現職では、グループ企業間でできることが厳密に規定されており、顧客のためにやるべきだと考えたこともその壁によりできないことが多いと感じたことが転職活動のきっかけでした。また、親会社からの出向者との仕事で調整が必要になることが多く、効率の面で悩まされることが増えました。親会社との関係により、実質的に部長以上のポストに就くことが難しく、そのような状況下で課長以下の社員の士気が低かったことも転職を考える一因となりました。

年功序列の制度やボーナス査定が成果に反映されにくい点も改善の余地を感じておりました。また、国際的な関係が業務に影響を与えることが多く、異なる環境で働きたいという思いが強まりました。

昇進システムの関係で目指すべきポストに就くことが難しいとも感じており、景気動向を加味して雇用市場を見て、売り手市場となるタイミングを見計らっていました。その中で転職することをモチベーションに高い個人成績を目指し、それを達成できたため、今回の決断に至りました。

転職サイトでの評価が高かったことと、角が立つような内容も含めて、かなり踏み込んだ正直なご意見をいただけたことが決め手となりました。営業経験の価値についてなど、他の求職者には刺激的に感じられる内容も多かったですが、私にとっては非常に参考になるものでした。

手厚いサポートを受け、書類添削や面接対策、求人募集企業の情報提供などからも、他のエージェントとはかなりの差を感じました。（サポートの頻度や丁寧さなど）

【実際のスケジュール】
2024年2月　エージェント選定、書類作成
2024年3月　企業への応募、エージェントの絞り込み
2024年4月　選考開始
2024年5月　選考→内定

当初、コンサル転職は全く視野に入れていなかったものの、求人の仕事内容を見て興味を持ちました。しかしその後、複数のコンサルファームの面接官や大手コンサル経験のある転職エージェントの方々とお話した際に疑念を抱いてしまったことがきっかけで、コンサル転職を諦めかけました。

しかしながら、フォルトナの畑中さんから手厚いサポートと前向きなお言葉をいただき、畑中さん経由でのみコンサル転職を行いました。そのほか、国際的なサプライチェーンに関わる職種やグローバル企業の経営企画ポジションを狙って転職活動を行い、大手転職サイトのエージェントにもお願いしました。

（フォルトナさんには一部お伝えしておりませんでしたが、数社のコンサル企業に対して大手転職サイトのエージェントを通じて面接を受けた際、毎回とても不快な経験をしたことが、コンサル転職を辞退する本格的な検討に繋がった主な要因です。）

別業界、別職種への転職を目指していたため、さまざまな企業や職業に関する理解が深まりました。

自分自身の市場価値を直に感じられる非常に良い機会でしたが、それと同時に自分の市場価値に失望することもありました。意外と書類選考を通過する企業も多く、志望度が高い場合はとりあえず応募してみるのも一つの手だと感じました。転職市場において、20代と30代の差を実感し、転職活動は思い立ったら早めに始めることが良いと感じました。

転職エージェントの数が増加し、それに伴ってエージェントの質もさまざまであるため見極めは難しいものの、良質なエージェントと出会えればより良い転職活動ができると思います。

本当は何度かコンサル転職を諦める旨を面談で伝えようとしましたが、物凄く手厚く、親身になってサポートしてくださり、何度も諦める事を踏みとどまれた結果が今回の転職成功に結び付いたと感じており、大変感謝しております。

ありがとうございました。