コラボレーション×働きやすさ TASチーム独自の育成体制で未経験からもキャッチアップ
[弓本]
カルチャー部分にも触れていければと思います。
PwCといえば、コラボレーションが強いという印象を私も在籍時にもっていました。現在もその点は変わりませんか?
[福田様]
おっしゃるとおり、PwCの強みの1つはコラボレーションです。
PwCコンサルティング内においては、先ほど申し上げたように、各インダストリーチームと連携して活動をしています。彼らがクライアントに提案する際は、私たちもテクノロジーの専門家として一緒に提案をします。
また、ソリューションチーム間でも、特に私たちのチームはコラボレーションが多く、例えば、私たちのサブスクリプションビジネスを立ち上げる知見と、他の専門性をもつ各ソリューションチームが連携して業務を行うことが多々あります。
PwC Japanグループのメンバーファーム間のつながりも強いです。困ったときには気軽にその分野の専門家に相談できる環境があります。例えば、PwC Japan有限責任監査法人と協働でIFRS(国際会計基準)導入プロジェクトを推進した経験もあります。
このように、社内やメンバーファームの連携の良さはPwCの大きな強みだと自負しています。
[弓本]
その他、カルチャーとして特徴的な点はありますか?
[多田様]
まず、PwC Japanグループ全体では「協力的」「働きやすさ」が挙げられると思います。前者では専門領域外で分からない部分も、知見をもったメンバーに聞くとすぐに返答が来ます。後者では休暇も取得しやすいですし、例えば社内活動に注力したいので10%の稼働でやってみたいと相談すると、プロジェクトチームも上司も理解して協力してくださる文化があります。
なかでもTASチームは更にカジュアルな風潮があり、上司ともチャットなどで気軽にやり取りをすることも多く、コミュニケーションのフランクさや、風通しの良さを強く実感します。
[弓本]
TASチーム全体でのスキルアップをサポートする機会はありますか?
[霜田様]
新卒社員が増えていることもあり、研修資料や育成体制はより充実してきていると感じています。
TASチームとしては、テクノロジー知識の共有やプレゼンテーションなどのスキル研修を設けています。また、入社直後にはテクノロジーの注力領域ごとに研修時間を設け、担当のディレクターやシニアマネージャーから直接指導を受ける機会もあります。他にも、社内に豊富にある関連資料を参照したり、現場のコンサルタントに質問したりすることができます。
[弓本]
実際のプロジェクトでは、何か支援体制はありますか?
[霜田様]
プロジェクトでは、アソシエイトやシニアアソシエイトのメンバーは、まずマネージャーやパートナーとの目標設定を行います。この目標設定では、プロジェクトでの期待・役割や具体的なアクション、達成目標、期待を超えるレベルの成果などが明確にされます。これにより、メンバーは自分が何を求められているのか、どのような行動を取れば良いのかを理解したうえでプロジェクトに臨めます。
また、高い目標に向かって努力する意欲をもつメンバーが多いため、PDCAサイクルを回しながら成長できる環境です。
[弓本]
私も在籍時は育成コンテンツが充実していて、未経験からでもキャッチアップしやすかったことを覚えています。
霜田様にお聞きしたいのですが、PwCコンサルティングでは女性の活躍はどのように期待されていますか?
[霜田様]
私自身は働くうえで男女差をあまり意識していません。女性だからこうしてほしい、こうしたいというよりは、個人として尊重してメンバーにも接しています。企業としても男女間に関してフラットなので、平等に戦いたい、頑張りたいという方に向いていると思います。もちろん制度面では産休育休等を支援する体制は整っていますので、女性も安心して活躍できる職場になっていると感じています。
「ビジネス×テクノロジー」で未来を共に創るキャリア
[弓本]
そんなTASチームが求めている人材はどのような方でしょうか?
[福田様]
具体的に申し上げると、IT業界でインフラやアプリケーションなどさまざまなものを作ってきて、今後自分をどう成長させるか悩んでいる方にぜひ働いていただきたいと思います。
そのうえで、必要なマインドセットとしては、ITへの興味だけでなく、ビジネス全般に知見をもち、チャレンジしたいという思いです。TASチームが特に強いのは、EAの中でも「 デジタルストラテジー」と「ニューテクノロジーアーキテクチャ」という全体の方針を決める部分で、私たちはここで価値を発揮することで継続的なプロジェクトにつながっています。テクノロジーだけでなくビジネスとしてどのような仕組みが必要なのかを的確にアドバイスすることが求められるため、テクノロジーとビジネスの両方でキャリアを築いていきたいという方にぜひ参加していただきたいです。
[弓本]
特に求めるスキルや経験はありますか?
[福田様]
多田のようにインフラ経験をおもちの方は大歓迎です。新卒入社でこの領域に詳しくなるにはかなりハードルが高く、インフラ領域のご経験が豊富な方は活躍いただけると思います。インフラというとビジネスから遠いイメージがあるかもしれませんが、実際には需要が非常に高い分野です。
一方で、インフラだけでは仕事は成り立たないのも事実です。インフラ経験に加えて、さまざまな業務知識とIT経験を掛け合わせて活躍したいという方を求めています。
[弓本]
逆に、面接などで難しいと判断される際のポイントは何でしょうか?
[福田様]
SEとしてクライアントの要件を聞き取り、手順に落とし込むという受け身な姿勢では難しいと思います。私たちの仕事には、課題を特定し、解決策を提案するプロアクティブな行動が求められます。クライアントとの共通認識を得てプロジェクトを進めるためには、積極的に行動し、場合によってはこれまでの仕事へのスタンスを変えることも必要です。
[小野]
ちなみに、福田様は霜田様の面接官だったということですが、どのような点が採用の決め手だったのでしょうか?
[福田様]
3分で決めました(笑)。重要なのは、自分のキャリアを自分の言葉で論理的に説明できるかどうかです。いろいろなアドバイスを受けていると思いますが、自分のキャリアを整理し、何に挑戦したいのかを数分で伝えられれば大丈夫です。3分あれば十分です。
[弓本]
最後に、候補者の皆さまにメッセージをお願いします。
[多田様]
「会社を、世の中をこうしたい」といった、社会における自己実現を理想の形にしたいという思いをもつ方は、ぜひ私たちのチームに来てください。強みはどんなことでも構いません。PwCコンサルティングがまだもっていない強みであれば、なおさら歓迎です。皆さまの強みとPwCコンサルティングのさまざまな専門性をもつ人材が連携することで、社会に大きなインパクトを与えることができるはずだと感じています。自身の強みを生かして、社会に貢献したいという方は、ぜひ一緒に挑戦しましょう!
[霜田様]
事業会社からコンサルタントにキャリアチェンジする際、多くの人が直面する壁があります。それは、コンサルタントとして求められる品質の高さや、これまでとは異なる論理的思考を用いてクライアントにより良いものを提供することへの難しさです。しかし、そこにやりがいを感じ、成長の機会と捉えられる方は、ぜひ挑戦してみてください!
[福田様]
私も事業会社出身なので、コンサルティングファームへの転職に不安を感じるのはよく分かります。しかし、共にキャリアを築きたいという思いをもっていただければ、全力でサポートします。コンサルティング業界はまだまだ成長し、PwCコンサルティングも成長し続けていきます。ですから、この成長する会社でビジネスを作り上げていくことは、キャリアにもプラスになると思います。勇気を出して一歩踏み出し、社会に貢献できるワクワクする体験を一緒にしていきましょう。ぜひ、チャレンジしてみてください!