PwC全体に加えてTMT独自のフォロー体制で、長期的なキャリアパスをサポート
[塚本]
Telecomチームに参画することで得られるキャリアパスを教えてください。
[原田様]
戦略やシステムといった特定領域だけではなく、多様な領域・種類のプロジェクトを経験することができます。そうすることで、スキルの幅を広げ、ご自身のキャリアの選択肢を増やすことにつながります。
実際、私自身も監査法人や税理士法人とのコラボレーションで数多くのプロジェクトを実施してきており、コンサルだけでは持ちえない専門性を活用した価値提供をすることができていると感じます。
[原]
幅広い経験を積むために、どのような教育・研修体制が行われているのでしょうか？
[外園様]
PwCコンサルティングとしては、新卒入社やコンサル未経験者を中心に、コンサルティングをするためのスキルやマインドセット等を網羅的に学ぶ研修プログラムが全社で用意されています。受講された方の9割近くの人が満足したと回答している実践的な研修です。グローバルで利用しているオンライン研修や外部研修の受講プログラムも用意されており、自分の興味がある学びたい分野を学ぶことができます。
また、TMT独自でも育成に力を入れていることが特徴です。総勢20名以上のタスクフォースを組んで、年間で30以上のプログラムを独自に企画、運営しています。身近なメンバーが、現場で起こっている解決したい事柄に対して具体的にテーマを設定してくれるので、非常に身になります。さらに、運営も自分たちで行っているので受講する立場としてもより一層気が引き締まります。
[高鳥様]
PwC Japanグループで横断的に提供される研修のなかで、特に役立ったのは、女性シニアアソシエイト向けのリーダーシップ開発プログラムでした。PwC Japanグループの女性シニアアソシエイト向けのリーダーシップ開発プログラムで、本研修に参加したことで、「個性や自分の長所を生かしたマネージャーで良い」と勇気をもらい、プロモーションを決意できました。同じ環境や悩みをもった女性同士でネットワーキングを実施し、お互いの長所を話し合うことで自分を認めることができる良い機会となりました。
さらに、TMT独自に実施する研修では、外部講師を招いて、講演会（TMT業界の動向）やマネージャー・シニアマネージャー向けのワークショップも実施しています。さらに、少人数で特定のテーマ（DX、リスキリング等トレンドを押さえたもの）に対し、役員・部長向けに模擬提案をする機会のような、実践に近い研修もあり、実際の提案活動に生かせています。有志のアソシエイト・シニアアソシエイトにも、ゼロから提案資料作成する機会があるので、若手メンバーにとっての糧にもなっています。
「通信」という業界にとらわれず、クライアントと共に社会を変えていく
[塚本]
Telecomチームでは、どのような方にご入社いただきたいとお考えでしょうか。
[原田様]
コンサルティングファームでのご経験をお持ちの方はもちろんのこと、事業会社でのご経験をお持ちの方でも、通信業界のビジネス、オペレーション、システムなどに知見のある方を歓迎いたします。
現在、通信会社は非通信ビジネスにも注力しており、新規事業の企画や立ち上げなどを経験された方も大いに活躍できるフィールドです。
また、当社は個人としての力だけではなく、コラボレーションをしながらビジネスをつくっていくことを重視しています。なので、チームワークや他社の巻き込みなどを重視する方にはよりご活躍いただける環境だと思います。
[塚本]
続いて、ビジネスとしての方向性や組織づくりなど、今後のビジョンについてお聞かせください。
[原田様]
クライアントの課題解決だけではなく、クライアントともに新しいビジネスや産業を創造していきたいです。また、経済的な価値のみならず、社会的な価値にも重きをおいたビジネスを目指しています。チームとしては新しいチャレンジを積極的に後押ししています。
例えば、コンサルティング全体での注力テーマにもTMTメンバーが自ら手を挙げ、実際に始めたものが複数含まれています。今後は従来のコンサルティングビジネスだけではなく、成果報酬型フィーやプロダクト提供など新しいコンサルとしての価値を提供することにも注力していく予定です。
個人的には、これまで以上にPwC Japanグループとしての取り組みを加速するとともに、これからコンサルティングビジネスを拡大していく海外オフィスとの連携にも力を入れていきたいと思っています。
[小野]
新しいチャレンジを積極的に推奨しているということですが、外園様と高鳥様はどのようなことに挑戦したいとお考えでしょうか？
[外園様]
TMTの売り上げの新たな柱作りに挑戦していきたいです。特に自分のキャリアとも絡めて、IT関連の案件作りを積極的に実施していきたいと思っており、今年から組成されたITのタスクフォースにも参画させてもらっています。
新たな柱を作ることで、社内でこれまで環境が少ないなどの理由でなかなかチャレンジできていなかったメンバーの方にも積極的に参加していただき、新しい可能性を発見できる場の提供の一助になりたいと考えます。
[高鳥様]
マネージャーとして、プロジェクトメンバーの一人ひとりが輝いて成長できるチームを作ることに専念していきたいと思っています。チームワークの良さが、クライアントへの高品質なアウトプットにつながると信じているからです。「仕事は人生を充実させるための手段」という考えのもと、プロジェクトメンバーには、仕事の楽しさや「このチームで働けて良かった」と感じてもらえるようにしていきたいです。そのためにも、個々の長所を伸ばし、まだ見えていない長所も掘り起こせるよう、マネジメントやコーチングのスキルを磨いていきたいです。
[塚本]
最後に、読者のみなさまにメッセージをお願いいたします。
[原田様]
Telecomチームは、「通信」という業界にとらわれず、クライアントと共に社会を変えていくことを目指しています。クライアントや業界が抱える課題は、より一層複雑になっており、これを解決するには幅広いケイパビリティと、さまざまなステークホルダーとのコラボレーションが必要です。それを実現できる仕組みと文化が私たちのチームにはあると思います。「楽しく前に進む」、これが私たちのチームのテーマの1つです。新しいチャレンジを楽しみながら、ご自身のキャリアを築いていきたい、そんな皆様と共に働けることを楽しみにしています。
