Ridgelinez ×フォルトナ スペシャルインタビュー

-Ridgelinez × Fortna Special Interview-

プラクティス制で自由なキャリアを実現 求める人物像とは

[佐津川]
実現できるキャリアパスについて、教えていただけますか?

[今井様]
Ridgelinezで実現できるキャリアパスは、選択肢が多く、自由度も高いといえるでしょう。大きな特徴となっているのは、プラクティス制を導入していることです。われわれには配属という概念はありません。大学の部活動に近いところがあり、自分で選択する仕組みです。本人の希望を優先し、キャリアも自分で作ってもらうのが基本な考え方です。

もちろん、本人がキャリアを作れるような環境はこちらで揃えています。多岐にわたるトレーニングもありますし、プロフェッショナルな社員から学べる機会も多く、育成のインフラはしっかりと整備されています。

すでにRidgelinezを辞めてから戻ってきた人もいますし、私もそういうキャリアもありだと考えています。私としては、「Ridgelinezを卒業した人間は、みんな頑張っているね」「Ridgelinezで過ごした数年間が、その後の人生にプラスになっているね」と思われる会社でありたいです。そして、タイミングが合ったときには、卒業した人たちが再び参画できる体制を整えています。カムバック採用の流れができたならば、われわれはもっと強い会社になれるだろうと考えています。

[佐津川]
配属がない場合、人事評価はどのようにしているのでしょうか?

[今井様]
弊社では360度評価を採用しており、評価のシステムを非常に重要視しています。
360度評価をしたうえで、評価委員会にかけ、その評価が妥当なものかどうか、評価のクオリティのアセスメントをする流れです。そこでさまざまなバイアスの影響を抑制し、偏りをなくした評価を最終的な既決事項としてフィードバックする仕組みになっており、可能な限りの客観性が担保されています。

私自身がこの3年間苦労し、メンバーも苦労したのが、この評価の部分でした。公平な評価を下すためには、評価者の能力が問われるからです。インプットの正当性も問われますし、評価の判断基準、根拠も問われます。評価のクオリティを上げるためにはかなり気を使っており、評価委員会のミーティングもかなりシビアです。後発のコンサルティングファームであるからこそ、誰とどのようなチームで働いたとしても、正当に評価される仕組みを作らねばと考えています。

[佐津川]
貴社の求める人物像を教えてください。

[今井様]
設立から日が浅く規模も小さい会社を選択肢として検討している候補者は、おそらく強い気持ちがあると推察します。そして、テクノロジーに興味をもっている、早いステップアップを目指しているなど、良い意味での野心をもっている方でしょう。私は、その野心を大事にしたいと考えています。小さな会社に勤めると、当然、チャンスも早く回ってきます。そのチャンスをモノにしてやろうというガッツをもってきてほしいですし、野心とともに好奇心も持っていてほしいです。

そのうえで重要なのはコラボレーションできる能力です。たとえば、サッカーで成功する選手は自分がゴールを決めることを第一に考えていません。チームが勝つためにどうするか、ラストパーソンにどうつなぐかを大事にしているのが、超一流のプレーヤーです。自分でシュートを打つチャンスがあったとしても、より成功確率の高い方法を選択し、自分の前後左右にパスを出せる選手、つまりチーム全体の勝利に貢献できる人が、求める人物像といえます。

もう1つ、大切なのは、お客様に花を持たせられる人間であることです。成功者はあくまでもクライアントでなければいけません。われわれは、クライアントから望まれない限り、自分たちが行ったことについて、多くを語るべきではないと考えています。コンサルティングファームというビジネスの独特のカルチャーとして、黒子に徹するがゆえにフィーをいただいているということがあります。われわれに求められているのは、選んでくれたクライアントに対して、しっかりサポートして結果を差し出すことです。クライアントに対する愛情や使命感、大事にする気持ちがある人に来ていただきたいです。

富士通グループが注力するコンサルティングビジネス その展望

[佐津川]
今後のビジョンについて、従業員数、注力する案件領域、海外展開などの観点でいかがでしょうか?

[今井様]
組織の規模感としては、現在の420~430名から今後2年で600名ほどに増やそうと考えています。注力する案件領域は基本的に変わらず、「日本企業の変革」にフォーカスしていく予定です。

海外展開はもちろん考えています。なぜならば、日本の企業自体がグローバルにオペレーションしていくためには、われわれが日本国内だけで限定してご支援するのでは足りない部分が出てくると予想されるからです。今後、日本企業の海外展開に合わせた形で、海外でのプロジェクトに対応する仕組みを作る必要があります。富士通グループもコンサルティング能力の強化を対外的に発表していますので、その一翼を担うことになるのは間違いないでしょう。そのため、今後1~2年で海外拠点での活動展開を考えています。そうなった場合には、従業員数もさらに増えることが予想されます。

[佐津川]
そのなかでも、ファームとして大切にしたい考えを教えてください。

[今井様]
お客様の行動変容に直接的につながるサービスを提供することです。戦略を立てただけでは、企業の変革を実現するのが難しいことは、われわれとしてもよくわかっています。どのように実装していくか、行動変容を促していくか、追求を続けていきます。

[佐津川]
最後に、候補者の皆さまへメッセージをいただけますでしょうか?

[今井様]
われわれはまだ設立3年ほどの会社です。そのような組織に来ようと考えている候補者の方々は、リスクテイクするということですから、最大級の敬意を払います。小さな組織であるからこそ、これまでとは違った体験ができる可能性があります。日本企業の変革について問題意識をもっていて、この難しさを理解し、その難しい課題にあえて挑戦してみたいと思っているならば、ウェルカムです。ぜひRidgelinezの扉を叩いてほしいです。

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