元コンサル・公務員・クリエイター…異能が集う、自由なカルチャー
[門田]
組織体制について教えてください。
[杉本様]
われわれはワンプール制を敷いており、組織間の壁がなく、人間関係がフラットという特徴があります。利他的なチームワークを大事にする人、コミュニケーション能力に長けた人が多いことも特徴です。異能ネットワークという特徴もあり、電通グループ内外で多様な専門人材を抱えているため、あえてさまざまな場所で働いてきた人たちも含めた組織作りを行っています。
[門田]
どのようなバックグラウンドの方が多いのでしょうか?
[杉本様]
2024年現在のおおよそのイメージとしては、多い順にコンサル出身者、事業会社出身、電通からの出向者、によって構成されています。年齢別では20代が半数近くで、30代と40代が半々、50代が数名という状況です。女性比率は3割ほどで管理職も増えてきています。
[小池様]
バックグラウンドは多様で、コンサルティングファーム・公務員・起業家・クリエイター出身などさまざまな仲間と働いています。
[門田]
カルチャーや社員の雰囲気に関してはいかがでしょうか?
[小池様]
入社して最初に驚いたのは、社員同士の仲が良いことでした。コンサル業界は社内競争が激しく、プロモーション機会が限られているケースが多いことから、仲間であるにもかかわらず戦い合うことや仕事を取り合うことが少なくありません。しかし、電通コンサルティングでは、社会のため、クライアントのために、役職や組織の垣根を越えて助け合いながら働いています。
[福留様]
他社の場合「昇進を目指す上で、組織内でのポジショニングも意識しないといけない」といったケースもあるようですが、電通コンサルティングにはそういう雰囲気がまったくありません。「若手が成長すると自分も楽になるから成長させたい」という先輩方の気持ちが伝わってきますし、純粋に成長させてもらえる環境だと感じています。
[門田]
お3方を見ていても、フラットな雰囲気が伝わってきます。
入社後のキャッチアップ、育成体制についてはいかがですか?
[小池様]
成長に必要なスキルセットが役職ごとに定義されており、スキルセットごとの研修を受けることができます。また、成長をサポートするための施策として、自ら指名した上位職位者との毎月の面談(キャリアコーチ1on1)や比較的役職が近いメンバーに気軽に相談できる場(ジュニアメンター3on1)といった制度が存在します。
電通コンサルティングとしても電通グループとしても、知見・データ・ノウハウが蓄積されており、そのナレッジにアクセスし見分を広めることができます。
電通グループで、コンサル市場のユニークポジションを創る
[門田]
中途採用者として求めているのは、どのような方でしょうか?
[杉本様]
人材要件としては、右脳×左脳の両利き思考をもっている、あるいは両利き思考を志している人が前提になっています。クリエイティブだけをやりたい人、戦略だけをやりたい人は向いていません。今は両方をもっていなくても、いずれ手に入れたいと考えている人、両方使い分けられる人にジョインしていただいています。
選考に関しては、対人能力やチームワーク力を重視しています。「社会のため、企業のために何かしたい」と思える人たちによる組織作りを心掛けており、利己的であるより、利他的であるほうが評価も高くなります。また、ポジティブに何事にもチャレンジする人を採用しています。事業会社出身者が多いことも特徴です。
[門田]
小池さん、福留さんから見て「こういう人が合っている」と思うことはありますか?
[小池様]
「出る杭は打たれる」ことが無く、上下関係なく積極的に挑戦できる環境なので、自分の考えや意思を示せる人が合っていると思います。その中でも、チームとしてのアウトプットを最大化する際には、利他的な思考をもつ方が活躍しています。
[福留様]
コンサル出身・事業会社出身・公務員出身など多様な人材がいるので、多様性を受け入れる度量のある人が合っていると思います。私は現在、地域共創を担当していますが、元々ナレッジはまったくありませんでした。しかし、チーム内に行政や銀行出身の方がいて、その方々の経験に助けられた部分がかなりありました。みんなで協力し合い、1つのものを作るスタンスを取れる人が合っていると思います。
[門田]
電通コンサルティングにチャレンジしようと考えている方に向けて、メッセージをいただけますか?
[杉本様]
特にコンサル出身の方に対して言いたいのは、われわれの組織に参画することで、電通グループという巨大なリソースとネットワークを使いながら、事業価値の創出という実務に近いコンサルティング経験を手に入れられるということです。新規事業を生み出してきた人や事業開発や事業価値創造に興味がある人、将来的にビジネスプロフェッショナルを目指している人にとっては、魅力的なフィールドだと思います。
電通コンサルティングは、コンサル業界の中では後発ですが、日本の広告・マーケティング業界の圧倒的な存在である電通グループのクリエイティブ資産を自由に活用できます。蓄積された膨大なナレッジをシャワーのように浴びながら右脳を尖らせられることは、大きなアドバンテージです。右脳×左脳の両利き型のコンサルタントは、マーケットの中でも貴重なポジションにあります。大手ファームではなかなかできない、右脳×左脳の経験値を積むことができます。コモディティ化するコンサルティングマーケットにおいて、一緒にユニークポジションを作っていくという意味でも、おおいに活躍できる環境です。
[福留様]
コンサルタントのキャリアは、だいたい同じような内容になってしまうと思っている方は多いと思います。そんな方に対して「電通コンサルティングに入れば、おもしろいことができるよ」とアピールしたいです。
[小池様]
事業領域はもちろん、キャリア形成の面でも魅力的な会社です。私自身も様々なプロジェクトの中で、私の特性や希望に合わせて事業構想・戦略領域に特化したキャリアを積んでいます。事業アイデア創出からビジネスモデル設計までを包括的に担当し、幅広い領域に精通した多角的な視点を取得できており、こうした多くの成長機会がある点は電通コンサルティングの特長だと感じています。
編集後記
[門田]
趣味・マイブームがあれば、教えてください。
[小池様]
私は地方の案件も担当しているので全国各地に出張する機会が多く、チームメンバーやクライアントとご当地の料理を食べることが楽しみです。
[福留様]
私もハワイから日本に戻ってきて、食のレベルが上がったこともあり、食べ歩きをしています。特に最近は個人営業の飲食店発掘にハマっています。
[杉本様]
私は旅が好きで、食べ歩きも好きです。あとは、体を動かしたり、ジムに行ったりしています。