転職活動で志向が明確になり今の自分に一番フィットするコンサルへ転職成功

S.Oさん 47歳(男性)有名私立大学出身

日系総合コンサルティングファーム マネージャー ⇒ 経営コンサルファーム パートナー

転職活動のきっかけ

現職のコンサルファームからから別のコンサルファームに転職しようと考えたことからスタートしました。きっかけは主に次の3つの理由です。特に3つ目は長年感じておりましたが、たまたま1つ目と2つ目が同時に発生し、トリガーが外れた感じです。

あと、長年クラスに変化がなかったこともあり、キャリアロンダリング・箔付をするラストチャンスとも思っておりました。

1)会社状況に対しての不安・危機感
コンサル事業をリードしていた方が急遽退職され、社内がゴタついて、今後に不安を感じた。また、私が知っている”できる人たち”がここ2年の間にかなり多く辞められており、このままいることに対して危険にも近い危機を感じていた。

2)会社/チームに消費されている不満感
所属するチームのメンバー全員の昇進スピードが他チームと比較して極端に遅く、このままだと上位クラス(シニアマネジャー)に昇進できるのが5年以上もかかるのではと不安も感じた。また、チームで案件獲得を積極的にしていないだけでなく、リーダーが決めた案件に自動的に投入される流れができており、自分のキャリアを自分の意思で作れない感覚を持った。自分で獲得した案件もチームの意向で断らなければならないといった事態も発生し、さらにその感覚は強くなった。
さらに、チーム内で行う年次評価も下のランクの方の評価の仕方を見ていると、非常に感覚的に進められており、自分の評価も適当にされているのではないかと不安に感じた。約1年前にチーム内の課題を明らかにして改善も試みたが、のらりくらりかわされ、1年経って私含むメンバー数名が指摘していた課題が現実となり、やっと考え始める感じになった。このような経緯からいいように消費されている感じが根底にあった。

3)プライムでのプロジェクト推進の必要性
所属チームの案件獲得がグループ会社や、他のインダストリチーム依存になっていることもあり、プライムとしてプロジェクトに参画する機会が少ない状態であった。プライムでないことから、「本当はこのようにすればうまくいく」、「もし成功させるならこのように進める」といった内容をクライアントのカウンターに直接言えない、言えたとしてもプライムの顔色を見ながら話をしなければいけないという状況だった。真剣にプロジェクトやクライアントを考えれば、このような状況は正しくないし、自分自身がやりたいのは”クライアントの業務を本当に価値ある変革に導く”ことだったので、プライムでプロジェクトに関わることができ、実行力があるコンサル会社にいくべきと考えに至った。

エージェントとしてフォルトナを選んだ理由

栗山さんを知ったのは、登録した転職サイトからのスカウトメッセージでした。自己紹介の記載に”会社経営”、”投資”などのワードに興味を惹かれ、私自身も不動産投資などをしていることから、「この方は面白いかも」と思ったことは今でも覚えています。

今回の転職では、大手コンサルファームを中心に考えており、コンサル会社への転職に強いエージェントが良いと思っておりました。その中でも栗山さんは、複数の転職サイトの賞なども受賞されており、この方にお世話になりたいと思いました。

他社エージェントとも面談しておりましたが、大量に企業を紹介するわりには転職したい企業が出てくることはありませんでした。一方、栗山さんの場合、当方の志向をご理解いただいたうえで、志望している企業や、それに近い企業も数社ご紹介いただけました。

また、転職活動の際にいつも課題に感じていた面接に関しても、しっかりと対策を行い、実際の面接でも、うまくいかなかった部分のフォローアップもしていただき、なんとか内定まで着地できました。栗山さんにお願いして本当によかったと思っております。

実際の転職活動について

転職活動をしている最中に参画していたプロジェクトが炎上していたこともあり、時間を捻出するのが難しかったため、対策が甘くなってしまったことも否定できないと感じていました。その中でも、朝早く起きて、自己分析をしたり、企業分析をしたりしていました。

大手コンサルファームを中心にカジュアル面談から始める予定でしたが、年齢などの理由でいくつかの企業で断られ、ストレートに応募しました。また、広く受けようと考えていましたがIT領域に絞りました。

大手コンサルファームでは、ポジションの関係から“営業ができるのか”(=案件を獲得することができるか)と“どの領域の専門性があるか”を問われました。私はこれまで様々な案件にも取り組んできた関係から、(長年やっているPMOを除いて)専門性をうまくアピールできず難航しました。その対策として、これまでの経歴を棚卸して、分野を代表するキーワード(例:AI、モダナイゼーション)を当てはめるなどの対策もしてみました。

一方で、転職活動を通じて自分の志向が明確になり、ネームバリューや安定性を求めるのではなく、「自分自身で環境を整備する・立ち上げる」ベンチャーに近い環境が必要だと思うようになりました。今回、転職先として選択したのも、この志向に照らし合わして決断しました。

ネガティブな事態も、見方を変えると次の動き方のヒントになることもわかり、この事態を自分の糧にする動きができたのではないかと思います。

これから転職活動をされる方へのメッセージ

年齢や希望のポジションによって企業側が求める要件は異なります。そのためエージェントの方に“求められるスキル“や“経験“などを一番最初に確認されることをおすすめします。それに基づいて、経歴やスキルの棚卸、面接対策を行うと、うまく腹落ちさせながら効率的に進められると思います。

栗山さんから提供いただく想定質問集にしっかり回答し、経歴や志望動機などを再確認することも大切だと思います。そのためにも、対策をするための時間をしっかり確保することが重要です。今回は“炎上プロジェクトと掛け持ち“で必要な時間をしっかり確保できずに追い込まれていた部分もあり、序盤の戦い方においてやや悔いが残りました。

私は、転職用にノートを買い、想定される主要な質問や、企業ごとの志望動機、想定質問と回答、企業への質問“を整理しました。企業の採用ページにある現役社員のコメントなどは、企業カルチャーや仕事内容がわかり、情報整理する際に役立ちました。この情報を元に質問などを考えて、ノートに書き込んでいました。採用ページは企業によって色が異なり、社員ブログなどもあるので、仕事内容などが手に取ってわかったり、面接でどこまで言ってもいいのか温度感もわかったりします。

企業分析や面接を受けることで自分の志向が見えてきますので、どうしても譲れないもの以外は当初の希望にこだわらないようにした方が良いと思います。

面接の中で面接官の方が何気なくおっしゃられる一言が決め手になることもあります。コンサルは人が資本“の仕事なので、面接官の方に共感できるかなどの直感に近い感覚も大切にして転職先を決ると良いと思います。

フォルトナに伝えたい本音トーク

この度は大変お世話になりました。転職が決まった直後にいう話ではないのですが、数年の間に(5〜10年以内としておきます)またお願いしたいと思っております(笑)。

企業からの結果が出た際にはすぐにご連絡いただき、その都度次の対応に役立てることができました。また、うまくいかなかったときには、次の面接での質問対策などのコメントがかなり役に立ちました。

最後は年収交渉や入社時期交渉もかなり手厚くサポートいただいたので、大変助かりました。

年齢が高い方はポジションを維持して転職されるケースが多い中、私の場合は、キャリアロンダリング・箔付の方向もあったため、なかなか大変だったと思います。
今だから言えることですが、初めに志望していた複数企業を受けた後に“何か違う”感じがして、転職をやめようか、来年再チャレンジしようかと迷ったりこともありました。専門性と営業の両面を問われるものの、営業面がものすごく強く問われている感じだったことが原因でした。逆に「いい仕事をすることが次の営業につながる」という考え方のできる企業じゃないと自分には合わないと気づくこともできました。

状況によっては2年間かけて転職を考えることも良いと思います。一度受けても、1年後には再応募できる企業もあるため、1年目はうまくいかずとも、対策を考え経験をつみ、翌年にまた挑戦することもできると感じました。特に不採用になった際には、原因を分析し、現職での過ごし方・仕事の仕方を変えていけば、スキル・経験を積み上げられると思います。

このように3〜5年の周期で転職活動をしてみると、“井の中の蛙だった自分“を“市場の要求にあった自分”にアップグレードできるような気がします。“定期的に市場に触れてみる“は転職においても重要ですね。

多大なるサポートに感謝致します。ありがとうございました。

栗山からのコメント

この度の転職活動は様々な心境の変化があったかと思いますが、最終的には当初想定しておられなかった企業様への着地となられ、その企業様がご相談者様にとって非常に噛み合った企業様であったこと、大変嬉しく思いました。

PJ炎上も重なり選考期間が伸び気味ではありましたが、長期にわたりモチベーションを維持され、将来のキャリアとご自身の目指したい像を徹底的に追求されてきたご相談者様の努力の賜物かと思います。

転職活動、大変お疲れ様でした!

また共に活動したいと思ってくださるようなご支援ができたのだと感じることもでき、僕としても非常にありがたい限りです。

今後も転職に限らず引き続き仲良くさせて頂けますと幸いです!
どうぞよろしくお願いします!!

弊社栗山が担当した転職支援です。

栗山が担当した直近の転職支援事例
■30代(男性)有名私立大学卒 総合系コンサルファーム シニアコンサルタント⇒IT系戦略コンサルファーム マネージャー
■20代(男性)有名私立大学卒 日系大手金融機関 ⇒外資系総合コンサルファーム
■30代(男性)有名私立大学卒 大手SIer⇒日系ITコンサルファーム・ITコンサルタント

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