グラビスの協力体制。ワーケーション制度で拠点を超えたコミュニケーション
［清水］
お話を伺っていて、自治体への貢献の熱量や、愚直に努力する一生懸命さが、共通の価値観のように感じました。
社内の雰囲気やカルチャーはいかがでしょうか？
［小俣様］
グラビスには協力体制が根付いています。何か取り組んでみたいことがあったとき、支援やアドバイスが得られやすい雰囲気があります。
また、個人的には穏やかで真面目な人が多いと感じています。
［大塚様］
前職も素晴らしい人はたくさんいたのですが、グラビスはさらにその密度が高いと感じています。コンサルタントが働きやすいように、マネジメントや管理部門が配慮してくれているので、煩雑な事務処理などに追われることもなく、コンサルティングワークに集中できています。
また、社風もフラットで、職位に関係なく自由に意見を言える環境です。将来やりたいことなども、自然と相談できる雰囲気があります。会社としてはまだ大きな組織ではありませんが、風通しの良い環境が魅力だと感じています。
また、こだわりが強いメンバーも多いと感じています。将来的に解決したい課題を抱えていたり、独特な趣味に没頭していたりと、型にはまったコンサルタントというイメージとは少し違います。例えるなら、能力を五角形で表すと、どこかの能力が突出している人が多い印象です（笑）。
［渡部様］
福岡事務所を立ち上げる際にどのような組織にしたかったかという観点でお話すると、多様な人材が集まる組織にすることでした。
2024年現在、福岡事務所には約10名のメンバーが所属しており、年齢層は20代から50代までと幅広く、男女比もほぼ半々でバランスが取れています。
このような多様性のある組織を目指した結果、さまざまな視点からの意見交換や活発な議論が生まれ、それが結果的に面白い組織になっていると感じています。多様性を重視することは、今後も引き続き意識していきたいと考えています。
［清水］
福岡以外に東京、札幌、大阪と拠点を構えていますが、各オフィス間同士の交流はありますか？
［渡部様］
はい。ワーケーション制度というものを導入しています。例えば、札幌でワーケーションを行う場合、特定の1週間の間で任意に札幌事務所へ行き、仕事をするという制度です。さらに事務所間のワーケーションとは別に、テーマを決めたワーケーションも行っています。社会勉強も含めて地方都市へ行き、特定のテーマについて学ぶといった内容です。過去には夕張市や長浜市に行きました。
また、全社でチームを作って勉強会なども開催しているので、拠点関係なくコミュニケーションは活発で、お互いの顔が見える関係性が築けていると思います。こうしたことが可能なのは会社の規模も関係しているかもしれません。
［小俣様］
普段のプロジェクトにおいても、例えば、福岡事務所でプロジェクトの人員が足りない場合、東京のメンバーに参加してもらったり、逆に福岡のメンバーが他のプロジェクトに参加したりすることもあるので、交流は盛んだと感じます。
［清水］
非常に魅力的な制度ですね。福岡事務所の皆様は、どのくらいの頻度でオフィスに出社されていますか？
［小俣様］
福岡事務所は、他の拠点と比べて出社頻度が高い傾向にあります。強制はしていませんがオフィスが満員になることもあります。
これは、福岡という土地柄、メンバーの自宅が天神にあるオフィスから比較的近いことが理由の一つです。私自身も徒歩20分で通勤していますし、遠くても電車を利用して30分程度で通勤できるメンバーがほとんどです。
［渡部様］
基本的にフルリモートとは言いつつも、通勤できることが前提の採用ではあります。これは、直接のコミュニケーションを重視するためです。
［清水］
普段はリモートやオフィス、常駐など、どのように案件に携わっていますか？
［大塚様］
九州という土地柄か、出張ベースの案件が多いですね。出張先では、日中しっかり仕事をした後、夜は食事に行くことが多く、昼間の仕事の振り返りをすることもあります。反省会のような堅苦しいものではないので、軽い振り返りを通じて次の仕事への改善点を見つけることができる良い機会だと感じています。ストレス発散にもなり、次の仕事へのモチベーションにもつながっています。
［清水］
九州は魅力的な場所が多いので、現地に行けるということも福岡事務所で働く醍醐味の一つですね。
注目される福岡エリアで叶える「公共領域への熱い想い」
［清水］
先ほど採用のお話がありましたが、今後、福岡事務所に参画してほしいメンバーの人物像について教えてください。
［小俣様］
私たちが自治体向けのITコンサルティング業務を行ううえで、最も重要だと考えているマインドセットは「プロフェッショナル意識」です。プロフェッショナルとしてIT環境の最適化やDXに関する提案をお客様に提供するという自覚をもって仕事に取り組める方を求めています。
また、未経験の業務にもアサインされるため、チャレンジ精神や粘り強さも大切です。新しいことへの好奇心や、困難に立ち向かう強い意志をもった方を歓迎します。
［大塚様］
課題解決への強い思いや熱意をもった方に来ていただきたいです。もちろん、テクノロジーの知識やコンサルティング経験があればそれに越したことはありませんが、2～3年かけて新たに身に付けることも可能です。
パッションをもって仕事に取り組める方であれば、楽しく働けるだけでなく、成長速度も早いと思います。そのような方と一緒に働きたいです。
［渡部様］
重視しているポイントは5つあります。
①目の前の仕事に全力で取り組める人、②最後まで粘り強くやり遂げられる人、③新しいことに積極的にチャレンジできる人、④人として面白みや魅力がある人、⑤周りの人を幸せにできるような振る舞いのできる人です。
このような個性豊かな人たちと一緒に働きたいです。
［清水］
ポジションではどのような採用ニーズがありますか？具体的な職種や求めるスキルについて教えてください。
［小俣様］
福岡事務所として、直近ではプロジェクトリードができるシニアコンサルタントを特に求めています。また、すぐにシニアコンサルタントになれなくても、プロジェクトマネジメントなどのスキルがあり、即戦力として活躍できる方も歓迎です。
スキル面だけでなく、先ほどお話したようなマインドやポテンシャルをもった方であれば、積極的に採用したいと考えています。
［清水］
実際の面接で重視しているポイントはありますか？
［小俣様］
IT、行政、プロジェクトマネジメントのそれぞれの分野における経験やスキルレベルについてどの程度素地があるのかは必ず確認します。
また、質問の意図を理解し、過不足なく的確に回答できるかどうかも重視しています。例えば、質問の意図が不明な場合は、遠慮なく面接官に確認するといった姿勢は評価します。これは、お客様とのコミュニケーションにおいても重要な要素だと考えているためです。
さらに、これまでの業務に対する責任感や学びについても詳しくお尋ねします。それぞれの業務にどのように取り組み、そこから何を学んだのかは非常に重要なポイントです。
［渡部様］
今の話にプラスするとすれば「この人は面白い人かな」と思いながらよく観ています。
そのうえで、現在の仕事に対する捉え方を意識して尋ねています。現職の仕事に対する役割意識や、会社全体における自分の役割、そしてそれが自分にとってどのような意味をもつのかを多角的に捉えられている人は、環境が変わっても活躍できる可能性が高いと考えています。
とはいっても、一番は面白い人と一緒に働きたいですね（笑）。
［清水］
私自身も、一緒に働けたら面白そうな環境だと思うインタビューでした。
最後に候補者の方へメッセージをお願いいたします。
［小俣様］
福岡事務所では、福岡を中心に九州・中国・四国地方のお客様のプロジェクトに携わることができます。また、プロジェクトの先には公共を変えるチャンスがあると考えています。裁量と責任感をもって仕事を進められる環境です。大変なこともありますが、その分やりがいも非常に大きいので、ぜひチャレンジしてみてください！
［大塚様］
現在、福岡を中心に九州は非常に盛り上がっていると感じています。そんな福岡にある私たちの事務所を拠点に、地域や社会の課題解決に積極的に取り組みたいという熱意のある方をお待ちしています！ぜひ、弊社への入社を検討していただけると幸いです。
［渡部様］
福岡事務所は、公共領域において、福岡および周辺地域でNo.1のコンサルティングファームを目指して設立された事務所です。メンバー全員がその目標に向かって日々努力しています。福岡で働きたいといった動機でも構わないので、公共領域に特化した専門性の高いコンサルタントになりたい方は、ぜひ私たちと一緒に頑張っていただきたいと思います！
