コロナ禍でもコンサル転職を目指すなら今動いた方が良い7つの理由

コンサル転職を目指すなら今?

コロナウイルス感染拡大の影響により全世界が大混乱に陥っています。

日本においても、首都圏を中心として度重なる緊急事態宣言が発令されるなど、大きな影響を与えています。

特に飲食業、旅行業、観光業などでは深刻なダメージを受けている企業も多く、海外では雇用が失われるケースも増えてきています。

弊社においても、コンサル業界への転職を志望される方から「コロナ禍におけるコンサルファームの採用ってどうなの?」と毎日ご相談を頂きます。

実は、コロナ禍においても多くのコンサルファームでは採用を活性化させており、実はコンサル業界での転職を目指す方にとっては、むしろ今がチャンスであると言えます。

今回はその理由を7つ挙げ、それぞれ解説を行っていきます。

7つの理由

【理由①】現時点で採用ストップはなく、内定取り消しは起きていない

弊社は大手ファームを中心に多くのコンサルファームとのお付き合いがございますが、大小の規模を問わず、2021年の現段階で採用ストップしている企業は一社もありません。

また、「面接に合格しても内定取り消しなどがあるのでは?」とご質問頂くこともありますが、弊社クライアントはもちろん、近隣のコンサルファームで内定取消となった事例は一つも出ておりません。

内定取消は、平常時でも資金繰りが苦しい企業が行うケースが多く、そのような企業はコロナに関係なく内定取消が行われている事例があります。

また、あまり知られていないのですが、内定は労働契約とみなされるため、内定取消=解雇という扱いになり、起業にとっては非常に重たい判断となります。

業績悪化が理由であっても、内定取消が無効であるとの判決が出た事例もあります。

参考:「インフォミックス事件|公益社団法人 全国労働基準関係団体連合会

コンサルファームはエージェントフィーを支払えるだけの体力がある企業が多く、内定取消の心配は要らないと言えるでしょう。

 

【理由②】採用クローズしていた企業は、景気とはまた別の理由

2020年中には採用を一時ストップしていたコンサルファームもありましたが、無事に採用を再開しました。

ストップしていた理由としては、主にリモートワークの増加による採用オペレーションの滞りが原因でした。

コロナ禍で景気が悪くなり、業績が悪化したから採用をストップしたわけではなかったのです。

むしろ、2020年後半から2021年初頭にかけて、即戦力を中心に採用を強化しているコンサルファームがほとんどです。

中にはコンサル未経験者の採用を積極的に再開したファームもあり、概ね状況は好転してきていると言えるでしょう。

 

【理由③】採用を強化しているファームも多数!

理由②でも述べたように、総合系コンサルファームや後述のIT系コンサルファームを中心に、むしろ積極採用しているコンサルファームが増えてきています。

コンサルファームの採用意欲を図る一つの指標として、コンサルファームが主催し、転職エージェント向けに人材の募集要件等の説明を行う「エージェント説明会」があります。

採用意欲が高い時には、多くのエージェントから転職希望者の応募を募ろうとするため、このような説明会が積極的に開かれます。

2020年終盤以降、同説明会の数は増加し続けており、一日に5社以上の説明会が開催されたこともあります。

コンサルファームが採用を活性化させている証と言えるでしょう。

また、コンサルティング事業だけでなく、他ビジネスも展開している企業などでは収益源が多様です。

そのため、多少コンサルティングビジネスの雲行きが怪しくとも、企業全体で見れば問題がないために、採用は続けていくというコンサルファームもあります。

むしろ不景気の際は優秀な人材が市場に出やすくなるため、積極採用のチャンスと考えて、経営陣自ら「採用の手を緩めない」と発信している企業もあるくらいです。

 

【理由④】IT系のコンサルファームは採用数増でチャンス

IT系のコンサルファームは、基幹システムの刷新や、ERP関連を筆頭にプロジェクト期間が数年スパンといった長期的なプロジェクトを数多く受注しているケースがあります。

そうした企業の場合、途中で不景気になったからといって、プロジェクトを強制終了することもなかなか出来ません。

最近はDX(デジタルトランスフォーメーション)の文脈で、クラウドの活用やサイバーセキュリティの導入など、IT系のプロジェクト需要はかなり高まっています。

そのため各社は、「案件は採れるが人が足りない」ということで採用を強化しているケースが多いです。

【関連記事】IT系コンサルファームプロジェクト事例

 

【理由⑤】コスト削減系コンサルもチャンス

リーマンショックの時もそうでしたが、不景気の時にはコスト削減のニーズが企業の中で高まります。

そのため、コスト削減に直結するプロジェクトを多く持っているコンサルファームの採用意欲は高まっています。

特にリモートワークが急速に普及した結果、売却したあとも借り続けることを条件に自社ビルをリース会社に売却する「セールス&リースバック」を行う企業が出てきたり、オフィスワークから撤退する企業が出てきたりしています。
こうした領域に関するプロジェクトも活況なようです。

 

【理由⑥】リモート面接の普及により、転職活動がしやすくなっている

転職希望者の勤め先がリモートワークを導入していること、そして採用企業もリモート面接を導入していることから、移動時間を計算しなくてよくなり、面接が組みやすくなってきました。

コンサルファームも例外ではなく、ほとんどのケースでリモート面接が導入されています。1次面接や2次面接はリモートで行い、最終面接だけ対面で行う、という場合もあります。

例えば19時から面接があったとして、面接会場に10分前には到着していたいとします。

会場が丸の内、自社オフィスが赤坂の場合、余裕をもって18時すぎには自社オフィスを出発する必要があります。

一方、リモート面接であれば、会場への移動時間は0分。PCやデバイスの準備は必要ですが、ビルの入館で迷うこともありません。

こうしたことから面接の調整コストが下がり、また面接リスケなどが減少したことから、採用企業にとっても、転職希望者にとっても、採用・転職活動が行いやすくなっているという側面があります。

 

【理由⑦】転職活動を始めたら必ず転職をしなければいけないわけではない

転職活動を始めたら「必ず転職をしなければならない」と思い込んでいらっしゃる方は意外と多いです。

しかし、オファーが出るまでは絵に描いた餅。自社に残ることも選択肢の一つとして、転職活動をすることは決しておかしなことではありません。

採用がストップしていないうちに転職活動を進めて、現職との比較検討を行うということも考えらえれるでしょう。

自社に残り続けることが「安全」というわけではありません。自社の経営状況が傾いてしまってからでは遅くなる場面も出てまいりますので、早めに転職活動を進め、キャリアを選べる状態にしておくことは、ご自身の安心材料にもなります。

ちなみに、オファーを獲得していないのに現職を辞めてしまうのは危険です。必ずオファーを獲得してから退職活動に入るのが安全と言えます。

【関連記事】コンサルファームの選考プロセスについて

 

まとめ

以上、コロナ禍において世界的に困難な状況ではありながらも、コンサル転職を目指すならば今動いた方が良い7つの理由を解説して参りました。

依然、コロナ禍の影響は収束の見通しが立ってはいませんが、現時点では積極的に採用を進めているコンサルファームが多いです。

個社ごとの採用ニーズや具体的な転職活動の進め方について、不安な点や疑問点がありましたら、ぜひ弊社エグゼクティブコンサルタントまでお気軽にお問い合わせください。

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