起業の全体像を抑える
企業の成長戦略が10時間でわかる本~MBA式起業からIPO(株式上場)まで~
- 得られる知識:
- 起業からIPOまでの最短の道筋
ベンチャー・中小企業の起業の仕方から成長のさせ方、VCからの資金調達のポイント - 活用方法:
- 起業に関して、網羅的×シンプルにまとまっており、初めに読む1冊としてもお勧め。
準備に向けてのTODOチェックリストとしても活用できる。
さらに深く学びたい項目については、本書に掲載されている推薦図書を、必要に応じて読み深めると良いだろう。 - 目次:
- 1時間目:起業のススメ
2時間目:ビジネスチャンス、スモールスタート
3時間目:ビジネスモデル・マーケティング戦略
4時間目:これだけはマスターしたい経営戦略と成長戦略
5時間目:これだけは知っておきたい会計知識と活用法
6時間目:ベンチャー企業のお金の集め方
7時間目:資金調達を可能にする事業計画と資本政策
8時間目:組織行動と事業管理
9時間目:内部統制の構築とIPOのスケジュール
10時間目:IPO前後の資金調達とM&Aによるエグジット - 著者:
- 木嶋豊(20社以上を上場させたベンチャーキャピタリスト、大学教授、資金調達支援会社/経営者)
- 発売日:
- 2017/1/27
ヒトとカネの問題について抑える
起業家はどこで選択を誤るのか~スタートアップが必ず陥る9つのジレンマ~
- 得られる知識:
- あらゆる起業家を悩ませる「人の問題」「お金の問題」「権力の問題」の核心。
- 1人で起業するか、チームで起業するかを判断するポイント
- 早い起業と遅い起業のメリットとデメリット
- 誰と起業するかをどう決めるのか、相手によって考慮すべきことは何か
- 肩書きはどうやって決めればよいか
- エクイティや給与はどう決めたらよいか
└ファウンダー以外のメンバーへのストックオプションをどう配分するのかは、事業の将来を大きく左右する。例えば第一ラウンドで1億円の資本を獲得しても、40%も株式を握られれば第二ラウンドの増資が厳しくなる。 - いつ誰をどんな役割で雇えばよいか
- 投資家とはどう付き合っていけばよいか
- 活用方法:
- 海外の事例だが、起業するビジネスモデルが決まった後に、読んでおくと良い。
本書が扱う、「人の問題」「お金の問題」「権力の問題」は、起業まもなく決断を迫られるにも関わらず、一度決断してしまったら、その後、軌道修正することがほとんど困難なものばかりなので、起業前にある程度、自身の中で整理しておくと良いだろう。 - 目次:
- 第一部 創業前夜
第1章:イントロダクション
第2章:キャリアのジレンマ
第二部 創業チームのジレンマ
第3章:ソロかチームかのジレンマ
第4章:人間関係のジレンマ
第5章:役割のジレンマ
第6章:報酬のジレンマ
第7章:3Rシステム
第三部 創業チームを超えて
第8章:雇用のジレンマ
第9章:投資家のジレンマ
第10章:ファウンダーCEO交代のジレンマ
第四部 総論
第11章:富かコントロールかのジレンマ - 著者:
- ノーム・ワッサーマン(ハーバード・ビジネススクール教授)
- 発売日:
- 2014/1/24