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未経験からコンサルタントへの転職に成功する方法!対策や年齢、必要とされるスキルなど解説

公開日:22024.08.20 最終更新日:2024.09.11

未経験からコンサルタントへの転職に成功する方法!対策や年齢、必要とされるスキルなど解説
「未経験からコンサルタントに転職したいのですが、どうしたらよいのでしょうか?」

コンサルタントが人気の職業になった昨今、このようにお問い合わせをいただくことも非常に多くなっています。

コンサルタントへの転職は未経験からでも可能です。

しかし、適切な知識をもち、適切な準備をしておかなければ、そのハードルは非常に高いと言えます。

弊社では、これまで数多くの方のコンサル転職をご支援して参りました。本コラムではそのなかで培われてきた、未経験からコンサルタントへの転職を成功させるために必要なあらゆる知識をご紹介します。

転職可能な年齢や身につけておきたいスキル・経験、転職しやすい職業・業界についての解説や、コンサル転職後の研修やワークライフバランス、転職を成功させるために知っておきたいポイントや具体的な方法についてもご紹介します。

未経験からコンサルタントを目指す方にとっては必見のコラムです。

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未経験者が選考で見られる「コンサル適性」とは?

キャリアアップ イメージ

未経験者がコンサル業界の選考を受ける場合、注目されるのは「コンサル適性」の有無です。

たとえコンサルとしての実務経験がなくても、学歴や職歴のなかでコンサル適性を身につけていると判断されれば、採用される確率は高くなります。

ここからは、コンサル適性が見極められる「ケース面接」と、コンサル適性を構成するスキルについてご紹介します。

コンサル転職ではケース面接が一般的

ケース面接とは、シミュレーション型の面接です。面接官がクライアント役になり、課題に対しての解決案を転職希望者に求めます。元々は戦略コンサルティングファームで実施されていた面接ですが、近年では戦略コンサルだけでなく、他のコンサルティングファームや他業界でも実施されるようになりました。

面接官とのやり取りを通して、転職希望者が論理的思考力をもっているのか、また、コミュニケーションスキルが優れているのかが確認されます。

ケース面接の対策については、後ほど詳しく解説いたします。

コンサル未経験者に求められるスキル

コンサルティングファームによっては、特定の経験やスキルを転職希望者に求めることがあります。

しかし多くのファームでは、特定の学位や経験を有していることを応募の必須条件とはしていません。

ファームを受けるにあたっては、次の4つの能力や経験を備えていることが望ましいです。

  • 論理的思考能力(ロジカルシンキング)
  • コミュニケーション能力
  • 問題解決能力
  • 英語の素養
  • ITの素養
  • 大手企業で働いた経験

これらを総合的に保有している人材は、コンサル適性が高いと言えるでしょう。

未経験でコンサルに転職するには何歳までに実行するべき?

未経験業種への転職を検討するにあたって、年齢は誰もが気にするポイントでしょう。

実際に、コンサルへの未経験転職を成功させるには何歳までがベストなのでしょうか?

転職市場の傾向からご紹介します。

年齢層は20代から30代半ばが多くを占める

幅広い年齢層の人々がコンサルファームへの転職を希望しますが、そのなかでもとりわけ20代、30代の方が多い傾向にあります。

特に未経験でコンサルとして転職しようとする方は20代、30代に多いですが、年齢が高くなるにつれて、求められるスキル・経験のハードルも高くなります。

もしコンサルタントへの転職にご関心をおもちなら、早いうちのチャレンジがおすすめです。

第二新卒での転職を希望されているのであれば、まずは下記のコラムを読むことをおすすめいたします。

関連記事:コンサルファームのポテンシャル採用と第二新卒採用

【参考:第二新卒の方の転職体験談】

🔽コンサル未経験。職歴ほぼ無し。大逆転の転職成功メーカー⇒日系ファームへ転職!

🔽研究開発職から戦略コンサルタントへ。何度も何度も対策を重ね、未経験からの転職を見事実現!

30代以降でのご転職を検討されている方は、下記のコラムがおすすめです。30代前半と後半でも難易度は異なりますし、ご自身のスキル・経験やコンサルファームの採用意欲によって状況は大きく変化します。

関連記事:30代未経験でもコンサルタントに転職できる?転職を成功に導く3つのポイント

【参考:30代・未経験の方の転職体験談】

🔽33歳、未経験からのコンサル転職。大手メーカー⇒総合ファームに転職成功!

🔽38歳・未経験・初めての転職活動。様々な障壁を乗り越え、第一志望の総合系コンサルファームにキャリアチェンジ成功!

 

40代以上でも可能だが相応の専門性が必要

20代、30代と比べると多くはありませんが、未経験・40代でコンサルティングファームに転職される方もいます。

しかし、20代・30代以上に、何か特定の業界知見・専門性を豊富にもつ方や、コンサルに近い業種(SIerなど)の方、もしくはプロジェクトワークに慣れている方の採用がメインとなります。

多くの場合は前職の給与が高いため、マネージャー以上の採用になることが多いです。一部では技術力を買われてスペシャリスト採用となることもあります。しかし、20代、30代に比べると採用選考の際に経験を重視される傾向もあり、ハードルはかなり高いと言えます。

一方で、フォルトナでご支援した方のなかでは、40代や50代で未経験からコンサルタントへの転職を実現されている方もいらっしゃいます。

【参考:40代・50代の方の転職体験談】

🔽40歳・未経験から掴んだ“ラストチャンス”。メガバンクからコンサルファームに転職成功!

🔽50歳・初めての転職。大切な「これからの」キャリアに向き合ってくれた唯一無二のエージェント

🔽100歳まで働くために。50代後半からの新たな挑戦!ITコンサルタントに転職成功

このように、ご自身の経験とスキル、そして企業側のニーズによっては、40代以降でも十分転職が可能なのです。ご自身の可能性について気になる方は、ぜひ一度弊社までお問い合わせください。

【転職支援・ご相談のお申込」】

 

コンサル未経験者の中途採用割合

コンサル業界では、未経験での中途採用者の割合は多くなっています。

コンサルティングファームにもよりますが、その割合は8割近くと言われることもあります。

それだけ、コンサルティングファームはコンサル適性があれば未経験でも転職しやすいということが伺えます。

コンサルの面接を突破する3つのポイント

3つ ポイント

コンサル業界の面接を突破するためには、次の3つのポイントに留意して準備を進めていきましょう。

  • 企業研究を丁寧に行う
  • 面接の練習をする
  • 時間に余裕をもって行動する

それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

1.企業研究を丁寧に行う

どのコンサルティングファームでも、長く勤めてくれる人材を求めています。長く勤める人材か見極めるためにも、熱意をもって応募しているのか、また、業務内容をしっかりと把握しているのかを選考時に詳しくチェックしてきます。

転職希望者は、企業への熱意と業務理解を示すためにも、丁寧に企業研究を行う必要があります。

2.面接の練習を徹底的にする

繰り返しにはなりますが、面接の対策は非常に重要です。

コンサル転職に特化した転職エージェントなどを活用し、徹底した対策を行ってから選考に臨むようにしましょう。

また、面接の際に話す内容も重要ですが、よい第一印象を与えることも重要です。コンサルティングファームでは社内業務だけでなくクライアントとの接点も多いので、第一印象の良さもチェックされるポイントになります。

面接にふさわしい服装や髪型、メイクであるか、清潔感はあるか、挨拶やマナーはできているかなどに注意が必要です。

特に近年ではオンライン面接が普及しています。画質の良さや画面の明るさなど、本人とは直接関係のないところでも第一印象に影響を与える要素があります。こうした点についても注意したいところです。

関連記事:【完全保存版】コンサル面接対策まとめ。よくある質問や逆質問のポイントも!

 

3.時間に余裕をもって行動する

面接に遅れると第一印象が悪くなるだけでなく、いい加減な印象を与えてしまいます。また、面接に遅れたことだけでNGになることは多くないですが、気持ちに余裕がなくなるので、面接においても優れた結果を出しにくくなる傾向にあります。

持ち物や服装、回答内容などは前日までに完璧に準備し、時間に余裕をもって行動することが必要になります。

近年はリモート面接も多いですが、時間厳守かつ身だしなみに注意する点は、対面の面接と同様です。ネット環境を確認しておくのは当然のこと、十分に準備し、落ち着いた気持ちで臨みましょう。

また、万が一遅れそうな場合は、必ず担当の転職エージェントや企業から指定された緊急連絡先などに連絡しましょう。

コンサル転職で失敗しやすい3つのポイント

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コンサルになりたいという強い思いがあっても、それだけでは転職に失敗してしまう可能性もあります。ここでは基本的な3つの理由についてみていきましょう。

  • 受け身の姿勢
  • 知見と分野が合わない
  • 企業文化が合わない

こちらも、1つずつ解説していきます。

1.受け身の姿勢

言われた仕事だけをするといった受け身の姿勢では、コンサルに向かないと判断されることが多いです。

中途採用が活発に行われており、即戦力を求めているコンサルティングファームでは能動的であることが求められます。

面接時に「普段の仕事を受け身でこなしているのだな」と思われると、合格が遠のいてしまいます。

普段の業務のなかでも、言われたこと・求められたこと以上のバリューを出すことを意識して働く姿勢が求められていると言えるでしょう。

2.知見と分野が合わない

特定の分野に特化したコンサルティングファームを希望するときや、総合コンサルティングファームのなかでも特定の産業・ソリューションに特化した部署に応募するときは、転職希望者の知見と分野が合わないと、採用を見送られることがほとんどです。

応募する前に、自分自身のスキルセットに合うポジションなのか確認するようにしましょう。

そのためにはコンサルティングファームがどのような組織構成になっているのかを研究することがとても大切です。コンサルファームの組織の特徴については下記のコラムで詳細をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

関連記事:必ず知っておきたい!コンサルファームの組織の特徴

3.企業文化が合わない

一見同じように見えるコンサルファームであっても、社風や企業文化は異なります。

個の強さを求めてコンサルタントに厳しいKPIを課すファームもあれば、協調性・コラボレーション重視のファームもあります。企業文化に合わないと判断されると、採用を見送られる可能性が高くなります。

また、入社後、企業文化が自分と合わないことに気付くケースもあります。ミスマッチを回避するためにも、企業研究をする際に社風・企業文化について調べておきましょう。

保存版!未経験コンサル転職の選考対策

オンライン選考

ここまでは、未経験でのコンサル転職を検討する前に知っておきたいポイントについてご紹介いたしました。

ここからは、実際に選考を受ける際に役立つ対策を解説いたします。

おすすめの情報収集方法

コンサル転職を成功させるには、事前の情報収集が重要です。

情報を集める方法として、

  • 転職サイトに登録する
  • 企業口コミサイトなどを見る
  • セミナーや企業説明会に参加する
  • コンサル業界に強い転職エージェントに登録する

などが挙げられますが、クライアント情報を扱うことから情報開示に厳しいコンサルティングファームの情報は個人ではなかなか集めにくいでしょう。

そのため、「コンサル業界に強い転職エージェントに登録する」という方法が最もおすすめです。

コンサル業界に特化した転職エージェントはさまざまなファームとの太いパイプがあるため、自力では探しきれない情報を保有しています。

エージェントとの面談を通して、自分の経歴で目指せるコンサルティングファームや、未経験採用率が高いコンサルティングファームなどが見つかるでしょう。

コンサル業界に特化した転職エージェントのなかでも、特に「コンサル出身者が多く在籍する転職エージェント」であればより内部の詳しい情報を知ることができるため、おすすめです。

応募書類対策

コンサルティングファームの応募書類では、コンサル適性をアピールするため、論理的思考力や問題解決力、コミュニケーション能力などを具体的に示すことが重要です。

ESや自己PRでは、過去のプロジェクト経験や営業成績などの実績を踏まえ、クライアントへの貢献点を明確に記載するよう心がけます。事前に過去の事例を精査し、自身の強みを語れるよう準備を怠りなく行いましょう。

適性検査対策

コンサルティングファームの適性検査は、SPIのほか、GABや玉手箱、TG-WEBなどの言語能力や非言語能力(数的能力)などを問う難易度の高い試験が多くあり、なかには英語力や構造的把握力を問うような独自テストを実施するコンサルティングファームもあります。

事前に問題集を用意し、十分に練習することが大切です。時間内にできる限り多くの問題を解くスピードも鍛えましょう。

適性検査では、知識よりも応用力が問われるため、単なる暗記では対応できません。幅広い分野の基礎学力と、それを活用する力を身につける必要があります。

ビヘイビア面接対策

ビヘイビア(行動様式)面接とは、志望動機、職務経歴、自己PRなどが問われる面接のことです。

必ず聞かれるといっても過言ではない、「志望動機」と「職務経歴」の対策をご紹介します。

志望動機

どのコンサルティングファームでも、志望動機についての確認は必ず実施されます。

転職希望者が「このような仕事をしたい」と望む業務と、コンサルティングファームで実際に行う業務が異なるならば、入社後にすぐ離職してしまうことにもなりかねません。そのような事態を防ぐためにも、志望動機を詳しく確認して、長く勤めることができる人材なのか見極めます。

また、未経験で入る場合、スキルが経験者よりも劣るのは当然のことでしょう。大切なのは、どれだけ必死にキャッチアップしようとするかというスタンスや情熱です。コンサルへの志望動機が曖昧な人材であれば、スキルはあっても、情熱をもって業務にあたらず、キャッチアップできないと見られる可能性があります。

このようなことがないためにも、コンサルへの強い熱意をもっていることを志望動機を通してアピールすることが必要です。コンサルという仕事に対する動機に加え、「なぜこの会社を志望したのか」という点も重要なポイントです。

「コンサルとして働けるならどこのファームでもよい」と考えている転職希望者であれば、入社した後で予想外のことが起こるとすぐに離職し、別の会社への転職を希望するかも、と捉えられかねません。

そこで「他のファームではなくうちに入社したいと強く願っているのか?」という点も志望動機を通して確認し、早期離職の回避につなげています。

このことから、志望動機の作成は非常に大切なものであることがお分かりいただけたかと思います。

関連記事:【未経験者必見!】コンサルタントに受かるための転職理由とは?志望動機の作成方法やポイントを解説【例文付き】

職務経歴

職務経歴の面接対策としては、自身の経験をコンサルタントに求められる能力に紐づけて説明することが重要です。具体的な売上などの数字も交えながら、自分自身の問題解決能力を生かしてどのように課題を解決したか、といった形で職務経歴を紹介します。

コンサルへの転職をするうえで、面接とは自分という人材を売り込むプレゼンテーションであると考えるといいでしょう。コンサルタントを目指しているのであれば、プレゼンテーション能力は必須です。

経験が乏しくても、自分なりに課題を設定しどのように取り組んだかを語ることで、主体性や熱意も伝えられます。過去の経験を掘り下げ、コンサルタントに求められる資質を具体的に示す準備が肝心です。

ケース面接対策

ファームによってはケース面接に30分~50分ほどの時間を取って入念に転職希望者のチェックを行うこともあるので、十分に対策しておきましょう。

ケース面接は、さらに「フェルミ推定」と「ビジネスケース」に分けられます。それぞれの対策ポイントをご紹介します。

フェルミ推定

少ない情報と知識をベースに、実際に調査することが難しい数量を概算することを「フェルミ推定」といいます。

転職希望者にフェルミ推定を必要とする課題を与えることで、仮説を立てる力や論理的思考力、俯瞰して物事をみる能力、コミュニケーションを取りながら答えをブラッシュアップさせる能力などをチェックするファームも多いです。

なお、フェルミ推定において、正解に近い数字を出すことが一番重要なわけではありません。完全に数字が正解と一致していなくとも、回答に至るまでの過程や根拠がしっかりとしていれば、それで評価されます。

下記のコラムではフェルミ推定などを練習するにあたっておすすめの書籍をご紹介しておりますので、こちらもご覧ください。

関連記事:推薦図書 ~ケース面接対策と基礎スキル向上に役立つ本~

ビジネスケース

特定の経営課題に対して提言を行うことを「ビジネスケース」といいます。

例えば「地域内に10店舗を経営している和菓子店が全国展開するには何をすればよいか」といった課題を出し、転職希望者が提言を考えます。

ビジネスケースでも論理的思考力や仮説を立てる力などが総合的にチェックされるので、フェルミ推定と合わせて練習しておきましょう。実際の面接では、ビジネスケースのなかでフェルミ推定が必要になる場合や、フェルミ推定とビジネスケースを続けて実施する場合もあります。

コンサル転職についてよくある質問

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ここでは、コンサルへの転職について、よくあるご質問とそれに対する回答をご紹介します。

※コンサル転職全般に関するQ&Aについては、下記のコラムでご紹介していますので、こちらもご覧ください。

関連記事:コンサル転職でよくある質問

 転職活動スケジュールはどのくらい期間がかかる?

まず前提として、コンサル転職を決意してから実際に応募をするまでの期間は、人によって大きく異なります。即戦力であることがアピールできる準備が整っていればすぐに応募できる場合もありますが、資格取得や特定の実務経験などが必要な場合やケース面接の難易度が高い戦略コンサルティングファームへの転職を希望する場合は、準備に数年かかることもあるでしょう。

そのため、ここでは応募してから内定までのスケジュールをご紹介します。

まず、書類応募から数週間〜1ヶ月ほどで適性試験を受験します。試験に合格すると、面接へと進みます。ファームによっては適性検査が省略されたり、面接と並行して実施されたりする場合もあります。

面接の回数はファームによって異なります。2回で完了する場合は1ヶ月ほど、4回行われる場合は2ヶ月以上かかることもあるでしょう。コンサルティングファームが繁忙期に入ってしまうと、面接の日程が後ろ倒しになってしまったり、一旦選考がストップしてしまったりするケースもあります。

一方で、平日忙しい転職希望者のために「休日1日選考会」を実施するファームもあります。この場合は1日で1次面接から最終面接を行うため、タイミングが合えば非常におすすめです。

最終面接を行い、内定が出たら、内定承諾まで1週間ほどの猶予が与えられます。

他のコンサルティングファームと並行して選考を受けている場合は、回答期限を過ぎてしまわないように注意しましょう。内定のタイミングを揃えることがポイントになります。

上記の内容を踏まえると、応募から内定までは1~3ヶ月ほどかかることになります。

 

英語やMBAなどスキルや資格が必要?

英語力は、多くのコンサルティングファームが求める能力として募集要項に記載をしていますが、必須ではありません。ただし、外資系コンサルティングファームを目指しているのであれば、研修資料が英語であったり、海外オフィスと関わったりするため、最低限のビジネス英語力は必要不可欠になります。

また、コンサルにはMBAが必要というイメージもありますが、実際にはそうではありません。MBAを保有していれば経済・経営分野では優れた知見をもっているということをある程度は担保されますが、同分野の知識は日進月歩で移り変わっているため、自身が積極的に知識をアップデートしていないと役に立たない恐れがあります。

MBAを保有しているかどうかという点よりも、貪欲に知識を習得する姿勢があるか、また、スキルアップに努めているかという点が重要視されるでしょう。

コンサル転職を実現するうえでMBAが必要かどうかについては、下記のコラムで解説しています。こちらもご覧ください。

関連記事:コンサル転職のためにMBAを取得する意味はない?

特定の資格を保有していることが、コンサルの必須条件として求められるケースは多くはありません。しかし、特定の資格を保有していることが評価され、採用に有利に働くこともあります。

公認会計士や税理士、社会保険労務士などの資格は、コンサル業務と密接な関係をもつポジションも存在するため、あると優遇されるでしょう。

また、IT関連の資格も有利に働くことがあります。例えば「SAP認定コンサルタント」「ITストラテジスト」「プロジェクトマネージャー」などの資格が該当します。

DXプロジェクトが多い昨今では、IT関連の経験がなくとも「ITパスポート」などの基礎的な資格を取得しておくとよいでしょう。

下記のコラムでは、コンサルへの転職において有利になる資格をご紹介しています。ぜひご覧ください。

関連記事:30代未経験でもコンサルタントに転職できる?転職を成功に導く3つのポイント

コンサルからのネクストキャリアは?

コンサルタントのネクストキャリアは非常に多岐にわたります。

それほどコンサル経験者=ポストコンサルの問題解決能力が市場から評価されているということです。

ポストコンサルのキャリアパス概要については、下記のコラムで解説を行っています。

関連記事:ポストコンサルのキャリアパス

また、それぞれの選択肢について、詳細なコラムを下記にご紹介いたします。コンサルのネクストキャリアについて知りたい方は、ぜひこちらも併せてご覧ください。

🔽他のファームへの転職について

🔽ベンチャーファームへの転職について

🔽事業会社への転職について

🔽PEファンドへの転職について

🔽スタートアップへの転職について

🔽コンサルの独立・起業について

 

 学歴フィルターや社歴は見られる?

就活生や転職希望者からの人気が高まるコンサル業界では、応募者が増えていることから、スクリーニングの意味合いで学歴を重視することがあります。

特に外資系や戦略系のコンサルティングファームは学歴を重視する傾向にありますが、重要視される度合いはファームによって異なります。

逆に特定の実務経験が必要とされるポジションでは、学歴よりも職歴が優先されます。

また、学歴が問題になるのは、あくまでも書類選考時です。書類選考さえ通ってしまえば、職歴などの経験・スキル・人物面に焦点が移ります。

※ただし、書類選考と組み合わせて適性検査が行われることが多くなっています。書類のブラッシュアップと併せて、こちらも対策しておくことが必須です。

関連記事:応募書類対策~コンサル転職を成功させる履歴書・職務経歴書・志望動機書の作り方とは?~【サンプル有】

関連記事:【5分でわかる】コンサルの適性検査・Webテストを突破する方法。SPI、GAB、玉手箱、TG-WEB等種類ごとに解説!

コンサルへの転職に際して学歴がなぜ必要になるのか、また学歴の壁をどうしたら乗り越えられるのかについては、下記のコラムで詳細を解説しています。こちらも併せてご覧ください。

関連記事:コンサルタントへの転職に学歴は必要?学歴フィルターを突破する3つの方法も紹介

社歴は選考時に必ず加味されます。しかし、先述の通りコンサルに無関係な社歴であっても自分自身にコンサル適性があることをアピールできれば、転職の可能性は十分にあるといえるでしょう。

未経験でコンサル転職した場合どんな転職先がある?

未経験でコンサル転職を成功させ、コンサルタントとしてのキャリアを築いた後にさらなる転職を狙うのであれば、以下のような業種が考えられます。

  • 官公庁
  • 投資銀行
  • VC、PEファンド
  • IT企業 等

これらの業種において、コンサル経験者は非常に魅力的な人材となり得ます。

ただし、コンサル経験は最低でも3年以上は必要となりますので、注意が必要です。

コンサル転職に特化した転職エージェントは?

転職エージェントとは転職活動を人材紹介会社がサポートするサービスで、エージェントは転職希望者が提示する条件に基づいて適した案件を探したり、採用選考に役立つ情報を提供したりします。

個人的に入手することが難しい情報を仕入れてくれるのも転職エージェントの魅力です。例えば、転職を希望するコンサルティングファームではどのような人材を求めているのか、どのようなポイントで採用可否を決めているのかといった情報などを独自のルートで入手します。

また、転職エージェントは、独自のネットワークを通して非公開の案件を保有しているケースも少なくありません。例えば採用サイトを公開していないコンサルティングファームや、大々的に求人募集を行っていない企業などの案件を保有し、エージェントに登録した人に限定して紹介していることがあります。

コンサルタントへの転職を目指すなら、コンサル転職案件に特化した専門の転職エージェント「フォルトナ」のご利用を検討してみてはいかがでしょうか。

フォルトナは、コンサル・ポストコンサル転職に強みをもつエージェントです。コンサル出身エージェントが多数在籍し、コンサルタントとしての経験がある方へのサポートはもちろんのこと、コンサル未経験の方へのサポートにも豊富な実績をもちます。

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「なぜITコンサルタントを目指すのか?」キャリア設計から相談・対策を重ね第一志望に転職できた理由

方向転換するも2カ月で内定獲得

S.Jさんは営業マネージャーから、組織人事系コンサルファームのコンサルタントへの転職を実現しました。

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当初は緩やかに転職活動を進める予定でしたが、予定外の事態が重なり、急遽ハイペースな転職活動へと方向転換を余儀なくされてしまいます。しかし、2ヶ月後には志望度が最も高かった企業から内定を得ることができました。

短期間でありながら、エージェントと密に連絡をとり、方向性のすり合わせができたことが成功のポイントだったとご満足いただいています。

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方向転換するも2カ月で内定獲得|複数のエージェントと会った中で内田さんのスピード感はNO.1でした!

年収200万UP&戦略コンサル内定

S.Fさんは、官公庁から戦略コンサルファームのアナリストに転職しました。

未経験からのコンサル転職に不安を感じていましたが、同じく未経験転職のキャリアを持つエージェントが活躍するフォルトナをお選びいただき、転職のサポートをさせていただきました。

20代前半という、いわゆる第二新卒での転職活動となったため、まずは特定のファームを決めずに幅広く選考を受けました。結果としていくつかの企業から内定をもらい、よく比較した上で後悔のない決断ができました。

エージェントは戦略系コンサルファーム出身だったため、的確なアドバイスがもらえたとご満足の声をいただいています。

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第二新卒の挑戦!経験者だからこそできる超具体的な支援で年収200万UP&戦略コンサル内定

コンサル転職ならフォルトナにお任せください

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フォルトナはトップエージェントに認定されたハイクラスキャリアエージェンシーです。

これまでの豊富な実績を元に、コンサルへの転職をサポートします。転職だけではなく、長期的なキャリア設計を見据えたご提案が可能です。

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まとめ

未経験からコンサルへの転職は、十分に対策を行うことが成功への第一歩となります。企業研究を念入りに行うことや面接練習を行うことなども重要なポイントです。

フォルトナでは、実績豊富なコンサルタントが必要な対策についてアドバイスするだけでなく、一緒に伴走して対策を行います。面談や対策はすべて無料です。

未経験からコンサルタントへの転職をお考えの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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