選択しキャリアを形成していくこととなります。

その為、将来的に、コンサルタントとして成功したい、事業会社のCxOになりたい、起業したいといった方々が、得るべき必要な経験を、全てベイカレントという1つの会社で経験することが可能となります。

必ず知っておきたい!コンサルファームの組織の特徴

 

ベイカレント・コンサルティングの中途採用ポジション

ベイカレント・コンサルティングでは、中途採用も積極的に実施しています。

特にシニアコンサルタント、マネージャー、シニアマネージャーの職位に関しては積極的に通年募集しています。

それぞれの職位の中途採用の応募条件や待遇、業務内容について見ていきましょう。

 

アナリスト

アナリストはコンサルタント未経験者や第二新卒が対象となります。

アナリストとして入社後は研修やプロジェクトを経験し、幅広いコンサルティングスキルを修得することができます。

応募資格は四大卒以上で社会人経験があることとなっていますが、同社のクライアントが大手企業ばかりであることから、大手企業での就業経験が望ましいでしょう。

就業時間は9時~18時ですが、プロジェクトによっては時間が変更になることもあります。

なお、月給は35万7,200円からです。月給には基本給(26万4,714円~)と固定残業手当(45時間、9万2,486円~)があらかじめ含まれています。

 

コンサルタント、シニアコンサルタント

コンサルタントとシニアコンサルタントは、コンサル未経験者でも応募が可能です。

応募資格は四大卒以上で社会人経験があることとなっていますが、実質的にはコンサル経験やSIerでの実務経験(IT経験)が必要です。

入社後はすぐにクライアントへのソリューション提供や案件のプロジェクトリードなどを行うため、コンサルタントとしての素養はあるほうが好ましいでしょう。

専門業務型裁量労働制が採用されており、となっています。みなし労働時間は1日に9時間で、1時間の時間外労働が含まれます。

月給は月給は42万8,600円からです。内訳は基本給(31万7,627円~)と固定残業手当(11万973円~)となっています。固定残業手当には、時間外手当だけでなく休日手当や深夜手当が含まれています。

 

マネージャー、シニアマネージャー

基本的には、コンサルタントの経験がある方のみ、マネージャーとシニアマネージャーに応募することができます。

入社後はプロジェクトに参加するだけでなく、組織のマネジメントにも携わるため、営業支援や人材育成などの経験があるとより良いでしょう。

応募資格は四大卒以上であることに加え、コンサルティングの経験と大規模プロジェクトのマネジメント経験が求められます。

コンサルティングの経験は、戦略・業務・ITのいずれかが必要です。

就業時間は裁量労働制です。みなし労働時間は1日に9時間で、1時間の時間外労働が含まれます。

月給は71万4,300円からです。内訳は基本給(52万9,354円~)と固定残業手当(18万4,946円~)で、固定残業手当には時間外手当や休日手当、深夜手当が含まれています。

 

ベイカレント・コンサルティングで求められる3つの人物像

どの企業においてもいえることですが、ベイカレント・コンサルティングでもやる気のある人材を求めています。

誠実に仕事に取り組み、企業発展に尽力できることも、転職する際に必要不可欠な条件といえるでしょう。

これらの基本的な要素に加え、ベイカレント・コンサルティングでは次の3つの条件を満たす人材を募集しています。

 

1.仕事をやり遂げる力

ベイカレント・コンサルティングにおいては、仕事を最後まで責任を持ってやり遂げる力が重視されています。

ただし、それは無限に働かせることを意味するわけではなく、同社では月に残業時間が45時間を超えないように管理されています。

また、同社には専門の営業部隊が存在することから、コンサルタントはコンサルティングのデリバリーに専念することができ、生産性高く働くことが可能です。

健康経営にも注力しており、働きやすい環境が整えられていると言えるでしょう。

コンサルでワークライフバランスは取れるか。アクセンチュア,BIG4(デロイト,PwC,EY,KPMG),ベイカレント,アビームの取り組みも解説!

 

2.ITに関わる業務知見

デジタル技術を活用したコンサルティングに注力するベイカレント・コンサルティングでは、基幹システムやクラウド推進に関する業務経験・ITに関する業務知見を持つ人を求めています。

特にSIerで基幹系のプロジェクトに携わっていた方や、他ファームでIT戦略~実行支援を行っていた方は特にフィット感が高いです。

 

3.学び続ける向上心

後述の通り、ベイカレント・コンサルティングでは社員向けの研修が充実しており、学び続ける向上心のある人が求められています。

学びに対する意欲があれば、研修やほかの職位のスタッフたちとの触れ合いを通して自分を磨くことができます。

そして、コンサルティングの実力もさらに向上させることができるでしょう。

 

ベイカレント・コンサルティングの就労環境

転職活動を始める前に、ベイカレント・コンサルティングの就労環境について知っておくことも大切です。

就労環境を理解することで、入社前のイメージと入社後のギャップを減らすことが可能です。

ベイカレント・コンサルティングの企業文化と平均年収、また、福利厚生や研修制度、入社後のキャリアパスについて見ていきましょう。

 

挑戦できる企業文化

ベイカレント・コンサルティングの社風は、開放的かつ挑戦する気持ちを重視する点にあるといえます。

前述の通りワンプール制なので、今まで関わったことがない仕事にも挑戦しやすいと言えます。

また、職位を超えて様々なスタッフと関わることができるため、実戦的な知識やスキルを幅広く獲得することが可能です。

ベイカレント・コンサルティングでは、戦略系の案件やグローバル案件に関わるための選抜メンバーに向けた研修も実施しています。

個々人のやる気に応じて仕事の幅を広げられる環境といえるでしょう。

 

業界内でも高水準な年収

ベイカレント・コンサルティングの有価証券報告書(第6期分、2019年3月1日~2020年2月29日)によると、従業員の平均年齢は32.6歳、年収は1,031万円となっています。

報酬に関して、一般的に高水準と言われている業界ですが、ベイカレントも同水準もしくはそれ以上の水準を設けています。

・ワンプール制を設け無駄な政治要素を排除すること
・コンサルタントに営業させるのではなく営業専属の部隊を持つなど、他ファームにはない効率的な組織体制を構築していること
・外資系ファームのように本国にロイヤリティを払う必要がなく、その分を社員に還元出来ること
・創業以来継続的に成長し続けていること

このような要素が、高水準を実現させていると言えます。

 

充実した福利厚生

ベイカレント・コンサルティングでは、保養施設やスポーツジムの優待制度、健康診断、社外研修費用の補助制度など様々な福利厚生を実施しています。

そのほかにも福利厚生の一環として社員持株会があり、成長する企業の恩恵を受けられる仕組みも用意されています。

 

成長を促す豊富な研修制度

ベイカレント・コンサルティングでは職位別研修や選抜プログラム研修、業界別研修、テーマ別研修などの多彩な研修制度を提供しています。

例えば共通スキル研修ではシンキング、ライティング、リサーチ、分析、英語など、コンサルタントとして不可欠なスキルを学ぶことが可能です。

また、業界別研修では、金融やメディア、通信、製造、官公庁などのクライアントの業界に応じた実戦的なコンサルティングの技術を学ぶことが可能です。

テーマ別研修では、戦略、業務、IT、デジタル、プロジェクトマネジメントなどの分野ごとのスキルや知識を習得できます。

 

非常に重視されているキャリア支援

ベイカレント・コンサルティングでは、アナリストから始まりコンサルタント、シニアコンサルタントとステップアップしていくことができます。

また、マネージャー以上の職位のスタッフがメンターとなるだけでなく、キャリア形成については「HRM(Human Resouce Management)」という専門の部署が担当することとなります。

ベイカレントではコンサル業界で会社を成長させていくことにおいて、人=コンサルタントが非常に重要な要素と考えています。

その為、人=コンサルタントをサポートするHRMは非常に重要な部門であり、所属する人員には「コンサルタントとして第一線で活躍した経験」と「キャリアサポートを選任で行うこと」を求められています。

このような背景もあり、キメ細かく、内容の濃いサポートを提供することが可能となっているのです。

 

ベイカレント・コンサルティングへの転職を目指すならフォルトナへ

ベイカレント・コンサルティングへの転職を成功させるためには、転職希望者が自分自身の適性を把握することが大切です。

社風に合うのか、また、ベイカレント・コンサルティングが求める人物像に近いのかを吟味し、転職活動を進めていきましょう。

同社への適性などに迷われる方は、ぜひ一度弊社のエグゼグティブコンサルタントへご相談ください。

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