損保ジャパンのオープンテクノロジーをベースとした新基幹システムを対象に、サイバー攻撃からシステムを防衛
フューチャー株式会社は、損害保険ジャパン株式会社(損保ジャパン)が開発・構築を進めている新基幹システムを対象に、サイバー攻撃からシステムを守るセキュリティサービス「FutureVuls」の導入を開始したことを発表。
🔽損保ジャパンの「未来革新プロジェクト」
損保ジャパンでは、2015年4月より、業務プロセスの抜本的な改革と基幹システムの全面刷新プロジェクトである「未来革新プロジェクト」を推進してきました。
同プロジェクトは、これからの時代にふさわしく、顧客にとってより付加価値の高い損害保険商品サービスを提供し、業界トップレベルの事業効率・収益性を実現することを目的としています。
損保ジャパンの基幹システムは1980年代に作られ、改修を重ねて複雑化・肥大化していたとのこと。
未来革新プロジェクトでは同システムを刷新し、「SOMPO-MIRAI」と名付けられた新基幹システムを導入。
オープン技術を活用するもので、国内の主要な金融機関に先駆けた業界初の試みとのことです。
🔽「FutureVuls」の導入について
サーバ数で1,000を超える規模の新基幹システムの運用管理ツールには、損保ジャパンが実機検証も踏まえて評価した結果、フューチャーが提供する「FutureVuls」が選定されたとのこと。
「FutureVuls」は、年間に数万件公開される脆弱性情報から該当するものだけを全自動で抽出し、対応要否の判断をサポート。
それにより損保ジャパンは新基幹システム稼働後の大規模サーバ群のセキュリティ水準を高く保ちながら、運用管理業務の負荷を大幅に軽減することが可能に。
フューチャーは、損保ジャパン新基幹システムの安定稼働に寄与すべく、「FutureVuls」のさらなる改良を進め、安心・安全なシステム運用を支援していくとのことです。
また、顧客のニーズに応えて「FutureVuls」のサービスを拡充するとともに、様々なエンタープライズの顧客向けに統合的なセキュリティコンサルティングサービスを提供していくとのコメントを発表しています。
🔽損保ジャパン導入事例についてのインタビュー
https://vuls.biz/sompo.html
🔽プレスリリース
損保ジャパンのオープンテクノロジーをベースとした新基幹システムを対象にサイバー攻撃からシステムを守るセキュリティサービス「FutureVuls」を導入
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