KPMGコンサルティング×フォルトナ スペシャルインタビュー Part1

-KPMG Consulting × Fortna Special Interview Part1-

上の人間は使った者勝ち!? 自律的な人が活躍できるKPMGのフィールド

[佐津川]
ありがとうございます。こんな方にぜひ入社してほしい、こういう方と働きたいという想いはありますでしょうか。

[青木様]
先ほどから言っていることと共通していますが、やはり自律的・能動的に動く意思がある方ですね。「何をしたら良いですか」と聞く前に、「何々をした方がいいと思うんですけど、どう思いますか」と言える方。少なくとも、そういうことをやる意思がある方ですね。
少し話は逸れますが、昔私がマネジャーだった時、パートナーをクライアントとの会議に呼びたくなくて仕方なかったんですよ。資料をレビューされるのとかも嫌ですし、何か言われるじゃないですか(笑)。

[佐津川]
私も上野もコンサルファーム出身なので、その気持ちは痛いほど分かります(笑)。

[青木様]
お客様とのミーティングに「日程が合ったら来てください」とパートナーを一応呼ぶんですけど、「すいません、日程合いませんでした」とか言って自分で仕切ってやっていましたね(笑)。ただ、そうやって自分で自由にプロジェクトをコントロールする代わりに、アウトプットには責任を持ちたいと思ってやってきたんです。
なので、うちのチームでマネジャーになるような人たちには、仮にそれが与えられた案件であっても、ある意味自由に自分で仕切ってほしいし、責任を持ってお客様とちゃんと議論できるようになってほしいと願っています。
一方で、パートナーを要所要所でうまく使うことも大切です。クライアントとの会議で「この役員が出てくるからこのパートナーに出てもらおう」みたいなものでも良いんですよ。
若いメンバーにもよく言っているんですけど、上の人間はちゃんと使った者勝ちなんです。
例えば何か悩んでいて、1人で15分考えてダメだったら、3時間悩んでも絶対何も出てきませんよね?だったらさっさとパートナーの頭を借りた方が速いんです。
そういうわけでうちのメンバーにもよく言っていますが、ぜひ気軽にコンタクトして議論をしにきてほしいんですよ。メールだと、議論ができないので。

[上野]
普通、パートナーに直接コンタクトして、フワッとした議論をするってなかなか出来ないですよね(笑)。

[青木様]
そこがうちの1つの特長でしょうね。とりあえず当ててみて議論しろと言っています。そこで何かいろいろ言われるかもしれないですけど、それは怒られているわけではなく単なるインプットですから。自分で全部抱え込まず、上を使うという意味も含めて頭を使えることが大切です。
私、今でも分からないことがあったときには、KPMGジャパン内に詳しい人いないかって聞き回っていますよ。
監査法人にも聞きますし、FASにも聞きます。

[上野]
その垣根の低さはすごいですね。

[青木様]
人の頭を使う方が時間の短縮ができるし、面白い話を聞けるし、効率的。自分から動けば、必ず何かが手に入る環境だと思います。

[上野]
自律性・能動性のある方には理想的な環境ですね。

[青木様]
そういう方が存分に活躍出来る土壌があると思います。

新しい金融の形を模索する。同チームの今後のビジョンとは?

[佐津川]
最後に、青木さんおよびチームの今後のビジョンをお聞かせいただけますでしょうか。

[青木様]
金融機関への支援に限らず、何か別の事業×金融の形を模索していきたいと考えています。
例えば、e-sports。あるクライアントからスポンサーを集めたいという相談があったとき、第三者機関認証のような格付けを付けたら良いのではないかという話になりました。一見金融は関係なさそうですが、格をつけるということは値段がつく。値段がつくということは、セカンダリマーケットができて、売買が始まる。もうその時点で金融なんですよね。だからe-sportsのようなテーマでも十分対象になる。
最近決済とかNFTを含めて金融が身近になってきていますし、デジタルになればなるほど、実は金融との親和性が高いんです。そうやって他のビジネスを絡めた新しい金融の形を模索していきたいですね。
それ以外は、自分たちがやりたいものをやっていくつもりです。今はセクターの人たちから相談があったものの中で私がやりたいことを案件化しているんですが、それを今のマネジャーたちにもやってほしいんです。
彼ら自身が「○○をやりたい」と発信したり、「こんな話があったら呼んでください」と能動的に売り込んだりすることで、自分たちがやりたい案件を自分たちで作っていけるチームになりたいですね。
そしてその中に、金融要素が入ってくればいいと思っています。もちろんなくてもいいです。

[佐津川]
ありがとうございます。最後に青木さんから御社に関心をお持ちの方へメッセージをお願い致します。

[青木様]
今いろいろと応募しようかなと思っていたり、オファーをもらってどうしようかと悩んでいたりする方もいると思いますが、時間かけて悩めばいいと思うんです。ただ、一歩踏み出さないことには何も変わらないので、迷ったらKPMGに来て下さい、とお伝えしたいですね。
本当にここで大丈夫かって、いくら検証しても、どんなに話を聞いても、最終的には行ってみないと分からないじゃないですか。
僕は迷ったら行くタイプですし。迷ったならぜひ来て頂きたいですね。

[上野]
ありがとうございます。青木さんらしいメッセージですね。

[青木様]
転職しようと思って行動したということは、今の環境に何かしら不満があるはずなんです。もし迷って転職を辞めても、いつか「あの時行けばよかった」と絶対思う時が来るんですよね。
残って後悔するぐらいなら、転職して後悔した方が良い。転職してからも不安はなくならないかもしれませんが、人は慣れるものです。
私自身、上手く行かなくても命を取られることはないと思って、これまでやってきました(笑)。
なので、まずは一歩踏み出すことをお勧めしたいと思います。

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