COLUMN

NEW

官公庁からコンサルへの転職、成功の秘訣は?3つのステップと事例も紹介

公開日:2024.12.13 最終更新日:2025.03.26

官公庁からコンサルへの転職、成功の秘訣は?3つのステップと事例も紹介
コンサルタントへの転職は、官公庁職員のキャリアパスとして近年注目を集めています。 特に、専門性を生かしてキャリアアップを目指せる戦略コンサルや、社会貢献性も維持できる官公庁向けプロジェクトに携われる総合コンサルは人気です。

しかし、異業種への転職だと不安を感じ、「コンサルとして活躍できるか」「今よりも年収がアップするのか」などと心配する方は少なくありません。本記事では、官公庁からコンサルへ転職するメリットや成功させるためのステップなどを詳しく解説します。

実際に未経験でコンサル転職を成功させた事例や、ポストコンサル転職で年収500万円アップを叶えた体験談などを知りたい方は、転職体験談をご覧ください。

▼ハイクラス転職の優れた実績を持つフォルトナに相談してみませんか?あなたのキャリアにマッチした専属エージェントが、キャリアのお悩み相談から入社後フォローまで中長期でサポートします。まずはお気軽にご相談ください。

無料キャリア相談

 

 

官公庁職員からコンサルに転職することはできる?

結論からいうと、官公庁職員からコンサルに転職するのは可能です。近年、官公庁から他企業への転職が増加傾向にあり、コンサル業界もその例外ではありません。

また、官公庁で培ってきた経験やスキルは、コンサル業務を進めるうえで大きな強みとなります。具体的には、公共政策への深い理解や問題解決能力、コミュニケーション能力などがあればコンサル業務で役立てることができ、高く評価される可能性があります。

官公庁職員はこれらの強みを生かすことで、コンサルタントとしても十分に活躍できるといえるでしょう。

▼ハイクラス転職の優れた実績を持つフォルトナに相談してみませんか?あなたのキャリアにマッチした専属エージェントが、キャリアのお悩み相談から入社後フォローまで中長期でサポートします。まずはお気軽にご相談ください。

無料キャリア相談を申し込む

 

官公庁職員から狙えるコンサル業界

官公庁職員が狙えるコンサル業界として、主に3種類が挙げられます。

  • 総合コンサルティングファーム
  • 戦略コンサルティングファーム
  • ブティック系コンサルティングファーム

ここでは、各コンサル業界の特徴などを具体的に解説します。

 

総合コンサルティングファーム

総合コンサルティングファームは、戦略策定から実行支援までの幅広い支援を行うコンサルティングファームです。具体的には、全社戦略やシステム構築、業務オペレーションの改善、人材育成など、多種多様のテーマを扱います。

官公庁職員が総合コンサルティングファームで活躍できる分野としては、公共政策や行政改善、デジタルガバメントなどが挙げられます。これらの分野では、官公庁での実務経験や専門知識が大きな強みとなるでしょう。

 

戦略コンサルティングファーム

戦略コンサルティングファームは、企業が抱える経営課題を洗い出し、その課題解決を図るための戦略策定を支援するコンサルティングファームです。近年では全社戦略やM&A、グローバル進出などのテーマを中心に扱っており、時代の変化に合わせた最適な戦略を立案します。

官公庁職員の政策立案や制度設計などの業務を通じて磨かれた分析力や問題解決力は、戦略コンサルタントでは大きな武器となります。また、官公庁職員は特定の分野に特化した業務に携わることが多い一方で、戦略コンサルタントではさまざまな業界の知識や経験を積むことが可能です。

官公庁職員で獲得した能力やスキルを生かしやすいことに加えて幅広い経験をできることから、戦略コンサルティングファームへの転職は高い人気を集めています。

関連記事: 戦略コンサルタントとは?仕事内容や転職のためのポイントを解説

 

ブティック系コンサルティングファーム

ブティック系コンサルティングファームは、特定の業界や分野に特化した専門性の高いコンサルティングファームです。少数精鋭であることが多く、深い専門知識と豊富な経験をもつコンサルタントが在籍している点が特徴です。

官公庁出身者であれば、特定の業界や業務に精通しているため、その知見を生かして活躍できる可能性があります。ブティック系コンサルティングファームは、特定分野の深い専門性を追求したい方や、少数精鋭の組織で裁量をもって働きたい方に向いています。

関連記事: ブティックファームとは?コンサルファーム一覧・年収・キャリアパスを解説

 

▼ハイクラス転職の優れた実績を持つフォルトナに相談してみませんか?あなたのキャリアにマッチした専属エージェントが、キャリアのお悩み相談から入社後フォローまで中長期でサポートします。まずはお気軽にご相談ください。

無料キャリア相談を申し込む

 

官公庁からコンサルに転職するメリット

官公庁からコンサルに転職するメリットとして、以下の3つが挙げられます。

  • ビジネスパーソンとしてのスキルアップが狙える
  • 年収アップが狙える
  • 将来的なキャリアパスが広がる

ここでは、各メリットについて詳しく紹介します。

 

ビジネスパーソンとしてのスキルアップが狙える

官公庁がコンサルタントに転職する最大のメリットとして、ビジネスパーソンとしてのスキルアップが狙えることが挙げられます。

官公庁では、政策立案や法令解釈、予算執行など、公共性の高い専門的な業務に携わるのが一般的です。一方、コンサルティングファームでは多様な業界のクライアントに対し、経営戦略や業務改善、新規事業開発など、幅広い課題解決に取り組みます。

官公庁で培った専門知識や政策立案能力はコンサルタントとしても貴重な強みとなり、コンサルティング業務を通じてさらなるスキルアップを狙うことが可能です。具体的には、問題解決能力やプロジェクトマネジメント能力、プレゼンテーション能力などが身につき、ビジネスパーソンとしての市場価値を高められるでしょう。

 

年収アップが狙える

官公庁からコンサルティング業界に転職すると、年収アップが見込めるケースが多いです。官公庁職員の給与は年功序列が多い一方、コンサルタントの給与は実力主義が多く、成果に応じて年収がアップする傾向にあります。

コンサルタントは、専門的なスキルや知識を提供することでクライアントの課題解決を支援し、その対価として高い報酬を得る業種です。

また、プロジェクトの成功や顧客満足度の向上に貢献すれば、昇進や昇給の機会が増えて年収アップにつながりやすいため、年収アップを狙いたいと考える方にとって魅力的な選択肢といえます。

 

将来的なキャリアパスが広がる

官公庁からコンサルティングファームに転職することで、将来的なキャリアパスの選択肢を広げることが可能です。コンサルタントとしての経験はさまざまな業界で高く評価されるため、将来的に他の企業へ転職することも容易になります。

コンサルティングファームで経験を積んだあとの主なキャリアパスとしては、コンサルティングファーム内での昇進、事業会社や国際機関への転職、独立・起業などが挙げられます。官公庁での経験とコンサルタントとしての経験を組み合わせることで、独自のキャリアを築けるようになるでしょう。

▼ハイクラス転職の優れた実績を持つフォルトナに相談してみませんか?あなたのキャリアにマッチした専属エージェントが、キャリアのお悩み相談から入社後フォローまで中長期でサポートします。まずはお気軽にご相談ください。

無料キャリア相談を申し込む

 

官公庁職員がコンサルタントに転職するための3つのステップ

官公庁職員がコンサルタントに転職するためのステップとして、以下の3つが挙げられます。

  • 現状分析
  • コンサルとしてのスキルアップ
  • 転職活動

ここでは、3ステップについて具体的に解説します。

 

1.現状分析

官公庁からコンサルタントへの転職を成功させるためには、最初に現状分析することが重要です。自身の現状を客観的に把握することで、転職活動の指針を明確にできるようになります。

現状分析する際は、保有スキルとコンサルに必要なスキルのギャップを分析し、これまでの経験をコンサル業務にどう生かせるかを洗い出してください。その後、自身の強みと弱み、コンサルタントへの転職における機会などを整理し、コンサルタントになったあとのキャリアプランを明確にしましょう。

現状分析を丁寧に行うことで転職活動の方向性を定め、入社後のミスマッチを防ぐことにも役立ちます。

 

2.コンサルとしてのスキルアップ

コンサルタントへの転職成功には、スキルアップが欠かせません。官公庁職員として培ってきた経験は大きな武器となりますが、コンサルタント特有のスキルセットを身につけることも大切です。

具体的には、以下の3つの取り組みが重要です。

  • ビジネスフレームワークの学習
  • ケース面接対策
  • 資格取得

 

ビジネスフレームワークの学習

コンサルタントを目指すうえで、ビジネスフレームワークの学習は必須です。フレームワークを学ぶことで複雑なビジネス課題を構造的に捉え、分析や解決策の立案を行えるようになります。

また、コンサルタント同士の共通言語として円滑なコミュニケーションにも役立ちます。ビジネスフレームワークにはさまざまな種類がありますが、まずは「PDCA」「5W1H」「MECE」といった基本的なフレームワークから学習を始めましょう。

 

ケース面接対策

コンサルタントの面接では、高確率でケース面接が実施されます。

ケース面接とは、企業が抱える特定の課題を提示され、一定時間考えたのちに解決策を提案する面接形式です。解決策を提案後、面接官から質問されるので、矛盾のない一貫性のある回答をできることが重要視されます。

ケース面接対策としては、先述したフレームワークの習得に加え、事柄を論理的に概算するフェルミ推定の練習や模擬面接の実施などが挙げられます。

また、転職エージェントの活用もおすすめです。転職エージェントでは、経験豊富なキャリアアドバイザーから実践的なアドバイスを受けられるため、より確実な対策を講じることが可能です。

 

資格取得

資格取得は、コンサルタントとしての専門性を高めるための有効な手段です。業務改善や経営戦略立案に必要なスキルを証明する資格などを取得することで、転職活動において大きな強みとなります。

目指すコンサル領域によって取得が推奨される資格は異なりますが、代表的な資格としてマネジメントのプロとして証明できるMBAや、プロジェクトマネジメントの国際資格であるPMP、経営コンサルに関わる唯一の中小企業診断士などが挙げられます。

資格取得は、学習時間や費用などの負担が伴うため、自身のキャリアプランや目指すコンサルタント像に合わせて適切な資格を選択することが重要です。

 

3.転職活動

上述までの準備が整ったら転職活動を行います。自身が希望するコンサル業界の動向や各ファームの特徴、求める人物像などの情報を収集し、効果的な自己PRを行えるように準備しましょう。

ただし、官公庁からの転職活動は、民間企業から民間企業への転職とは異なる点には注意が必要です。

官公庁を含む公務員が転職する際、法律による再就職規制が設けられている場合があります。これは、情報や権限の不正利用を防ぐために設けられてるものであり、必ず守らなければなりません。

転職活動を行う際は、自身に関わる再就職の規制を一度確認することをおすすめします。

 

転職エージェントの活用

官公庁は現職が忙しく、転職活動に時間を割けないという方は少なくありません。できるだけ時間をかけずにコンサルタントへの転職を実現したいと考えている場合は、転職エージェントの活用がおすすめです。

コンサル業界に精通した転職エージェントを利用すれば、求人情報の提供をはじめ、応募書類の添削や面接対策など、多岐にわたるサポートを受けられます。それだけでなく、企業との連絡調整や面接日程の調整なども代行してくれるため、転職活動の負担を軽減することが可能です。

転職エージェントには、コンサル業界に特化したエージェントのほかにハイクラス転職に強いエージェントなど、さまざまなエージェントが存在します。自身の希望や状況に合った転職エージェントを選べば転職成功アップを図れるので、積極的に活用することをおすすめします。

▼ハイクラス転職の優れた実績を持つフォルトナに相談してみませんか?あなたのキャリアにマッチした専属エージェントが、キャリアのお悩み相談から入社後フォローまで中長期でサポートします。まずはお気軽にご相談ください。

無料キャリア相談を申し込む

 

ハイクラス転職を成功させるには「フォルトナ」

コンサルタントなどのハイクラス転職を成功させたいと考えている場合は、フォルトナにお任せください。フォルトナは、主要転職サイトで認められたキャリア支援で転職者の人生にフォーカスしたサポートを行っている長期伴走型ハイクラス転職エージェントです。

単純に転職成功やキャリアアップを図るのではなく、さらに上段にある人生や生き方に焦点を当てた支援を行っています。さまざまな人生設計を実現するため、目先の転職活動にとどまらない中長期的なライフタイムパートナーとして転職者の幸福実現を叶えます。

 

官公庁からコンサルへの転職を成功させた事例

最後に、フォルトナを活用して官公庁からコンサルへの転職を成功させた事例を2つ紹介します。転職するきっかけや実際に行った転職活動などを解説するので、ぜひ参考にしてください。

 

働きやすさ重視で外資系コンサルへ転職

子どもが生まれたことによりライフステージが変化した33歳の男性は、官公庁よりも自由度が高い業界や職種に就くために転職を決意します。

一番は業務時間に融通が利くことに重きを置き、そのうえで自身の経験や興味からインフラの領域をターゲットとするコンサルタントにセクターを絞って転職活動を行いました。フォルトナのサポートを受けながら転職活動した結果、外資系コンサルティングファームへの転職を成功しました。

詳しくは下記のページからご覧ください。

転職体験談:STORY 子供の誕生をきっかけに、 働きやすい環境を求めて。 官公庁から外資系コンサルファームへ転職成功! 【担当:栗山 卓也】

 

公務員必見!BIG4への転職成功事例

国家公務員として世の中の役に立つ仕事がしたいと考え入庁した35歳の男性は、実際の業務が会議資料や説明資料の作成が大半であり、世の中に役立っているという実感がもてずにいました。2020年1月に新型コロナウイルス感染症が流行したことが将来を考えるきっかけとなり、自分のキャリアを広げたいという思いで転職を決意します。

転職活動において、会計税務やデータ分析といった前職の経験を生かし、それらの専門性をさらに高められるコンサルタントへの転職を決めました。しかし、本当に転職が実現できるかを見極めるため、オンラインの説明会やカジュアル面談に参加し、選考を受ける企業を絞り込みました。

フォルトナから手厚い面接対策を実施した結果、BIG4系監査法人のシニアスタッフとして転職を成功しています。

詳しくは下記のページからご覧ください。

転職体験談:STORY 評判通りの手厚い支援で転職成功公務員必見! 変化を恐れず行動してほしい【担当:栗山 卓也】

▼ハイクラス転職の優れた実績を持つフォルトナに相談してみませんか?あなたのキャリアにマッチした専属エージェントが、キャリアのお悩み相談から入社後フォローまで中長期でサポートします。まずはお気軽にご相談ください。

無料キャリア相談を申し込む

 

まとめ

官公庁からコンサルタントへの転職は、自分の専門性と公共政策への深い理解を生かし、キャリアアップを実現する絶好の機会です。活躍の場は総合コンサルや戦略コンサル、ブティック系コンサルなど、多岐にわたり、ビジネススキル向上や年収アップ、将来のキャリアパス拡大といったメリットが期待できます。

転職活動する際、まずは現状分析から行い、ビジネスフレームワークの学習やケース面接対策、資格取得を通してスキルアップを図ることが重要です。できるだけ短時間で転職したいと考える場合は、転職エージェントの活用がおすすめです。

フォルトナは、ハイクラス転職に特化したサポートを提供しており、キャリア形成を長期的に支援します。官公庁での経験を生かし、コンサルタントへの転身を検討している場合は、ぜひ一度フォルトナにご相談ください。

お問い合わせはこちらから

“私”からはじまる幸せが、
未来をつくる。

長期伴走型ハイクラス転職エージェントのフォルトナ

  • JAPAN HEADHUNTER AWARDS 会員満足度部門(2023/2024)
  • HeadHunter of the Year 総合MVP(2023/2024)
  • Liiga 実績No.1エージェント(2022/2023)

01/ ACHIEVEMENT

ハイクラス転職でトップに認められた実績

02/ CONSULTING

回数無制限の徹底的な選考対策と特別紹介ルート

03/ PARTNER

幸福にフォーカスした長期伴走支援

あなたのキャリアに最も合う
専属エージェントが、
キャリアのお悩み相談から入社後フォロー
まで中長期でサポートします。
まずはお気軽にご相談ください。

簡単
60秒
無料キャリア相談