転職活動のきっかけ
新卒で現職に入った時点で、既に転職に対してはOpenに考えていようと思っていたのですが、現職の仕事が魅力的で現在まで続けるに至りました。
きっかけは10年以上続けてきた営業部署から新規事業開発部門への自身の異動、と35歳という年齢的な節目です。所属先の新規事業開発の業務では経営戦略的な視座からこれまで以上に経営に近い立場で業務をすることが増え、営業とは異なる新たなビジネススキル獲得の必要性を強く感じることとなります。
新規事業という自社の変革を目指せば目指すほど、逆説的ですが自社の外にある他社での経験が必要であると感じるようになっていきました。
更に自身も35歳を目前に控え、年齢的にも業種を変更するにはこれ以上待つのは望ましくないと考え、「出るなら今しかない」と思い、転職を本格的に考えるようになります。
上述の通り、高度なビジネススキルが獲得できる、多数のクライアントの課題解決を目指すことで広く深い業界視座を持つことができる、という観点でコンサルティング業界を志望業界とし、転職活動を始めていくこととなります。
エージェントとして中川を選んだ理由
信頼できる人柄により、中川さんを選びました。実は、そもそも中川さんは自身現職時代からの旧知で当時は取引先という間柄でした。現職時代より、中川さんの信頼できる人柄を知っていたことと、中川さん自身が転職をされていたことを知っていた為に、この度自身の転職の相談を中川さん本人に個人的にしましたところ、中川さんが「フォルトナ」でエージェントをしていることを知った、というのが率直な経緯になります。
上記の経緯で転職を検討していたものの、当初、1年以上悩みました。最終的に活動に踏み切れたのは中川さんのお陰です。
転職の決意を固めていない段階からの相談にもかかわらず、中川さんには辛抱強く相談に乗っていただきました。
中川さん自身も当方と同業界からの転職を経験されていたこともあり、中川さんの助言は解像度と説得力が高く、ご自身の意見はおっしゃりながらも、無理に転職を勧めることはしませんでした。
「最終的にはH.U様が納得いくまでやりきること、それ自体が大切」という中川さんの言葉に、仮に転職先が見つからなくてもこの方と一緒にできるのであれば悔いはないと感じ、悩みに悩みぬいた末、中川さんと転職活動を進めていくこととなりました。
実際の転職活動について
最終的に転職活動をする、と決断してからは2024年1月から面談を開始。
1月には自身の志望をヒアリングいただきながら求人情報を紹介いただきつつ、志望業界、応募先を決定していきました。同時に応募書類の添削を頂きました。2月上旬より各社へ書類応募を行いながら随時、入社試験を受けていくこととなり、2月下旬～4月下旬で面接を行いました。
面接は主にビヘイビアと呼ばれる、自身のこれまでのキャリアや志望動機、今後のキャリアプランなどを問われるものと、ケース面接と呼ばれるビジネスの自頭/思考力を問われるもの2種類がありましたが、いずれの場合も自身一人では客観的に評価することが難しく、中川さんに相当な数を練習（というよりは中川さんとの対話を通じて、どのように伝えると伝わりやすいか？自身の真意はどこになるのか？というような気づきを得るための会）にお付き合いいただきました。
それでも面接が始まった初回は力みすぎてしまい、全くうまくいかず、面接時間を早めに切り上げ終了、という酷な場面もありました。
毎度、面接を終える度に「どこがダメだったのか？（逆に評価されたのか）」と自問自答を続けるわけなのですが、回数を重ねるごとに面接それ自体に対しての「慣れ」と、一周回って「考えすぎてもどうにもならない」というある種の開き直りが発生し、「せっかく相手も時間を割いてくれている時間、だれよりも楽しんでやろう、楽しませてやろう」というメンタルに移行していきました。
特に戦略系コンサルの面接は応えのない問が多く、頭が固まるとその時点でフリーズしてしまうことがよくあります。そんな中、とりあえず「楽しんでしゃべる」という姿勢はそうした思考の閊えをなくすという意味でもプラスに働いたようで、このメンタルが切り替わってからは面接で回答に詰まることは比較的なくなっていき、結果もよくなっていったように思います。今思えば、楽しそうに話をしていたことが好印象だったのかもしれません。
これから転職活動をされる方へのメッセージ
「自分が納得する選択をすること」が大切だと思っています。転職が正解とは思いませんし、これからも転職が正解だったのか？という迷いは間違いなく生じると思います。
但し、誰にとっての正解なのか？と考えた際に、自分にその答えを問い続ければ「転職に踏み切った」という決断/プロセスに対しては、紛れもなく正解だったというように思います。
自身、現職に残ることと、転職することをイーブンで比較し、良いほうの選択をしよう、と考えていましたが、どうしても現職に残る方にメリットを感じてしまい、イーブンで比較をする事の困難性を感じました。その中で、最後の決断としては、転職に踏み切った人生VS踏み切らなかった人生を比べた時、どちらが後悔が少ないか？で考え、転職するに至ったのですが、逆に転職をしなかったとしても今まで以上に決意をもって現職の仕事に臨めるようになっていたと思います。
転職活動を通じて、皆様のキャリアが幸多きものとなることを祈念致します。
中川に伝えたい本音トーク
粘り強くご支援いただきありがとうございました。
実は精神的にも落ち込みそうになることも多かったのですが中川さんのご支援により、何とか走り切ることができました。引き続き宜しくお願い致します。
