シグマクシス(SaaS Sherpa) ×フォルトナ スペシャルインタビュー

-SIGMAXYZ(SaaS Sherpa) × Fortna Special Interview-

シグマクシスで叶える新時代のSAPコンサルタントキャリア

[春日]
社内カルチャーの特徴を教えていただけますか?

[加藤様]
ひと言で表現すると「自由」ですね。「これをやりたい」という意思表示に対し、その理由がお客様や会社にとって理にかなっていれば傾聴し尊重してくれるカルチャーがあります。それぞれの志向や興味にも配慮してもらえるので、働きやすい環境です。また、先輩や後輩といった関係があってもフラットに発言できますし、チームの壁を越えて誰にでも質問や提案ができる雰囲気があります。実際に知らない人からも質問をもらいますし、私自身も喜んで答えています。

[安東様]
マネージャーだから、ディレクターだからといって質問しづらいことはないと思います。目標を共有することで、部門を越えて自由にコミュニケーションできる環境があります。

[春日]
他社と比較した際に、シグマクシスが大切にしている価値観は特徴的だと感じています。こちらについて、ご紹介いただけますか?

[加藤様]
パーパスとして『CREATE A BEAUTIFUL TOMORROW TOGETHER』という言葉を掲げています。「未来をつくって行くために、まずは明日を美しくすることから、一歩一歩、お互いの強みを生かし合っていこう」という意味です。そのパーパスが、先ほどのカルチャーにも表れています。

[安東様]
「みんなで正しいことをやっていこう。そしてそれは美しいことなのではないか」という美意識が私たちの根底にあると感じています。

[春日]
パーパスを実現する制度としても何か取り組まれているのでしょうか?

[加藤様]
「Center of Excellence」といって、プロジェクトにとじた世界でデリバリーするのでなく、プロジェクトを横串で見る組織を作っていることが特徴です。この組織を中心に色々な人をつなぐことで各プロジェクトが孤立することのない仕組みと環境を整えています。経験が違うメンバーが、組織やプロジェクトを超えて交流することで、各自が成長しやすくなりますし、プロジェクトの失敗の防止にもつながると考えています。

[春日]
SAPコンサルタントとしてのキャリアパスについても教えてください。シグマクシスのSAPコンサルタントにはどのようなキャリアパスが用意されているのでしょうか?

[安東様]
Fit to Standardのプロジェクトでは、お客様と膝詰めでディスカッションするなど、深く接することになります。お客様をより深く理解でき、自分自身のことを理解いただけることで、人と人との信頼関係につながります。そこから、違う部門へつなげていただいたり、上層部のお客様へとご紹介いただいたりと、ネットワークとともに仕事の幅を広げていくことができます。これは、Fit to Standardのフロントランナーであるシグマクシスならではのキャリアパスだと思います。

SaaS Sherpaでのプロジェクトの関わり方については、1つのプロジェクトに100%従事することが多いのですが、同時に複数のプロジェクトに関わるケースもあります。もちろん自分自身がどんなキャリアをつくっていきたいかという意志が大事になりますが、それがあれば幅広くいろいろなことにチャレンジできる環境です。

[春日]
SAPコンサルタントのキャリア形成について、今後どのように変わっていくと予測されていますか?

[安東様]
これまでのSAPのコンサルタントは、個別機能=アドオンを作って、テストをするところからキャリアをスタートするケースがほとんどでした。設計書を見て、テストを行い、うまくいかなかった場合にはITの側面から原因を考え、前提となっている標準や業務を確認することがスターティングポイントでした。しかし、Fit to Standardアプローチを取る場合は業務と標準の話から始まるため、スターティングポイントがまったく違います。お客様の業務、組織、人財、企業文化など、お客様をよく研究しコミュニケーション取りながら仕事を進める仕事になっていくと考えています。また、パブリッククラウドになることによって、中小規模も含めたより幅広いお客様を支援する方向へ広がっていくとも思います。

[加藤様]
新しいことにキャッチアップすることが好きかどうかもポイントになります。先ほど申し上げたように、SAP S/4HANA Cloud Public Editionは半年に1度機能がアップグレードされます。情報への感度を上げ、継続的に学びを重ね、お客様が迷うことのないよう、その道のプロフェッショナルでありつづける覚悟は必要だと思います。

[春日]
逆に言えば、これまでSAPコンサルタントになるためにはいくつかのプロセスを踏まなければなれなかったわけですが、パブリッククラウドのプロジェクトではNon-ITが大半という話からも、そうしたプロセスが不要になると思います。そのうえで、SAPコンサルタントに求められることは何でしょうか?

[加藤様]
技術的なことに関しては生成AIが提供できるようになってきているため、技術面での専門知識の重要度は下がっています。「こういうものが作りたい」と要求すると、生成AIがコードを即座に書いてくれるような機能も提供され始めているからです。逆に求められるようになったことは、お客様の業務内容を理解し、提案する力だと思います。

[春日]
加藤様は女性マネージャーとして活躍されていますが、女性の働きやすさはいかがでしょうか?

[加藤様]
そもそも女性だからとは意識したことがありません。性別による差はないため、働きやすい環境だと感じています。子育てや健康維持などへのサポートも、男女平等に環境が用意されていますので、ワークもライフも充実して行える環境だと感じています。リモートワークも多くのメンバーが活用しています。

[安東様]
当社は2008年の設立時からフリーアドレスです。パフォーマンスを最も発揮できる環境は時と場合によって異なりますから、チームの合意の下で各自が働く場所を選択しています。全員が参加する定例ミーティングを組み込んでいますし、電話・チャット・メールでいつでもつながれますので、不便なことはありません。私自身は、たまには会社に集まる機会を持てるように意識してマネジメントしています。メンバーの顔を見ることで、様子がわかることもあるからです。

選考ポイント 必要なのは「お客様の変革を成し遂げる」思い

[春日]
中途採用に関して、入社してほしい人物像として求めるマインドセットやスキルセットはありますか?

[安東様]
マインドセットに関しては、「日本を良くしたい」と思っている人に、ぜひ仲間になってほしいです。「新しいことや楽しいことにチャレンジしたい」という人も、ぜひ来てください。

スキルセットに関しては、業務知識があること、変革に前向きであること、コミュニケーション能力があること、ベーシックな論理的思考力をもっていることは、必要だと考えています。

[春日]
事業会社出身者やコンサルタント経験者など、現在貴社で活躍しているメンバーの事例を教えていただけますか?

[安東様]
事業会社出身でいうと、事業会社の経理担当を経て当社に参画したメンバーや、お客様側の業務メンバーとして基幹刷新のプロジェクトを経験した後に当社へ参画し、活躍しているメンバーもいます。
コンサルタント経験者では、システム導入プロジェクトの経験がなくても、プロジェクト的に働くことに慣れていることはプラスになるでしょう。ゴールや目的を理解して感覚的に動ける人が活躍しやすい傾向です。

[加藤様]
新しい分野でも積極的にチャレンジする姿勢をもつ人は、経歴に関わらず活躍しています。前向きさとオープンマインドをもっていることが重要です。

[春日]
現在、SAPコンサルタントではない方に向けて、パブリッククラウドのSAPを導入するコンサルタントになることに関して、メッセージをいただけますか?

[安東様]
お客様の業務を変えていく仕事になるので、たとえSAPを知らなくても、業務を知っていればキャッチアップできるでしょう。むしろ実業を行っているほうが、お客様の痛いところ、痒いところがわかるため「SAPを道具として、こう使えばうまくいきます」ということをよりスピーディーに理解してもらえる可能性があります。

これまで事業会社でゴールを設定せず、漠然とした働き方をしてきた人にとっては、ゴールや目標を設定して、お客様の業務を変えていけることは、大きな魅力になるはずです。そして、お客様の業務が改善されていく過程を見る楽しさが、仕事のモチベーションになると思います。

[加藤様]
私は前職から会計領域のスペシャリストとして仕事をしていましたが、シグマクシスに入社してからは、より会計領域について勉強しています。成長意欲の高いメンバーも多く、トレーニングや勉強会なども充実しているので、成長したい人にはおすすめの環境です。

[春日]
お客様とコミュニケーションを取りながらご要望に応えるという点で、高いレベルの業務知識が求められるということですね。お客様からは、どのようなことを期待されていると感じていますか?

[加藤様]
他社様の成功事例は必ず聞かれます。もちろん、お客様のご了解を得てからのご説明ではありますが、大事なのは「こうやっています」「こういうやり方でできるはずです」とはっきり言える準備ができていることです。

[安東様]
繰り返しになりますが、お客様の業務を正しく理解することです。そして何のために、どう改善していくか、勇気をもって踏みこんで議論し、実行していくことが私たちの存在価値だと信じています。

[春日]
選考を通じて見ているポイントを教えていただけますか?

[安東様]
コンサルタントとして何をなし得たいのか、将来どうなりたいと考えているのかを重視しています。「SAPを極めたい」ということだけでは自分自身しか見ていないと感じます。「お客様に変わってほしい、企業を変えたい、それはなぜなのか」といったことを少しでも語れることが重要です。

[春日]
最後に貴社へのチャレンジを考えている方へのメッセージをいただけますか?

[安東様]
Fit to Standardで日本の企業と社会の変革をともに実現しましょう!

編集後記

[春日]
最近のマイブームを教えていただけますか?

[加藤様]
テンションが上がるのは、SAPコミュニティでの活動です。社外の方とコミュニケーションをとるのが、新たな刺激と情報を得られ、とても楽しいです。先日も「SAP TechEd Japan」というカンファレンスに出席するため、インドに行ってきました。そのときも社外の方とのコミュニケーションが活発で、新しいソリューションに関する情報交換をすることができました。

[安東様]
私は毎週末、サッカーをやるのが長年の趣味であり、永遠のマイブームですね。20代の人たちと一緒にやっているので、おじさん扱いされながらやっています。最近はパスをあまりくれなくなりました。パスを出しても、どうせミスするだろうと思われているみたいで。それが今のちょっとした悩みです(笑)。

 

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