国内有数の独立系コンサルティングファームとして、急成長を続ける株式会社ライズ・コンサルティング・グループ(以下、ライズ)。戦略策定にとどまらず実行支援まで深く関与する「ハンズオン」スタイルを強みに、「成果の上昇」にこだわったコンサルティングサービスを提供しています。
今回は、大手コンサルティングファームを経て同社に参画したパートナーの西山 和宏様と、マネージャーの塚本 真様にインタビューを実施しました。大手ファームを含む数ある選択肢の中からライズを選んだ理由や同社の組織体制の実態、そして今、求められる人材像について語っていただきました。
インタビュアーは、フォルトナの犬石が務めます。

西山 和宏様 プロフィール
コンサルティング部兼ビジネスディベロップメント部 パートナー。
日系大手コンサルティングファームにてメディア、CX領域等のチームリードを経て、ライズへ参画。現在はコンサルタントとして現場を牽引する一方、ビジネスディベロップメント部にてアライアンス推進を主に担当。パートナー企業との協業を通じ、新たなビジネス価値の創出と組織拡大に尽力している。

塚本 真様 プロフィール
コンサルティング部 マネージャー。
新卒入社した大手自動車メーカー、外資系大手コンサルティングファームでのシステム構築経験を経て、ライズへ参画。入社後はワンプール制を生かして幅広い案件をリードしつつ、プラクティスにも所属して自らの専門性を磨きながら、マネージャーへの昇格を果たす。現在はIT領域のプロジェクトマネジメントを軸に、PMOとして顧客に伴走する支援スタイルを確立している。
大手ファーム出身者を惹きつけた「完成されていない組織」の魅力
[犬石]
早速ですが、まずはお二人のご経歴とライズを選ばれた経緯について、自己紹介を兼ねてお話しいただけますでしょうか?
[西山様]
私がライズに参画したのは、2025年の1月頃のことです。前職は、日系大手コンサルティングファームに所属していました。2008年に創業したファームでしたが、私の在籍時には既に組織として成熟した段階にありました。マネジメント層は他社で経営を歴任してきた実績豊富な経営者や、経験豊かなコンサルタントで構成され、安定した環境で仕事も充実していました。その一方で、「自らが会社を大きくしていく」という手触り感を求めるようにもなっていったのです。
[犬石]
それが、前職から転職されたきっかけだったのですね。数あるファームの中でもライズを選ばれた理由は何でしたか?
[西山様]
最大の理由は、私が入社を検討していた当時の社員数が300名程度の規模であり、これからさらに爆発的な成長が見込める「ベンチャーファーム」としての側面に魅力を感じたからです。お客様への貢献はもちろんですが、会社組織そのものを成長させていくプロセスに当事者として関わりたい。個人の成長が会社のビジネス拡大に直結する環境に身を置きたい。そう考え、ライズへの参画を決意しました。
現在は、ビジネスディベロップメント部とコンサルティング部に掛け持ちで所属しています。アライアンス担当として、SIerや製品ベンダーの企業様との協業を通じた新規ビジネスの創出を行いながら、コンサルタントとしてもIT・DX関連のプロジェクトをリードしています。

ライズ 西山様
[犬石]
ありがとうございます。続いて、塚本様もお願いします。
[塚本様]
前職では外資系総合コンサルティングファームに3年半在籍し、製造業/エネルギー業界を中心に、基幹システム刷新などのシステム導入・構築プロジェクトに従事していました。その後ライズに入社し、2年半ほど経ちます。現在はIT領域のプロジェクトマネジメントを軸に、PM/PMOとしてお客様のプロジェクトに伴走し、推進・リードしています。
[犬石]
一見して堅実なご経歴ですが、なぜ転職を志したのでしょうか?
[塚本様]
きっかけは、自身のキャリアの「幅」に対する課題感でした。前職ではソリューション軸とインダストリー軸で組織が分かれており、そのまま在籍し続ければIT領域でマネージャーに昇進していくシナリオが見えていました。もちろんそれも一つの道ですが、私は特定の領域に縛られず、コンサルタントとしてのケイパビリティをもっと広げたいという思いを強めていったのです。
ライズが掲げる「ワンプール制」であれば、自身の強みであるITを軸にしつつも、業界やソリューションを限定せずに多様な領域へチャレンジすることができると感じました。そして、面接等を通じて実際に現場のメンバーと話す中で、その可能性を確信できたことが入社の決め手となりました。

ライズ 塚本様
[犬石]
お二人とも、前職での安定したキャリアを経た上で、より挑戦的な環境を求めてライズへ転職されたのですね。期待されていた部分を含め、実際にご入社されてから何かギャップを感じることはありましたか?
[西山様]
前職がワンプール制の組織構造ではなかったこともあり、初期のアジャストには多少の時間を要しました。縦割りの組織であれば「誰がどの領域の専門家なのか」が比較的明確ですが、ワンプール制の組織では、専門性の所在が一見してわかりにくい側面があるからです。
しかし、それも慣れてしまえば何の問題にもなりません。ライズは業界や領域の縛りがない「ワンプール制」と、特定領域に専門性を有する「プラクティス制」というハイブリッドな体制を採用しています。したがって、誰に相談すべきかといった社内の人脈や目利きができるようになれば、適切な人材へすぐにアクセスできます。これさえクリアすれば、むしろライズの自由度の高さは大きなメリットだと感じています。
[塚本様]
私は、良い意味でお客様との距離の近さを感じました。前職では導入ベンダーの立場に近い形で外部から支援するケースが多かったのですが、ライズではお客様の懐により深く入り込みながら伴走支援を行います。「TOP of MIND」の精神で、お客様と一緒にプロジェクトを推進していくスタイルは、自身の志向にも合っていました。
一方で大変だったのは、若手のうちからCxOクラスの方々とのコミュニケーションを任される場面が多いことです。高い視座を持った方々との折衝はプレッシャーもありましたが、前職の同職位ではなかなかできない経験として、非常に大きな成長機会だったと捉えています。
「ワンプール」と「プラクティス」のハイブリッドな組織体制が育む、キャリアの自律性
[犬石]
ライズの大きな特徴の1つである「ワンプール制」について、改めて詳しくお聞かせください。一般的に、組織が拡大するにつれて専門性特化が進む傾向にありますが、貴社がこの規模になってもワンプール制を維持している意図や、現場で感じるメリットについてはいかがでしょうか?

フォルトナ 犬石
[西山様]
最大のメリットは、個人の適性を見極め、成長機会を最大化できる点です。特に、これはジュニア層において顕著です。入社時点で「自分はこの領域が向いている」と思っていても、実際のプロジェクトに入ってみたら、全く異なる領域で才能が開花することは珍しくありません。最初から縦割りの組織に配属されてしまうと、その可能性に気づくのが遅れてしまう、もしくは気づけないままキャリアが固定化されてしまいます。「この人はこの領域で輝ける可能性がある」といった新たな発見ができるのは、さまざまな案件にアサインされるワンプール制のメリットです。もちろん、若手に限らず「何にも縛られずにさまざまな発想を取り込みたい」「バリエーションのあるコンサルテーションをしたい」という人にも適していると思います。
また、アサイン面でも合理的です。縦割り組織の場合、所属チームに案件がないと、いわゆる「アベイラブル(待機)」の状態が発生しやすく、成長機会の損失につながります。一方、業界や機能に縛りがないワンプール制であれば、全社の幅広い案件の中から最適なポジションにアサインできるため、成長の機会が途切れにくくなります。
[犬石]
稼働率の担保のために一定の制約が生じる可能性が懸念されるとも思いますが、メンバーの志向や意見を拾う制度などは存在するのでしょうか?
[西山様]
もちろん、単に空いている案件へ無作為にメンバーを配置するわけではありません。個人の志向性やキャリアプランについて定期的にヒアリングを行い、可能な限り本人の希望も踏まえた上でアサインを検討しています。
一方で、事業状況や案件特性とのバランスを踏まえた総合判断となるため、必ずしも希望通りになるとは限りませんが、対話を通じて納得感のあるアサインとなるよう運用しています。
こうした対話を重視する姿勢は、制度というよりも当社に根付いている特徴の一つだと感じています。
[犬石]
個々人の志向を踏まえた上で、成長機会の最大化が図れるのは非常に魅力的ですね!
一方で「専門性が身に付きにくいのでは」と懸念される候補者の方も、少なからずいらっしゃるかと思います。その点について、ライズでは「プラクティス制」を併用されていますが、この仕組みについても教えていただけますか?
[西山様]
おっしゃる通り、当社はワンプール制のみの組織体制ではありません。「プラクティス」と呼ばれる特定領域に専門性を持つチームが存在し、ワンプール制と共存しています。
基本的にはワンプール制で、ゼネラリストとしてのコンサルティングの基礎体力を鍛えていきます。そして経験を積む中で、自らの専門性が明確になることや、特定のスキルが開花した場合には、プラクティス側への所属にもシフトしやすくなるという仕組みです。
専門性獲得への懸念に関してですが、常に選択可能な状態であることが、ハイブリッドな組織体制の魅力だと考えています。プラクティスに所属して専門性を磨くのか、あるいはそのままワンプール制のアサインを通じてゼネラリストを極める道に進むのか——。こうしたキャリアの選択肢が常にオープンであり、自らの意志で専門性を深めるタイミングを選べることが、他社のワンプール制との差別化ポイントであり、ライズならではの魅力の一つであると考えています。

ライズ 西山様
[犬石]
プラクティスへの所属は、ランクを問わず希望制なのでしょうか?
それとも、「マネージャー以上」などに限られるのでしょうか?
[西山様]
プラクティスには「専属」と「所属」という配属の仕方があります。専属の場合は、専門領域に特化した営業活動・デリバリー活動やオファリング開発、育成活動、ナレッジ蓄積、イベント登壇、記事の寄稿などを行います。一方所属の場合は、ワンプールに属し様々な業界やテーマでデリバリーを行いながら、プラクティス活動の営業活動資料作成のサポートや、データ分析、情報収集などのサポートを行い、自身が望むキャリアに向かって専門的な知見やスキルを身に付けていただきます。
専属は一定以上のランクでなければ難しい場合もありますが、所属に関しては広く門戸が開かれています。専門性を磨きたい場合、自ら手を挙げれば、ワンプール制のプロジェクト業務をこなしながらプラクティスの活動にも参加するといった兼務をすることも可能です。
[塚本様]
私も現在、製造業の変革と新たな価値創造を支援するM&I(Manufacturing & Innovation)プラクティスに所属しています。入社当初はワンプール制でさまざまな案件を経験しましたが、もともとDXを通じて製造業界をより良くしたいという思いがあり、新卒で自動車業界に携わった経験を生かして「製造業のお客様へ手触り感のある支援を深めたい」と考え、M&Iプラクティスへの所属を希望しました。
[犬石]
プラクティスに所属した場合、働き方はどのように変わるのでしょうか?
所属先の専門領域の案件のみを担当することになるのですか?
[塚本様]
いえ、プラクティスの専門領域の案件だけを担当するわけではありません。ワンプール制でアサインされるプロジェクトデリバリーを主軸にしつつ、プラスアルファの活動としてプラクティスの定例会に参加したり、オファリング(提供サービス)の開発、提案書の作成といったナレッジワークを行ったりします。優先順位をつけた上で、プロジェクトワークと専門性を磨く活動を両立させています。
[犬石]
プラクティスに所属したからといって、専門性が固定されるわけでもないのですね。
[西山様]
プラクティス自体が、非常に柔軟な組織なのです。例えば「Project Management Orchestration」というPM/PMO領域のプラクティスがありますが、プロジェクトマネジメントという専門性は持ちつつも扱うテーマが多岐にわたるため、実質的にはゼネラリスト的な動きも求められます。
キャリアとは「スキルの集合体」です。どの山をどう登るかは人それぞれですが、ライズではそのルートを会社から一方的に決められるのではなく、プロジェクトを通じて自らデザインできる環境があります。
「脱・プレイヤー」。マネージャー昇格の壁を越えるための育成や評価の実情
[犬石]
次に、評価や昇格といったプロモーションについてお伺いします。
例えばコンサルタントからマネージャーに上がる際の要件など、各ランクに求められる役割や昇格の基準についてお聞かせください。
[西山様]
ランクごとの期待値は明確に定義されています。シニアコンサルタント以下のメンバー層に関しては、まずはプロジェクトでのデリバリーにおいて期待以上の成果を出し、信頼を勝ち取ることが最優先です。
一方で、一つの節目となるマネージャーへの昇格については、デリバリー能力に加えて「ビジネスを作る」視点が求められるようになります。具体的には、お客様に対して「ライズとして何ができるか」を提案し、案件を獲得するセールスへの貢献が求められます。
この切り替えは突然訪れるものではなく、シニアコンサルタントの段階から次に必要となる視点や能力を認識できるよう、提案活動にも参画する機会を作っています。デリバリーのみで評価されるフェーズから、自らの提案でお客様へ価値提供するフェーズへと、徐々にギアを上げる必要があります。
[犬石]
塚本様は、ライズでシニアコンサルタントからマネージャーへ昇格されていますが、その際のご経験や、苦労された点などについてお聞かせいただけますか?
[塚本様]
シニアコンサルタントに求められるスキルの一つに、「上司の指示に基づいて提案書を作成できること」がありますが、この課題への積極的な挑戦が、マネージャーへのプロモーションに向けた大きなステップになったと感じています。ライズには、手を挙げればチャレンジできる文化があります。私も自ら手を挙げ、提案活動に参画し、実際に受注につなげた実績が評価されました。
苦労した点は、視座の転換です。これまではプレイヤーとして自分のパフォーマンスの最大化が評価されていましたが、マネージャーの立場では「チームとしてお客様の成果にどう貢献するか」を常に考えなければなりません。
また、ワンプール制の特性上、アサインごとにテーマが大きく変わる場合もあります。得意とする製造業以外の業界・領域でもお客様の商流や課題を理解し、提案を組み立てる必要があります。このプロセスは大変でしたが、一方で自身を大きく鍛える経験にもなりました。

ライズ 塚本様
[犬石]
コンサルタントとしての基礎スキルやマネージャーに必要な視座を養うために、貴社ではどのような人材育成や研修制度を用意されていますか?
特に、中途入社の方へのサポートについてお伺いしたいです。
[塚本様]
ライズでは、中途入社者向けのトレーニングが充実しています。コンサル未経験者には入社後1カ月ほど、コンサルティング基礎スキルに関するトレーニングが用意されており、スムーズに立ち上がれるようにサポートされています。
中でも特徴的なものに「プレゼン研修」があります。これは、実際にお客様へ提案するようなシチュエーションを想定して、スタッフランクの社員が提案書を作成し、パートナーや執行役員に対してプレゼンテーションを行う研修です。私も3、4回ほど参加しましたが、かなり鍛えられたと感じています。プレゼンの仕方はもちろん、論理構成や資料作成(チャーティング)に至るまで、経営層から直接、詳細なフィードバックを受けることができます。非常に緊張感のある場ですが、ここでの経験が実際の提案現場における実務スキルに結びついています。
また、マネージャー昇格後には「New Manager Training」があり、会社方針やカルチャー醸成、マネージャーに求められる期待役割を改めて理解した上で、より実践的なトレーニングを実施しています。具体的には、ビジネスマネジメントとして営業・購買プロセスの理解に加え、契約や法務に関わる論点をケース形式で学ぶほか、フィードバック演習も行います。これらの研修コンテンツは、社内のパートナーや執行役員をはじめ経験豊富なメンバーによって自社で用意しており、ライズならではの「実戦知」が詰まっている点も魅力です。
[西山様]
プレゼン研修は、非常にフェアな環境です。普段のプロジェクトでの評価とは別に、純粋にその場での提案内容で勝負します。若手であっても光る提案をすれば評価され、逆に提案が甘ければシニア層でも厳しく指摘されます。また、上層部にとっては社内における人材判断の場としても機能しています。ここで頭角を現したメンバーが重要なプロジェクトに抜擢される、といったケースもあります。
[犬石]
研修制度も含め、組織全体で人を育てようという気概を感じます。
続いて、働き方についてもお聞かせください。成長性の高い環境である一方で、ワークライフバランスに関する実情はいかがでしょうか?
[西山様]
基本的には「パフォーマンスを出せる働き方」を推奨しており、比較的柔軟な制度だと思います。コロナ禍を経てリモートワークが定着したものの、現在は他社においても出社回帰の傾向が見られます。出社やリモートを一律に決めるのではなく、プロジェクトやお客様の状況に合わせて最適解を選ぶ方針です。
[犬石]
塚本様にお伺いしますが、前職と比べて働き方は変わりましたか?
[塚本様]
はい、変わりました。前職ではシステム導入・構築側として現場に携わっていたため、タスクが積み上がりやすく、負荷の高い状態が続きやすい環境でした。一方で現在は、お客様側に立ち、プロジェクト全体を俯瞰しながら計画策定やベンダーコントロール、意思決定支援を担っています。状況に応じて忙しくなることはあるものの、優先順位付けや段取りによって稼働の波を調整しやすくなったと感じています。業務の進め方や時間の使い方を含めて、働き方は大きく変わりました。
基本的にはお客様の要望や案件の状況に応じて、自拠点含むオンサイトまたはリモートと柔軟に対応していますが、私はほぼリモートワークで業務を回しています。ただし、プロジェクトの立ち上げ時など、信頼関係を構築するフェーズでは、お客様先へ赴くことも大切にしています。
[西山様]
また、フルリモートに近い形で関与する案件と、お客様先に常駐する必要のあるプロジェクトとを掛け持ちする場合もあります。あるプロジェクトからは常駐に見え、別のプロジェクトからはリモートに見える、という状態ですね。
どのような状況であっても重要なのは、プロフェッショナルとして成果を出すことです。その前提があれば、働く場所や時間の使い方は個人の裁量に委ねられています。
[犬石]
案件の掛け持ちのお話が出ましたが、プロジェクトのアサイン数についてはいかがですか?
[西山様]
原則としてマネージャー以下のメンバーは、1人につき1顧客(稼働率100%)が原則です。ジュニア層のうちからマルチタスクで複数の案件を抱えると、インプットとアウトプットのバランスが崩れ、学習効率が落ちてしまいます。まずは一つのプロジェクトに深く入り込み、そこでの経験を血肉にしていくことを重視しています。
一方で、シニアマネージャー以上になると、複数の案件を統括したり提案活動を行ったりするため、案件の掛け持ちがスタンダードになります。例えば、塚本のようにマネージャーであっても、プロジェクトマネジメントとプラクティスの活動を並走するなど、個人の能力に応じて役割が拡張されていくこともありますが、基本はお客様への価値提供を前提に、メンバーの成長も高める方針です。
ネットワークの拡大と、知見のアセット化の展望
[犬石]
最後に、今後の展望と求める人物像についてお伺いします。
まずは、西山様、塚本様が、今後ライズで挑戦したいことをお聞かせいただけますか?

フォルトナ 犬石
[西山様]
私は、外部とのアライアンスを通じて、ライズのビジネスネットワークをさらに広げていきたいと考えています。現在、社員数は400名に近い規模まで拡大しましたが、ライズ単独のリソースだけで提供できる価値にはどうしても限りがあります。
SIerや製品ベンダーの企業様が持つ強みと、ライズが有する変革のノウハウを掛け算することで、より複雑なお客様の課題に応えていきたいと考えています。すでにいくつかのテーマで協業や連携が進んでいますが、このネットワークを強化し、お客様に提供できる価値の幅を広げることが、会社の成長、ひいてはメンバー一人ひとりの成長機会にもつながると信じています。
[塚本様]
私は、これまでのプロジェクトで培ってきた知見をアセット化し、より多くのお客様に展開していきたいと考えています。特定のプロジェクトに閉じず、知見を型化・横展開することで、組織として支援の質を高め、安定的に価値を提供できる状態をつくることが直近の目標です。また現場にも魅力を感じているため、上流の提案にはチャレンジしつつ、プレイングマネージャーとしてデリバリーまで一気通貫で関わり続けたいと考えています。
[西山様]
ライズは、本人が希望すればパートナーであってもデリバリーでプロジェクトを回すチャンスがあるので、自分の経験を総動員して仕事を進められるという点も魅力です。
[犬石]
ありがとうございます。それらを踏まえた上で、ライズではどのようなスキルや性質を持った人材を求めていらっしゃいますか?
[西山様]
大きく3つあります。
まず「構造思考/本質思考のできる方」です。特にワンプール制という環境下では、自身の専門知識が通用しない未知の領域の案件に取り組む場面が多く訪れます。都度変わる領域に早期に適応し課題解決につなげる必要があるので、物事を構造的に整理し本質を掴みに行ける構造思考/本質思考がベースにあると助けになります。
次に「行動力・実現力がある方」です。AIが活用される昨今においては様々な変革施策をお客様の現場でフィジカルに適用できる先導的存在はとても重要だと実感しています。有用な課題解決案もそうですが実行力も合わせ持った方は貴重な存在になると考えます。
最後に「自己成長を拡散できる方」です。ワンプール制をうまく活用しさまざまなプロジェクトへ積極的に参画することで、最短距離で自分を成長させていくとともに、その成長をお客様や会社に価値として還元し周囲の成長にも貢献していく。そんなマインドセットを持った方に来ていただきたいですね。
[塚本様]
自分のキャリアを主体的に描き、挑戦を楽しめる方は、ライズにフィットするのではないでしょうか。ワンプール制のもとで幅広い案件に携われる一方で、プラクティスで専門性を深める道もあり、自分の志向に合わせて経験の幅と深さを伸ばしていくことができます。加えて、少人数で案件に入り、裁量を持ってプロジェクトを推進する機会が多いため、その手触り感や責任感を持ちながら成長したい方には最適な環境だと思います。
また、お客様との仕事を心から楽しめることも重要です。私たちは、お客様とワンチームになって伴走する支援スタイルを大切にしています。当事者として泥臭いことも含めて一緒にやり抜く—そのプロセスそのものを前向きに楽しめる方であれば、ライズで大きく活躍できるはずです。
[犬石]
最後に、候補者の方へのメッセージをお願いします!
[西山様]
ライズの求める人材でも触れましたが、私自身もこれまでずっと「成長」をキーワードにしてきました。「昨日より今日、今日より明日」と、一歩ずつでも自身が良い方向に変わっていき、その結果を周囲・社会に還元していくことこそが、生きている意味でもあると思っています。コンサルティングとは、巨大な企業課題に対峙し、知恵を振り絞ってその解決に挑み、結果を出していく仕事です。そのプロセスと結果を通じてお客様に貢献し、自分も周囲の同僚も、ひいては会社全体も成長させていく。そんなポジティブな変化を望む方にとって、ライズは最高の環境であると考えます。
[塚本様]
ライズは成長フェーズにある組織だからこそ、若手のうちから社内施策にも携わり、皆で一緒になって働きやすい環境を作り上げながら会社と共に成長していける風土があります。また、社内にはメンター制度をはじめとするメンバーサポート体制が充実しており、縦のつながりに加え、サークル制度など部門を超えた交流といった横のつながりも大切にしている会社です。価値提供や自己成長に、純粋に向き合える環境がここにはあるので、ぜひ一緒に挑戦できたら嬉しいです。
[犬石]
本日は、お二人のリアルな言葉を通じて、ライズ・コンサルティング・グループの「今」と「これから」の理解を深めることができました。ワンプール制という自由度の高い環境のもと、自らの意志でキャリアを切り拓くことを志す方にとって、貴社はまさに理想的な舞台であると感じます。
貴重なお話を、ありがとうございました。

左から、フォルトナ 犬石、ライズ 西山様、塚本様