ULSコンサルティング × フォルトナ スペシャルインタビュー

公開日:2026年01月07日

最終更新日:2026年01月08日

ULSコンサルティング(旧:ウルシステムズ)は、ビジネスにおける課題とテクノロジーの双方に精通した「ダブルコア」人材を重視し、「テクノロジー×ビジネス変革」の両軸を強みとするITコンサルティングファームです。顧客と共に「価値を創る」姿勢を掲げ、デジタル変革・クラウド・AIなどといった先端技術をテーマとした案件を中心に手がけています。

2000年に創業し、今年で25周年を迎える同社は、2025年10月1日付で社名を「ウルシステムズ」から「ULS(ユーエルエス)コンサルティング」へ変更。そこには、次世代のビジネス戦略に向けた想いや目的がありました。

今回は、そんな節目の年を記念して、代表取締役社長の横山 芳成様にインタビューをさせていただきました。

インタビュアーはフォルトナ・栗山が務めます。


横山 芳成様 プロフィール
代表取締役社長。
大手電機メーカーの子会社に新卒入社し、SEとして特許システムの開発に従事。その後、2005年にウルシステムズへ参画し、ITグランドデザインやプログラムマネジメント、開発プロセス定義、デジタルガバナンスなど幅広い実績を持つ。近年はDX 関連サービスの構想策定〜具現化を支援している。2022年5月に社長就任。

「もっと広い世界を見たい」——SEからITコンサルタントを志し、出会ったのが当社でした

[栗山]
「ウルシステムズ」もとい「ULSコンサルティング」も今年で25周年とのこと、おめでとうございます。

[横山様]
おかげさまで、ありがとうございます。

[栗山]
節目の年に伴い社名も変更されるなど、今後に向けて心機一転といったところだと思いますが、ここで改めて、貴社の成り立ちについてお聞かせください。

[横山様]
当社は2000年に創業しました。現・取締役会長の漆原 茂がアメリカ・スタンフォード留学を契機にITのさらなる可能性を感じ、製品に左右されないニュートラルな立場での多様なシステムの開発・展開を通じてより高い価値を提供したいと立ち上げたのが「ウルシステムズ」です。

各方面から非常に優秀なエンジニアが集い、社員数も順調に増えていましたが、実は、創業間もない頃に一度、大きな転換期を経験しています。

[栗山]
意外な歴史ですね!

[横山様]
既存事業を今一度見直し、ここで一度モデルチェンジをしたのです。顧客への高い価値提供をさらに追求するため、システムだけでなく上流工程から携わろうと、2つの方針転換を行いました。

まずは、SI事業の強化。自社のSI事業に加え、顧客のSI事業への伴走やサポートも実施しました。もう一つが、コンサルティング事業への参入です。IT施策の実行支援だけでなく、戦略や構想の策定も行いました。2003年から2004年頃にかけてのことです。

この2つの軸を並行するようになってから、自動車や不動産、航空などさまざまな業界の大手企業と仕事をさせていただく機会が増えていきました。ITコンサルティング事業をさらに育てたいと考え、2006年には上場も果たしています。

その後はリーマンショックの影響で不況な時期もありましたが、体制の強化やM&Aなどもしながら乗り切り、社員数も数十人だった頃から150〜200人程度の規模へと成長していきました。

そこからは、SIとITコンサルティングの両軸でビジネスを展開しています。
SI事業では、基幹システムからモバイルウェブまで、ある程度の規模の製品を自社で構築しています。
ITコンサルティングでは、企画・構想策定から実行まで一貫して支援できることから、PM/PMO の役割も担います。そのため、事業の中身をきちんと見ながらプロジェクトを回せる人材がそろっています。また、子会社を含む組織周りのITに関わる戦略面や業務改革、事業企画などのコンサルティングも得意としており、実績も豊富です。

[栗山]
横山様が貴社に参画されたのはいつ頃のことですか?

[横山様]
2005年です。その前は、日系大手電機メーカーの子会社にシステムエンジニアとして勤めていました。そこで8年ほど、特許システムを主に担当していましたが、ある時ふと「自分の部署は1つの“村”だ」と思ったのです。
ここは、大企業という大きな組織内の「村」の一つに過ぎない。担当領域が明確に決まった狭い部署で、このまま自分のキャリアを終えていいのだろうか。「もっと広い世界が見たい!」と思い、転職を決意しました。

[栗山]
大企業の子会社という、安定したキャリアからの脱出に不安はありませんでしたか?

[横山様]
むしろこのまま、広い世界を知らずに勤め続ける方が怖いと思いました。

当時の私の武器であったITの知見をより幅広く生かしたいと考え、転職先にはITコンサルティングファームを志望していました。大企業では前職と同様に担当領域が区切られた「村」のような体制なのでは、と危惧したことから、ITテクノロジーに強い中小規模のコンサルティングファームを探しました。
しかし当時は、この条件に合致する企業が5社くらいしかなかったのです。その中でも「ウルシステムズ(現:ULSコンサルティング)」からのオファーが一番早く、「これもご縁だ」と思い、入社を決めました。

そこから紆余曲折あって2022年5月に代表取締役社長に就任し、全社的な組織運営やマネジメントに注力しています。

ITの知見やスキルに立脚したコンサルティングが最大の強み

[栗山]
次に、貴社の事業概要についてお聞きします。まずは、組織体制について教えてください。

[横山様]
部署としては大きく2つ、先端技術を伴うコンサルティングやSI事業を担うテクノロジー本部とITコンサルティング事業を担うコンサルティング本部に分かれています。

ビジネスの比重としてはITコンサルティングがメインで、6〜7割を占めています。テクノロジーは、3割〜3割5分といったところでしょうか。人数の比率もコンサルティング本部の方がやや大きく、6対4くらいです。

[栗山]
それぞれの組織には、どのような特徴がありますか?

[横山様]
コンサルティング本部はミドル前後の中途入社者で主に構成されており、新卒や若手は少数です。SIerとして活躍する中で「より高みを目指したい」「ITコンサルタントとして顧客の中に入り込んで支援したい」などの思いを掲げて志望されるケースが多いですね。

一方で、テクノロジー本部には新卒を含む若手が多いのが特徴です。やはり、まずはきちんとエンジニアとしてのスキルを身につけさせる風土が、当社にはあります。若手に加え、エンジニアリングを愛する大ベテランのシニア層も比較的多く在籍しています。

そんな当社の強みとしては、ITの知見や技術力に立脚したコンサルティングが可能であることですね。

[栗山]
貴社では、現在どのような事業に携わっているのでしょうか?
候補者の方々へ向けたキャリアパスの参考として、教えてください。

[横山様]
現在、コンサルティング本部で特に注力しているのは製造業界です。製造業のDXの推進において、製造ラインや倉庫や在庫、ファクトリーオートメーション、データの利活用も含めて、製造業向けのさまざまなコンサルティングを行っています。

また、公共案件にもよく携わります。中央省庁や外郭団体、自治体などとある中でも、自治体向けのソリューションが多いです。それぞれの自治体には大なり小なり独自のスキームがありますが、そこに私たちのコンサルティングを入れることで改善を図るなど、特定の分野や問題に特化した内容を中心に扱っています。

[栗山]
ITの領域の中でも、傾向やホットトピックなどはありますか?

[横山様]
昨今では、どこへ行っても「DX」「AIやデータ活用」といったデータ戦略が求められるので、データドリブンで経営課題にアプローチできる力が必要だと感じます。ダッシュボードの作成などを通じてデータ分析を可視化し、顧客の会計やファイナンスに関わるコンサルティングも行っています。

また、テクノロジー本部についてですが、現在では金融業界向けのソリューションを提供する機会が多いです。特に、ファイナンシャルの分野に注力しています。

社名変更の目的は、コンサルティング事業を次のステージへ移行するため

[栗山]
ここまで、貴社に関する概要をお伺いしてきたところで、今回の社名変更についてお話しいただきたいと思います。変更に至った目的や背景を教えてください。

[横山様]
私たちのビジネスの実態に社名を合わせることで、当社のコンサルティング事業の認知を高めることが目的です。
先ほども申し上げたとおり、現在の当社の主力はITコンサルティング事業ですが、そのようなビジネスの実態に対して「ウル“システムズ”」という名称が合致していない、という状況でした。社名の影響で、当社のメインビジネスがシステム開発だという誤解もよくありました。

加えて、今回の社名変更に伴い、「ULSコンサルティング」としてコンサルティング事業をよりアップデートしたいという思いもあります。事業への取り組み方や意味を改めて見直して再定義した「私たちのコンサルティング」を、実際に実現していきたいのです。そのモデルチェンジの一環として、既存のビジネスにおいても新たな領域へ踏み込んでいくことを考えています。

[栗山]
「私たちのコンサルティング」について、もう少し深掘りさせてください。具体的にどのような内容なのでしょうか?

[横山様]
コンサルティング事業を、顧客との「共創」のステージに移行することです。顧客の事業を支援するだけでなく、当社も顧客と共同で出資しながら一緒にビジネスを創ることを標準とする、そんなコンサルティングの実現を目指しています。

未来へのキーワードは「AIエンジニア」と「事業開発」

[栗山]
「私たちのコンサルティング」の話にも通じるかもしれませんが、今後の事業展開や成長戦略について、横山様はどのように描いていますか?

[横山様]
昨今ではM&Aによって体制を強化する潮流もありますが、当社では優秀な人材を積極的に招いて、会社へのパフォーマンスだけでなくご自身の自己実現も含めて、フルコミットで育てる方針です。その中で、ゆっくりと着実に企業価値を高めていきたいと考えています。

[栗山]
事業面の展望はいかがですか?

[横山様]
新領域としてAIエージェントに注目しています。自律型のAIエージェントを開発し、そのAIがさらにいろいろな開発をしてくれる、そんなソリューションを掲げています。

例えば、当社では、AI 駆動開発の取り組みの一環として自律型AIエンジニアの「Devin(デビン)」を活用しています。自然言語を理解でき、人間の開発者とほぼ同様の開発作業を実現し、少数精鋭チームでの大規模なシステム開発や、企業システムの内製化を促進するAIエンジニアです。今この需要がものすごく高まっていて、大手金融機関をはじめとした複数社が続々と導入を決め、実現したいことをさまざまに話し合っているところです。

Devinは米国のAIテクノロジー企業が開発した製品ですが、このように海外の優れたものを積極的に取り入れてローカライズし、日本国内のビジネス環境に適用させることも推進していきたいと考えています。日本のこれまでのSIモデルの変革は、日本企業の世界的な競争力を高めるためにも必要不可欠です。

[栗山]
AIエンジニアが、ついに現実のものになってきているのですね。コンサルティング事業については、いかがですか?

[横山様]
先ほどの「私たちのコンサルティング」の話に戻りますが、やはり未来共創に注力したいですね。そのために、現在のビジネスモデルの改革を考えていますが、それについてもう少し詳しくお話しします。

今までは顧客とビジネスを共創する中で報酬をいただき、その対価としてコンサルティングやシステムの開発・納入を行ってきました。
しかし今後は、当社も顧客と共に投資しながら、二人三脚でより面白い事業を展開していく、そんなモデルチェンジを構想しています。

当社の強みの一つは、ベンチャー気質による決裁手続きや意思決定の早さです。それらを存分に生かして、ジョイントベンチャーの立ち上げや共同出資によるさまざまな共同事業の開発に、今後さらに集中して取り組もうとしています。これは、コンサルタントの未来のためでもあるのです。実際に、すでに走り出しているプロジェクトもいくつかありますよ。

[栗山]
これは企業としてのチャレンジでもありながら、社員のチャレンジでもあると思います。社員の方々は、この展望に対してどのように貢献する機会があるのでしょう?

[横山様]
まだ立ち上げ段階であり、現段階で関われる社員は少数かもしれませんが、もちろん機会はあります。関わり方はさまざまですが、顧客と共にビジネス・事業を創り、その会社の株式を譲渡して取締役に就任させる、といった形がメインになると思います。
企業価値を高めることが自身の報酬アップにもつながるので、モチベーションの面においても、報酬よりキャピタルゲインを狙う方が効率も良いという考えです。

最初はシニア層の社員からにはなりますが、ゆくゆくは若手も抜擢していきたいですね。

[栗山]
このような、顧客との共創による事業化を本格的に考えるに至った理由や目的、背景などはありますか?

[横山様]
目的としては、シニア層の離職を防ぐためです。この背景には、長年共に仕事をしてきた社員数人が立て続けに転職したという出来事があります。

当社でエンジニアやITコンサルタントとして経験を積む中で、50歳前後の年齢に差し掛かると、ネクストキャリアとして事業会社を志す人が増えることに気がつきました。「事業会社のDX部長のポジションに誘われた」「事業会社は今まで未経験だから面白そう」など理由はさまざまですが、続けて3〜5人ほどの社員が当社を卒業していきました。新たな門出は喜ばしいことですが、一方で「なぜこうなるのだろう?」と考えました。

そして、当社は受注仕事がメインであり、自らの事業を持たないからだという結論に至ったのです。現在のビジネスモデルだけでは、せっかく長年一緒に仕事をしてきた仲間たちが当社を去るきっかけになってしまう。彼らが次の舞台を探さなくてもいいように、またポストコンサルタントの活躍の場としても機能できるように、顧客との共同出資により、ULSグループ内にさまざまなジョイント・ベンチャーをつくっていこうと決意しました。

この方針はグループの総力や企業価値を高めることにもつながり、株価や社員への報酬などにも還元できる。良いサイクルが生み出せると考えています。

[栗山]
自社の社員や会社全体のことを想ってのことだったのですね。

[横山様]
そうですね。やはり、社員には長く働いてほしいという想いがあります。そのためには、特にシニア層の方々が働きやすい場を提供する必要があります。
この年代の方々は、ご親族の介護やご自身の体調などの観点が、少なからずワークスタイルに影響を及ぼすようになっていきます。その時に、事業会社でIT関連のオペレーションや運用等の業務をお任せできたら、彼らももっと落ち着いて働くことができるはずです。

ずっとコンサルタントとしてバリバリ働いていくような方も稀にいらっしゃいますが、もちろんそうではない人もいます。そんな人には自社グループの事業会社で無理なく働き続けてもらいたい。これからは「社員が生きる道をどのように作っていくか」に注力していきたいですね。

[栗山]
貴社のような職種では、独立してフリーランスや起業を志す人も一定数いそうですが、それについての対策などはありますが?

[横山様]
シンプルに、独立するよりも良い条件を提示することです。何かしらの事業を創出したい場合、自社グループの傘下で行った方が、リスクや資金、顧客とのリレーションなどあらゆる条件面において勝るようにしています。

私たちはこれから“来そう”な、面白いビジネスの種をたくさん持っており、それを育てていこうとしています。確かな技術力を武器にビジネスの最先端を進む当社は、とても面白い舞台ですよ。

テクノロジーとビジネス、双方のプロフェッショナル「ダブルコア人材」の育成にこだわる

[栗山]
続いて、貴社の人材育成やカルチャーについてお伺いします。
コンサルタントでありながら先端テクノロジーへの理解度の高さが貴社の強みであり、他社との差別化の要因でもあると認識しています。
貴社が掲げる「ダブルコア」な人材を育てるための、新卒や若手の育成に対するポリシーなどはありますか?

[横山様]
はい。当社では、若手の方がコンサルティング業務に進む場合でも、まずはエンジニアとして基礎をしっかり身につけていただくことを大切にしています。なぜなら、技術理解に基づくコンサルティングを重視しているからです。
入社後すぐにコンサルタントとしてアサインされるケースは多くありませんが、着実に実力をつけながらキャリアを広げていける環境になっています。

また、いきなりコンサルタントの仕事をしたとして、そこでうまくいかなかった場合のリスクヘッジをする意図もあります。特に新卒時は、社会人としての基礎をまだ何も知らない状態ですが、コンサルタントが相対するのは主に40〜50歳くらいの、人生経験・社会人経験が豊富な方々になります。どうしても対等に渡り合えない、価値を提供できない場面が出てきます。コンサルティングは根性や地頭だけでは生き抜いていけない世界ですから。

また、エンジニアとしても生きる選択肢をつくる意図もあります。最初にエンジニアリングを身につけることで、「エンジニア」という職人としても生きていけるように育てています。

それでも若手の中にはコンサルタントを志望する人もいるので、試しに1〜2年ほどやらせてみることもあります。すると、実は「もう二度とやりたくない」という人も多いのですよ(笑)。

[栗山]
またもや意外ですね! それはなぜですか?

[横山様]
コンサルタントの大事な業務の一つに、ステークホルダー間の合意形成があるからです。顧客の組織内には暗黙の了解やキーマンの存在などがあり、意外と複雑で難易度が高く。成功に導くためには根回しなども必要になってきます。結果として、ステークホルダー間で揉まれて迷走してしまうのです。

そこで一旦エンジニアに戻るのですが、そこからさらに5〜6年ほど経って再びコンサルタントにトライさせてみると、うまく進められるようになっているケースが多いのですよ。エンジニアとしての技術知見に加え、プロジェクトマネジメントを行う中で経験値が上がり、できることが増えるからでしょう。

そこからコンサルタントに方針転換をする人と、そのままエンジニアとして従事する人に分かれていく。これが、当社の人材育成のイメージです。若手を含めても離職率が低いので、現状では最適解だと考えています。

[栗山]
社内の研修や勉強会などについては、いかがですか?

[横山様]
テクノロジー本部では若手育成を目的とした合宿などを実施していますが、コンサルタントの育成については試行錯誤の段階です。現在、研修や育成のための教材を数多く制作しています。

コンサルタントとして一人前になるためには、ハードスキルとソフトスキル、その両方が必要です。

ハードスキルとは、IT戦略のプロセスやアウトプットに関するスキルのこと。実例を挙げた実践的なプログラムを通じた学びの提供を考えています。

並行して磨かなくてはならないのが、仕事を円滑に進めるためのファシリテーションやマインドセットなどに関わるソフトスキルです。
組織内における合意形成の進め方、複数のステークホルダーやキーマンの存在への対処などが例として挙げられます。この辺りは、杓子定規に正論を唱えても話が進まない領域です。顧客現場に入り込んで伴走する支援スタイルが当社のコンサルティングなので、信用や信頼につながる言動についてのナレッジの言語化を試みています。

このように当社の研修・育成ではハードスキルに終始せず、ソフトスキルも含めて学ばせる方針で動いています。

[栗山]
テクノロジーとコンサルティングの両分野の適性に応じた、職種間の流動性はありますか?

[横山様]
もちろんです。エンジニアよりも、コンサルタントとしての適性が開花する社員も中にはいます。サービス業の側面もあるコンサルティング事業は、共感力が高い人材が活躍しやすい環境でもあるのだろうと考えています。

コンサルティング業務に携わる際には、まずPMから任せています。そこからさらに踏み込みステークホルダー間の調整や合意形成などを含む、プロジェクト全体に関わるPMOの経験を積ませていくといった感じです。

難しい仕事ですが、縁の下の力持ちであるPMOは素晴らしい役割だと思っています。顧客からの需要も高い。その魅力をきちんと実感してもらうべく、会社側としてもできる限りのことをしていきたいですね。

もちろん、ビジネス企画や構想策定、組織戦略といった専門性の高いコンサルティング業務にも挑戦できます。職種間の流動性や案件の幅の広さも含めて、当社には多様なキャリアパスが望める環境があります。

圧倒的な働きやすさと自己実現が両立できる会社です!

[栗山]
続いて、貴社の働き方や待遇についてお聞かせください。昨今では出社回帰などの傾向も見られますが、貴社はいかがですか?

[横山様]
当社では、リモートワークをやめることは特に考えていません。必要に応じて、出社や顧客先へ行っていただく形にしています。当社は地方拠点もありますが、必要な時に顧客先へ赴くことができれば、必ずしも拠点の近くでなくても構いません。

ただ、これらは基本的に中堅以上の方が対象です。若手の方でリモートや地方勤務を希望する場合は、本人の状況を加味し、相談の上で決めています。

[栗山]
社員のワークライフバランスに関する施策などはありますか?

[横山様]
残業時間は法令準拠が基本ですが、社員の勤務時間のデータをきちんと取り、管理職間の会議を通じてチェックする体制を整えています。

また、メンタルケアにも配慮しています。休職した方にはリワークを推奨しており、段階的な復帰を促すようにしています。保健室の設置や外部の保健指導士にもお越しいただき、社員との定期的な面談も実施しています。

ゆくゆくは事業会社の立ち上げや事業家の育成がしたいという展望もあり、新規採用による人員の補填のみに頼ることは考えていません。できるだけ、同じグループの中で長く働いてほしい。せっかくのご縁を大事にしたいと思っています。

[栗山]
待遇面についてはいかがですか?

[横山様]
社員のエンゲージメント向上を図るべく、毎年何かしらのベースアップを実施しています。AIが台頭してきたことで、IT業界は今後、ジュニア以上の仕事ができる人がいなければ立ち行かなくなってしまいますから。

また、会社として、社員の資産形成についても考えています。その一環として、当社には奨励金付きのストックオプション制度があります。これは自身の活躍で企業価値を上げることが自己資産への還元につながるので、当社で働くモチベーションの一つにもなります。

[栗山]
次に、採用についてお伺いします。率直に、どのような人材を求めていますか?

[横山様]
大きく分けて3つあります。

一つは、自分のやりたいことやチャレンジしたいことがある方。コンサルティング事業の将来を考えた時に、目先では、エンジニアリングやコンサルティング事業において私たちにできることをきちんとこなしていきながらも、ビジネスの軸を徐々に事業共創に移行していく必要があります。そのため、「こんな事業をやりたい」「顧客と自分のアイデアを重ね合わせて面白い事業を生み出したい」などの胸に秘めた想いを、当社を舞台に挑戦していただきたいです。

次に、エンジニアへのリスペクトがあり、その技術力を信じている方。応募段階ではエンジニアリングができる必要はないので、彼らの力を信じてくださっている方が良いですね。エンジニアの中には天才肌の、いわゆる“ギーク”もいますが、彼らをアシストしながら輝かせられるようなサポートマンも、当社に必要な人材です。

そして最後は、ULSグループ全体を大きくしていける方。目の前のコンサルティング業務にとどまらず、顧客と事業をつなぐことで新たな価値の創出を目指していただきたいので、事業やビジネスの創業から関わりたいという希望や野心を持ち合わせた方は、当社のこれからのフェーズにとてもフィットすると思います。

[栗山]
今後のビジョンに伴い、今までの採用要件も変わってくるのでしょうか?

[横山様]
“変わる”というよりも、“増える”というイメージで捉えています。

今までは、システム開発などの「ものづくり」を楽しむエンジニア、大規模なプロジェクトの司令塔となるPM ・PMO、ITの技術力に立脚した製品開発や業務・組織改革に携わるコンサルタントという3つのオポチュニティがありました。

そして、コンサルティングの力で新規事業を生み出し、その価値向上を目指していく。そんな4つ目ができたということです。それでも、軸足はIT人材であることには変わりありません。

[栗山]
中途採用におけるコンサルタント職に焦点を当てた場合は、いかがですか?
スキルや想い、カルチャーなど、多角的な側面で伺えますと幸いです。

[横山様]
AIでは踏み込めない顧客のインサイトや、現場でしか感知できない価値観や文化、顧客の組織内における義理人情に至るまで含めて、上流工程から携わって応えていける。そんなコンサルタントが、今求められていると思います。また、コンサルタントとして成し遂げたいことについて、高い解像度でブレイクダウンしながら語れることも大切です。

一方で、仲間と助け合ったり教え合ったりすることが好きな人も、カルチャーフィットしやすいと思います。コンサルタントとして顧客のために真面目に努力でき、時には黒子に徹することができることも重要な素養です。ただし、事業開発にあたっては野心家な側面があると良いなとも思うので、そことのバランスも見ています。

当社では多様なポジションを用意していますので、ぜひ、さまざまなパーソナリティーと会話したいと思います。

[栗山]
最後に、貴社への参画を検討している候補者の方へのメッセージをお願いします!

[横山様]
一言で言えば、とても働きやすい会社です。社員の働き方、やりがい、待遇について、未来志向を持ってきちんと設計しています。その上で事業創出にもチャレンジでき、それを通じて自己実現も狙える環境があります。また、今後はサステナブルな働き方を実現するためのポジションも用意していく方針です。

当社は、社員のロイヤルティを非常に大切にしています。キャリアの通過点ではなく、終の住処として働いていただけるインフラを整えるべく、私たち経営陣も尽力しています!

少しでも興味がある方は、ぜひ、当社の門を叩いてみてください。

[栗山]
ポジションが確保でき、会社のサポートやリソースを活用しながらやりたいことにも挑戦できて、自己資産の形成もできるなんて、素晴らしい会社ですね!
本日は、ありがとうございました。

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