転職活動のきっかけ
現職には入社直後からギャップを感じており、組織の状況と自身のキャリアのタイミングが合わず、今後の成長の余地が限られていると考えていました。そのため、転職の可能性を視野に入れながら在籍していました。
プロジェクトの主担当として一人で任されることが多く、業務が長期にわたるため、プロジェクトの区切りを迎えたタイミングで本格的に転職活動を開始しました。
エージェントとして内田を選んだ理由
私自身、制作会社やSaaSベンダーでデザイン・開発・PDMなど幅広い業務を経験した後、現職ではAIコンサルティングファームに在籍していました。そのため、大手ファームでのコンサル職や、大手SIerでの開発エンジニアの紹介がほとんどでした。
そんななか、転職サイトに登録した私のレジュメを見て、デザインを軸にキャリアを築いていることを唯一見抜き、デザイン領域に強い企業のデザイン職をご提案くださったのが内田さんでした。
紹介いただいた企業は、私自身がここ数年キャリア形成を考えるなかで常に意識していた企業でした。しかし、デザイン以外の領域にも時間を割いていたため、このタイミングで内定を得るだけの準備ができているとは思っていませんでした。
ただ、企業のニーズや業務を深く理解し、適切に推薦してくださるエージェントがサポートしてくれるのであれば、この企業を目指す価値があると判断し、他の選考とは異なるポートフォリオの準備などに集中する決意をしました。
実際の転職活動について
内田さんからご紹介いただいた企業は、各ステップのリードタイムこそ長めでしたが、選考自体は非常にスムーズに進み、最小限のステップで内定を獲得することができました。
面接では、お互いのマッチ度が非常に高いと感じられるやりとりができ、実際に企業側からも同様のフィードバックをいただきました。単なる内定獲得・年収アップだけでなく、満足度の高い転職活動となりました。
一方で、他のエージェントを通じて受けたコンサル職・大手メーカー・大手SIerの選考は苦戦しました。どの企業も「越境人材」としての可能性には興味をもってくださったものの、最終的には自分がアピールした方向性と企業側のニーズが合致しないケースが多かったと感じています。
企業の業務内容やニーズをしっかり把握したエージェントのサポートが、いかに重要かを痛感しました。
これから転職活動をされる方へのメッセージ
転職活動では、アピールできるポイントが多くあったとしても、限られた面接時間のなかで企業側のニーズに合ったものを適切に伝えなければ、選考を突破することは難しいと改めて実感しました。
「話せることは多くあるが、企業が求めているのはどれか」「どのポイントを強調するべきか」という迷いは常にありました。
しっかりと内定に繋げるためには、企業の業務やニーズを理解しているエージェントの支援が欠かせません。適切なアドバイスを受けることで、より効果的に自己アピールができると感じました。
フォルトナ内田に伝えたい本音トーク
今回内定をいただいた企業は、ここ数年の中で「単純に入社したい企業」として私のなか中でNo.1でした。
しかし、私はデザインを軸にしながらも、他の職種経験にも時間を費やしており、デザイン領域の強い企業で内定を勝ち取ることは難しいと考えていました。
さらに、コンサル職からデザイナー職への転向は、一般的には年収が下がる傾向にあるなかで、年収アップも実現したいとなると、今回同社の選考を受けること自体、当初は全く検討しておりませんでした。
そのため、限られた業務時間で、この企業にフォーカスして転職活動を進めたのは、実はかなり大きな決断でした。
しかし、内田さんが紹介企業の業務内容やニーズを深く把握したうえで、他にもコンサル・SIerなどの選択肢があると思うが、「それでもここが合っているのではないか」とご提案くださったことで、挑戦する気になれました。本当にありがとうございました。