
PwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサルティング)は、戦略の策定から実行まで総合的なコンサルティングサービスを提供しています。グローバルに広がるPwCのネットワークと連携しながら、クライアントが直面する複雑で困難な経営課題の解決に取り組み、国内はもとよりグローバル市場での競争力強化を支援しています。
重工業・エンジニアリングチームはIMA-IMECに属するチームです。社会インフラを支える重工業界の企業の共創パートナーとして、ESG対応などを通じた持続的成長の支援を行っています。
今回は、重工業・エンジニアリングチームを率いる執行役員 パートナーの渋澤 将之様と、
重工業・エンジニアリングチームの大薗 隆幸 様、橋本 歩美様 に登場いただきました。
インタビュアーはフォルトナ中川と小野が務めます。

渋澤 将之様 プロフィール
パートナー。
大学卒業後、総合コンサルティングファームでキャリアをスタート。その後、複数のコンサルティングファームを経て2011年にPwCコンサルティングに入社。2018年から同社パートナーに昇格。製造業を中心に、DX企画・構想策定支援からシステム導入までグローバル案件含めて幅広く担当。中でも重工業や自動車業界において豊富な経験を積む。調達業務の改革、工場IoTなどの先進的なプロジェクトにも携わり、現在は重工業・エンジニアリングチームのリーダーとして、業界のリーディングカンパニーを目指す取り組みを推進している。

大薗 隆幸様 プロフィール
ディレクター。
大学卒業後、外資系総合コンサルティングファームに入社。その後、複数のコンサルティングファームにて、サプライチェーン領域の業務改革やシステム導入のプロジェクト等の経験を経て、2021年 にPwCコンサルティングに入社。現在は、主にデリバリーとアカウント活動を行い、事業競争力の向上につながる業務・システム構想の策定支援に従事。

橋本 歩美様 プロフィール
シニアアソシエイト。
新卒で大手重工メーカーに入社し、航空宇宙事業で生産技術と生産管理に従事。工場IoTプロジェクトや海外拠点の生産管理システムの選定・導入に携わる。そのような経験から、より多様なプロジェクトに関わりたいと考え、2023年にPwCコンサルティングに入社。現在は、製造業のクライアントに対する業務・システム改革支援などのプロジェクトに従事。
重工業領域の戦略〜業務改革〜実行までを担うプロフェッショナルチーム
[中川]
まずはご経歴についてお聞かせください。

[渋澤様]
新卒で総合コンサルティングファームに入社し、複数のコンサルティングファームを経て、2011年にPwCコンサルティングに入社しました。
コンサルティングの領域としては、製造業を中心に基幹システム(ERP)導入支援やグローバル案件を複数担当していくなかで、特に自動車業界を担当することが増えていきました。ERP導入だけでなく、調達業務の改革や工場IoTなどのプロジェクトにも携わったことで、現在の重工業界を担当するに至っています。
[大薗様]
新卒で外資系総合コンサルティングファームに入社しました。そこから複数のコンサルティングファームにて、サプライチェーンマネジメント(SCM)領域の業務改革やシステム導入など、所謂ソリューションコンサルティングを多数経験し、PwCコンサルティングに入社しました。
PwCコンサルティングを選んだのは、業界や企業の価値向上にさらにコミットするためにインダストリーコンサルタントを志向したこと、ファームとしての総合力があること、規模感や雰囲気が自分に合っていたことが理由です。
入社してからは、主にデリバリーとアカウントを担当しています。デリバリーについては、リアルタイム経営の実現を目指して、日常の損益状況を見える化するための業務やシステム導入の支援をしたり、世界標準に適合するための業務改革の支援を行ったりしています。アカウント活動については、複数のクライアントを担当しています。クライアントの思いや目標を伺い、それに対して何ができるかを議論しながらサポートしています。PwCコンサルティングに入社してから、自分が目指していたさまざまな活動ができているという実感をもっています。
[橋本様]
新卒で大手重工メーカーに入社し、6年間航空宇宙事業で生産技術や生産管理を担当してきました。特に後半の3年間は、工場IoTプロジェクトや海外拠点の立ち上げ時の生産管理システムの選定・導入を担当し、現場のヒアリングからシステム導入までを一貫して手掛けるなど、充実した経験を積むことができました。
このようなプロジェクトをより多く経験するために、コンサルティング業界への転職を考え始め、その中でも自分の強みである重工業チームがあり、私が経験してきた航空機ビジネスを実例としてサポートしているPwCコンサルティングに入社しました。
転職してまだ1年ですが、新しい中期経営計画の策定支援やシステム導入による業務改革など、幅広いプロジェクトに参加しています。これまでの経験を生かしながら新しいことにも挑戦できる環境が整っており、PwCコンサルティングへの転職は非常に良い選択だったと感じています。
[中川]
IMEC重工業・エンジニアリングチームについて組織の概要を教えてください。
[渋澤様]
まず、私たち重工業・エンジニアリングチームは、大手重工業やプラント建設を手掛けるエンジニアリング会社を中心にサポートしています。アカウントの数は多くありませんが、各社コングロマリットで多岐にわたる事業を展開しており、それぞれが独立した会社のような存在です。したがって、対象となる企業は少ないとしても、関わる事業の幅は非常に広いと考えています。
現在、チームは30名弱で運営しています。メンバーの多くが橋本のように重工業出身者であり、重工業の知見を大切にしながらチームを組んでいます。
[中川]
具体的には、どのような案件に従事するのでしょうか?
[大薗様]
支援している領域は幅広く、戦略系の案件から業務改革、システム導入、そして最近ではESG関連の案件まで多岐にわたります。戦略系では中期経営計画の策定や新規事業開発、業務改革ではDXの人材育成や次世代役員のトレーニング、ITではセキュリティやデータアーキテクチャの構築なども行っており、非常に広範な領域をカバーしています。
[中川]
幅広い業務を行っているのですね。案件の割合はどのようになっていますか?
[大薗様]
戦略策定、業務改革、実行支援の3つの大きなカテゴリーで分けると、戦略が2割、業務改革が5割、実行支援が3割程度です。
[中川]
ソリューションごとの案件の傾向について教えてください。
[大薗様]
サプライチェーンの業務改革に基づく構想策定が一番多いです。また、デジタル化やAI、先進テクノロジーの導入も増えています。
PwCコンサルティングはこれらの領域でも強みをもっており、多くの専門家がいます。例えば、デジタル関連の専門家やAIの専門家など他の部門とも連携しながら、幅広いサービスを提供しています。
[中川]
他のチームや組織との連携についてもう少し詳しく教えてください。
PwCコンサルティングは重工業・エンジニアリングチームのように業界専門性をもつインダストリーチームと、戦略などの機能的な専門性をもつソリューションチームで構成されていると思います。それを踏まえて、例えば戦略策定の案件において、戦略領域を担当するStrategy&やX-Value & Strategyなど他のチームとどのように協力していますか?
[大薗様]
案件ベースと定例ミーティングという2つの方法で連携しています。案件ベースでは、クライアントとの対話から適切なアプローチを検討するなかで、必要に応じてソリューション側のチームと連携しています。定例ミーティングでは、お互いの進捗や新しい取り組みを共有し、常にマッチングの機会を模索しています。
[小野]
海外拠点との連携や関係性はいかがでしょうか?出張などで実地に行く事例や、今後の計画等があれば教えてください。
[渋澤様]
PwCのグローバルネットワークを活用して、ヨーロッパや北米の先進事例から情報を得たり、共同プロジェクトを組んだりしています。特に重工業では、日系企業と海外企業のPMI(M&A後の経営・業務・意識統合プロセス)プロジェクトや共同開発プロジェクトなどがあります。
今後も海外のクライアントやPwCの海外拠点と連携しながら活動する機会をもつ可能性は十分にあります。
「楽しく、挑戦的」なチームカルチャーと成長を支える育成環境
[中川]
重工業・エンジニアリングチームの雰囲気やカルチャーについても教えてください。
[渋澤様]
チームの雰囲気について私が言うのも何ですが(笑)、私たちのチームはお互いの顔が見える規模感で、中途採用の職員が多く、新卒入社の職員は数名です。そのため、コンサルティング業界については不慣れな点もありますが、互いに助け合って成長しているという特徴があります。
また、コロナ禍以降リモートでの活動が増え、コミュニケーションの場をより多く作る必要があると感じています。そのため、定期的な週次のオンラインミーティングを行い、集まれる人は対面でも実施しています。また、定例のミーティング以外にも、イベントなどで顔を合わせる機会を作るよう心掛けています。
重工業企業の出身者が多く、地方在住のメンバーがリモートで東京のクライアントを担当することも珍しくありません。そのため、リモートワークの活用が不可欠ですが、コロナ禍でリモートワークが一般化したことで、仕事がしやすくなった面もあります。
[中川]
大薗様、橋本様からもチームのカルチャーや雰囲気を感じられたエピソードがあれば教えてください。
[大薗様]
私たちのチームはこの3年間で急成長を遂げ、個々人やチーム全体で挑戦できる環境があります。全員が高い意欲と目標に向かって積極的に取り組んでおり、特にチームのミーティングや個別の1on1の場で、その前向きな雰囲気を強く感じます。
まさに私自身もこのインタビューを受けながら感じましたが、PwCコンサルティングのメンバーは気さくで距離感が近く、これがチームの良い雰囲気を作り出しているのだと思います。
[橋本様]
私も同じく、メンバーそれぞれが楽しんで仕事をしていると感じています。また、経験の少ないメンバーの意見やコメントに耳を傾け、実行に移すまで支援する文化があります。前職ではあまりなかったことでとても嬉しく思いますし、私自身のやる気にもつながっています。
[中川]
皆さま重工業・エンジニアリングチームが、急成長のなかで互いに支え合い、積極的にチャレンジする文化があることや、メンバー同士の距離感が近く、意見を尊重し合う雰囲気がチーム全体のやる気を引き出していることが伝わってきました!
このような魅力的なカルチャーや雰囲気を生み出すために、どのような取り組みをされていますか?また、その取り組みに対する思いをお聞かせください。
[渋澤様]
自然とそういう空気が醸し出されている部分もありますが、実際 にPwCで実施している職員向けエンゲージメント調査でも、IMECは非常に良い結果でした。重工業・エンジニアリングチームはIMECの中の一つですが、その一翼を担えていると思います。
私たちはできるだけメンバー個人の生活を大事にしようと考えており、それぞれの主義主張を汲みながら活動をしています。
一方で、このようにチャレンジできる環境を整えていますが、ただ闇雲に何でもやれば良いというわけではありません。メンバーのバックグラウンドや意向を配慮し、最適なタイミングでサポートしています。これが私たちの取り組みのポイントです。
[中川]
ありがとうございます。先ほど大薗様や橋本様からも、チャレンジングな環境や楽しみながら仕事をする雰囲気についてお話がありましたが、その点について、渋澤様からも詳しく教えていただけますか?
[渋澤様]
「仕事は楽しくないと続かない」これはとても大事なことです。生活を大事にすることも、結局のところ仕事に集中できる環境を整えるためには必要です。私も子供が3人いますので、家庭と仕事の両立を心掛けながら日々を送っています。どう両立させるかが重要で、それぞれが大事にするものをもちながら、仕事にも家庭にも全力を尽くせるようにすることが必要だと考えています。
[中川]
チーム内でプライベートとのバランスをしっかり取ろうという雰囲気や声かけがあるのでしょうか?
[渋澤様]
そうですね。「頑張って休め」とは言わないですが、休みたいときに休みやすい空気感を作っています。急に休みをとらなければならない時も問題なく休みが取れるような雰囲気を大切にしています。
[中川]
若手でもチャレンジングな環境が整えられている点ですが、その意欲醸成や 人材育成の取り組みについて教えていただけますか?
[渋澤様]
PwCコンサルティングは全社的にチャレンジできる環境がありますが、特に当チームは中途入社者やコンサルタント未経験のメンバーが多く、早期に実力をつけてほしいと考えています。さまざまな経験を積んでコンサルタントしての働き方やビジネスの仕組みを理解してもらうためにも、早い時期から積極的に役割を与えています。
[小野]
PwCコンサルティングでは中途入社者向けに1カ月の研修があるとのことですが、それについて教えてください。他のファームでは通常10日から1週間で終わることが多いので、この長期間の研修は入社の決め手になるかと思います。
[橋本様]
PwCコンサルティングには、 コンサルティング業界未経験の事業会社の出身者や、コンサルティング経験の浅い入社者が受講する約1カ月の研修があります。プロジェクトの現場で求められる基礎的なスキル・ナレッジを体系的に学び・習得することを目的とした研修です。私もコンサルタント未経験からの参画で最初は不安でしたが、リモート開催の中でも同期とチャットで交流し、不安を共有しながら進めることができました。研修カリキュラムは刺激的で、テキストをもとに課題の本質を読み取り、仮の提案を行ってフィードバックをもらう実践的な内容でした。そのおかげで、不安を払拭した状態で最初のプロジェクトを担当できました。
[渋澤様]
PwC Japanグループでは、従業員一人ひとりの成長とキャリア開発を支援するためにコーチ制度を導入しています。さらに入社時にはバディ(先輩職員によるサポーター)制度も設けており、困ったことがあれば気軽に相談できる仕組みが整っています。
名古屋や大阪といった地方オフィスにも職員が在籍しており、それぞれ懇親会を開催するなど安心して働ける環境です。
[橋本様]
そうなんです!些細なことでもチャットや会話で今でもサポートしてもらっています。いつもとても感謝しています。
私は名古屋所属ですが、オンサイトのミーティングやウェルカムレセプションで直接チームメンバーに会う機会もあります。現在のプロジェクトではリモートの作業が主ですが、できるだけリアルで のコミュニケーションを大切にしたいと考え、週に1回程度は対面でコミュニケーションを図るようにしています。
[中川]
続いて、PwCコンサルティングで得られる知識やスキル、経験についてお聞きしたいです。橋本様はコンサルタント未経験で入社されてみて、いかがでしたか?
[橋本様]
入社前は未経験という不安がありましたが、入社後はコアコンサルティングスキルを身につけるための研修が充実しています。必要な情報や知識を積極的に取り入れられる環境があり、プロジェクトで実践する場も豊富にあります。その実践のなかで一つずつ身についている実感もありますし、これからも学び続けていきたいと考えています。
[中川]
渋澤様、大薗様にもお聞きしたいのですが、他のコンサルティングファームからPwCコンサルティングに移られた経験から感じる違いを教えていただけますか?
[大薗様]
当チームでのキャリア形成の強みは2つあります。
1つ目は、チーム内で戦略から実行まで幅広く関与できることです。自分の興味や挑戦したい分野に応じてキャリアを構築できますし、例えばシステム導入から運用、改善まで経験し、そのうえで戦略を策定するといったように、メンバーが成長に応じて挑戦できる環境があります。
2つ目は、若手でもクライアントへの提案活動に参加することが可能な点です。単なる作業ではなく、提案する際の視点や必要な要素を考える機会が与えられます。このようなポイントが、PwCコンサルティングの持ち味 だと感じています。
[渋澤様]
PwCコンサルティングは業界内でも多岐にわたるサービスを提供しているため、さまざまな専門家と情報を共有できます。また、若手の段階からチャレンジングな役割を担う機会が与えられることも特筆すべき点です。上司のサポートを得ながらチャレンジできることは大きな強みだと考えています。
チームが求めるのはクライアントとの「共創」を担う人材
[中川]
インタビューを通じて魅力的なチームであることがよく伝わってきました!重工・エンジニアリングチームの採用にあたって、どのようなスキルや経験を重視しているか教えてください。
[渋澤様]
私たちはインダストリーチームなので、コンサルタントを経て入社する場合も、業界知見が豊富なことが多いです。 業界知見でいうと、最近のトレンドに対応した情報セキュリティやガバナンスにしっかり取り組んだ経験があると理想的です。これらは昨今の製造業で非常に重要な要素だからです。また、私たちのチームは量産も手がけますが、個別受注生産に特に力を入れていますので、その経験が豊富な方も大歓迎です。
コンサルタント未経験の方についてですが、私たちのチームには重工業出身者が多く入社しています。業界知見をしっかりお持ちの方はもちろんのこと、環境問題や地政学リスクへの対応経験がある方は大歓迎です。また、安全保障やエネルギー問題、脱炭素といった大きなアジェンダに対する関心が高い方はクライアントにも良い影響を与えることができると思います。
専門知識だけでなく、現在の製造業のトレンドに対応できる柔軟性や、社会的な課題に対する高い関心を持つ方に応募いただけると嬉しいです。そういった方々が私たちのチームで活躍し、クライアントに価値を提供してくれると信じています。
[小野]
採用面接の中で重視していることについてもお聞かせいただけますか?
[大薗様]
先ほど申し上げた現在の業務領域での専門性はもちろん重要ですが、それだけではありません。特に、チームワークやコミュニケーション能力を大切に しています。
私たちのチームビジョンは、クライアント企業と共に『未来の競争力を築く』ことです。そのため、クライアントとの円滑なコミュニケーションを大切にする人かどうかという点に注目しています。先生型のコンサルタントではなく、クライアントと一緒に目標を共有し、伴走する方と一緒に働きたいと思っています。
[渋澤様]
加えて、経験やスキルをどのようにカスタマイズして提案につなげるかという「考える力」も重要だと感じています。課題意識が高く、柔軟な思考ができる方にぜひご応募いただきたいです。単に事例を紹介するだけでなく、最終的にどのような解決策を提示できるかがコンサルタントとして重要だと考えています。
[中川]
具体的にコミュニケーション能力や人柄については、どのように確認しているのでしょうか?
[大薗様]
面接では、相手の立場や視点を理解し、本質を捉えたコミュニケーションができるかを対話の中で確認するようにしています。相手の意図を理解し、表面的ではなく本質を見極め適切に対応できるかが重要だと感じています。
[渋澤様]
そうですね。質問の意図や課題の本質を理解し、それに応じた回答ができる人が求められます。表面的な回答ではなく、問いの背後にある本質を見極める力がコンサルタントにとって重要です。
「未来の共創者」を目指して チームと個人の描くビジョン
[中川]
重工業・エンジニアリングチームの今後のビジョンや目指す方向性についてお聞かせください。
[渋澤様]
私たちのビジョンは「未来の共創者になる」ことです。この業界では、仕事のやり方を大きく変えることはその規模や成り立ちを踏まえても 容易ではありません。そこで私たちはクライアントに寄り添い、共に歩むコンサルタントになりたいと考えています。その結果「重工業にPwCコンサルティングあり」と認識され、ナンバーワンの地位を確立することを目指しています。
そのためには、チームの強化とPwCコンサルティング全体の強化が必要です。他のソリューションチームとも連携し、お互いの特性を理解して協力することが求められます。また、海外の先進事例を取り入れ、日本のクライアントに提供することも重要です。さらに、ジュニアメンバーも含めて全員が役割を果たせるチームに成長し、クライアントと手を取り合い、共に成功を目指せる体制を築いていきたいと考えています。
[中川]
大薗様と橋本様が個人として実現したいビジョンがあれば、ぜひお聞かせください。
[大薗様]
私のキャリアのビジョンは大きく2つあります。
まず1つ目は、PwCコンサルティングに転職した理由でもありますが、クライアントの課題を解決し、成果を出すことです。クライアントの問題に真摯に向き合い、寄り添うコンサルタントとして成長したいと考えています。多くの課題をクリアし、確実に解決へ導くことが重要だと思っています。
2つ目は、特に航空宇宙業界での更なる挑戦です。この分野で新しい課題に取り組み、自己成長を図りながら、クライアントにより高い価値を提供していきたいと思っています。
これら2つのビジョンをもって、信頼できるパートナーとしての役割を果たしていきたいです。
[橋本様]
私のキャリアビジョンも大きく2つあります。
1つ目は仕事面でのビジョンです。経験の幅を広げたいという思いが転職のきっかけでしたが、さまざまな案件を経験し、そこから多くのことを学べています。これらの経験をどう生かしていくかを常に考え、さらに経験を積んだうえで、私が以前働いていた重工業界に貢献していきたいと思っています。
2つ目は家庭面でのビジョンです。仕事と家庭のバランスを取ることが難しいと感じることもありますが、PwCコンサルティングには育児休暇を取得する職員などのロールモデルがいて、サポート体制が整っています。そのおかげで将来に対する不安が和らぎ、前向きに考えられるようになりました。仕事と家庭を両立し、充実した生活を送りたいと思っています。
[中川]
最後に、候補者の方々へ向けて渋澤様からメッセージをお願いします。
[渋澤様]
まず、重工業・エンジニアリングチームに興味をもっていただくことは私たちにとって重要ですし嬉しく思いますが、それと同時にぜひPwCコンサルティング全体の魅力も感じていただきたいです。
PwCコンサルティングでは、業界のナンバーワンを目指しながら、クライアントと共に歩む伴走者であることを大切にしています。また、仕事を楽しみながら成長できる環境を提供しています。
このような環境に魅力を感じ、一緒に業界の変革を目指したいと思われる方は、ぜひご応募ください。皆さんと共に働けることを楽しみにしています。
(法人名、組織名、役職、インタビューの内容等は取材当時のものです。2025年11月現在、組織名はIMA-IMEC-Manufacturingとなっております。)
