2021年6月リリース予定。2月2日より事前登録の受付を開始
デロイト トーマツ ベンチャーサポート(DTVS)は、オンライン上で新規事業開発を支援するデジタルツール、「Startup Compass」の利用事前登録の受付を開始したことを発表。
Startup Compassは、大企業の新規事業担当者・責任者から、スタートアップの事業開発に関わる人たちまで、幅広く利用が可能な事業開発ツール。
2021年6月リリースを目指して開発を進めているとのこと。
Startup Compassには、国内外約5,000社のスタートアップネットワークを有し、多くの大企業・スタートアップの新規事業開発を支援してきたDTVSが得たナレッジ・ノウハウが詰め込まれており、「事業開発の進め方が分からない」、「新規事業の成功確率を上げる方法についてアドバイスが欲しい」といった、新規事業開発の過程で頻出する課題に対応するサポートがオンライン上で提供されます。
Startup Compassが提供するサポートメニューには、「成功確率を高める事業開発手順の提示」、「事業開発の各段階で重視すべきポイントの提示」、「事業開発を支援する協業企業の紹介」、「記載事項に対してのコンサルタントによる添削」などが含まれているようです。
これらを活用することで、ユーザーはStartup Compassからのガイダンスに沿ってオンライン上で事業開発を進めることが可能になるとのこと。
従来その提供範囲が限定されていたDTVSのサービスですが、Startup Compassの開発を通じて、自らが保有するナレッジ・ノウハウを体系的に形式知化し、デジタルツール化することで、より多くの新規事業開発案件に対する支援の提供が可能になると見込んでいるようです。
Startup Compassは、次の2つの特徴を備えるとのこと。
■Startup Compassの特徴1:成功確率を高める事業開発手法の提示
新規事業開発の工程を、「アイデア創出」、「顧客・課題検証」、「製品・ソリューション検証」、「PMF(市場適合性)検証」、「Growth検証」の5つのフェーズに分け、各フェーズで確認・検証すべき事柄や重視すべきポイントを具体的に提示し、ユーザーがそれらを1つずつ間違いなく確認・検証して前に進めるようにガイド。
■Startup Compassの特徴2:仮説検証の手法提示と、検証を支援する協業企業の紹介
前述の新規事業開発の各フェーズにおいて、検証すべき仮説の構築を支援するだけでなく、仮説を検証する為の手法を具体的に提示し、さらに、そうした仮説検証に協力可能な専門企業の紹介を行います。例えば、顧客 ニーズに関わる仮説を検証する必要がある場合、具体的な検証手法としてインタビューやアンケートなどの手法を提示するだけにとどまらず、そうしたインタビューやアンケートの代行や実行支援を行う専門的な企業の紹介もオンライン上で実施。
このような特徴に加え、DTVSでは、ユーザーがStartup Compassに入力した内容に対して、DTVSの新規事業開発プロフェッショナルがレビュー・フィードバックを提供するサービスの導入も検討中とのこと。
これにより、今までであれば困難であったスポット・ベースでのアドバイスや支援の提供が、従来のコンサルティングと比較して安価かつ迅速に提供できると期待されています。
🔽Startup Compass
https://startupcompass.jp/pages/fs_index
🔽プレスリリース
デロイト トーマツ ベンチャーサポート、新規事業開発支援デジタルツール「Startup Compass」を開発
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