JDSC ×フォルトナ スペシャルインタビュー

-JDSC × Fortna Special Interview-

コンサルでは得られない、課題解決を実行する力。そんな同社が求める人物像とは

[門田]
貴社のカルチャーの特徴を説明していただけますか?

[吉井様]
3つほど、特徴があります。
1つ目は「オープンマインド」です。気まずい話は誰も話したくありませんが、気まずい話ほど早めに共有して、みんなで問題解決を図ろうというカルチャーがあると感じています。弊社はやれることが多い分だけ、いろいろなところに落とし穴があります。スピーディーに動くほど、その落とし穴にはまりやすいのですが、はまってしまった場合には、他のメンバーがはまらずに済むようにシェアしよう、なるべく早く情報発信しようという意識があります。失敗したときに隠さないところは、とても良いカルチャーだと感じています。
2つ目は「学習意欲の高い人が多いこと」です。大学で学びなおしたいと考えている人もいれば、社内で「師匠」を見つけて、その人の後を追ってスキルを上げようとしている人もいます。「日本を変えるためのエンジンの1つになりたい」「そのためにはレベルアップしたい」という意識を持ったメンバーが多く所属している点が特徴的です。実際に学習力も高いと感じています。
3つ目は「メリハリが効いていること」です。オンオフをしっかり切り替えられる人、仕事と家庭を両立しながらやっている人が多いと感じます。実際、数字としても昨年の残業時間の実績は全社平均で14時間程度で、性別問わず育休もしっかり取っていますし、バランスを上手く取って、サステナブルに働いているメンバーが多い印象です。

[門田]
JDSCとしてどのような人材を求めているのか、教えていただけますか?

[吉井様]
現時点で持っている何かしらの専門性は、必ずや強みになります。ただし、専門性は必須ではありません。なぜならば、私も前職でヘルスケアを担当していたわけではありませんし、筒井も物流を担当していたわけではないからです。しかし、これから関わる仕事や業界に関心を持つことは必要です。
私の場合でいうと、身内でヘルスケア領域での困りごとを抱えた人がいたため、そういう問題を抱えた人たちにとって、より良い世界であったらいいなという思いが、仕事をするモチベーションの1つになりました。フレイル検知プロジェクトをやっているときも、地方で暮らす母に将来何かあった場合に、早期に対処できる仕組みがあったら助けになるのではないかという気持ちで取り組んでいました。「自分はこの領域で日本の課題を解決するんだ」という思いさえあれば、その時点で専門性をもっていなかったとしても、いくらでもキャッチアップできますし、その業界の第一人者になるのは可能です。気持ちや覚悟こそが重要なプライオリティーだと考えています。

[門田]
スキル面よりも「日本を良くしていきたい」というビジョンに共感できる方に来てもらいたいということですね。

[筒井様]
私は30歳でJDSCに入社しましたが、これから30代というキャリアの中で重要な期間をJDSC/seawiseの仕事に費やしてもいいと思えるくらい、やりがいを感じています。自分たちのプランが実行され、世に出て、市場で評価されるところに、事業開発の醍醐味があると感じています。事業開発の先にある市場を体験できるのは、とても有意義な体験です。いろいろな体験をしたい人、チャンスを広げたい人、キャリアパスを実現したい人にとっては、とてもいい環境なのではないかと考えます。私のように会社を立ち上げるのもありですし、さまざまな選択肢のある会社です。

[吉井様]
弊社はとても合理的なので、やりたいことのビジョンをしっかり伝えて社内を説得できれば、子会社やJV(ジョイント・ベンチャー、共同企業体)を作ることはいくらでも可能です。それを実際にできる証明が筒井です。
また、私のように一兵卒から入り、上場企業の取締役というポジションを狙うことだってできます。ただし、あくまでも役職は結果にすぎません。「この事業に熱中したい」「日本を変えたい」という熱量がまわりの人間に伝播した結果として、評価が後からついてくるのだと考えています。キャリアを好きなように描ける意味でも、JDSCはいい会社なのではないでしょうか。

[門田]
与えられたプロジェクトベースではなく、自身のWILLに沿ってJDSCというフィールドを思う存分に使えるところが、ユニークな点だと理解いたしました。
選考で見ているポイントはいかがでしょうか?

[吉井様]
マネージャークラスの方に期待していることは、ベーシックなコンサルティングスキルです。何が課題で、それに対してどのような打ち手をとるかという基本的な思考のフレームワーク、組織で戦えるようにチームをまとめるマネジメント能力の2点は重要です。得意領域があるとさらに良いことは確かですが、必須ではありません。「この領域よく知らないけれど全力でやります」と言えるほどの熱量があれば、十分です。
スタッフクラスの方については、完成されている必要はありません。自分としてどうしても弊社で成し遂げたい思いをもっていれば問題ありません。あとは会社のカルチャーに合うかどうかですね。

[筒井様]
チーム単位でいうと、その領域における専門性とその業界変革に対する仮説をもっているかどうかを見ています。
ただし、私がJDSCに入ったときのように、自分がやりたい領域を探すステージにいる方ならば、領域を限定せず幅広い選択肢のなかでマッチングしていく場合もあります。

[門田]
最後に、候補者の方々へメッセージをいただけますでしょうか?

[吉井様]
JDSCへの参画を考えていただいている方は、今の仕事の成果に自信をもっていて、次のキャリアを模索している人なのではないかと想像します。そんな方には「ぜひうちでチャレンジしてみませんか」と言いたいです。「自分がこの課題を解決することが、日本にもプラスになる」と信じているものがあるならば、弊社はそのビジョンをサポートする体制をいくらでも提供できます。1人だけでその目的の実現を目指すのではなく、データサイエンスやエンジニアのチームで挑戦することで、課題を解決した光景を一緒に見るところまで実現できます。
一方で「今は自信ないけど、より成長して戦える人材になりたい」「自分のキャリアを探索したい」という方にも、弊社は最適な環境を提供できます。私の入社理由もそうでしたが、ピュアなコンサルティングだけでは得られない、マーケットのなかで戦っていく術を習得することが可能です。この点に関しては、より体系的に成長できる人材育成スキームの構築を私が進めている最中です。
私がイメージしているのは、入社したときの3倍の市場価値がある人材になって、弊社を卒業してもらうことです。それは夢物語ではないと考えています。なぜならば、「100万人に1人」を目指すならば、3つのスキルにおいて、「100人に1人」まで磨き込めばいいからです。「100人に1人」を3回かけ算すると、「100万人に1人」になります。弊社の環境であれば、十分に実現可能です。「自分の人生をかけた代表作を作りたい」「自分のスキルをより強固なものにしたい」「より尖らせたい」という方はぜひ来てください。

[筒井様]
私がリードしている物流領域でお話しをすると、物流業界を変革したいという思いをもっている人で、プロフェッショナルの視点をもっている方ならば、良い仕事ができるのではないかと考えています。「UPGRADE JAPAN」というビジョンを掲げていますが、海事領域ではそこまでジャパンにこだわる必要はありません。海外で勝負できるようになることが目標でもあるので、グローバル志向をもっている方にもぜひ来ていただきたいです。

編集後記

[門田]
お二人の現在のマイブームや趣味を教えていただけますか?

[吉井様]
私は仕事が趣味みたいなところがあったのですが、運動の必要性を感じまして、友人に誘ってもらい、1年ほど前からボクシング を始めました。暗闇の中で音楽をかけながら、サンドバッグを叩くプログラムで、45分で700キロカロリーほど消費するため、肩こりの解消、体力強化というメリットもあります。また、その間、仕事のことを考える余裕がなくなり、頭の中が真っ白になるため、リフレッシュ効果もあります。仕事の合間にプライベートタイムを間に差し込むことで、仕事と向き合う気持ちも、少し変えられている実感があります。

[門田]
まさにオンオフの切り替え上手ですね。

[筒井様]
私は最近、2人目の子どもが生まれまして、最大の関心事は育児です。仕事以外の時間では、家族との時間を大切に、子どもの成長を見守りたい気持ちが強いですね。1人目の子どもは言葉を覚えてきて、日々成長する姿が新鮮です。

[吉井様]
実際に未来を作るのは子どもたちですからね。

[筒井様]
「UPGRADE JAPAN」の本丸はそこにあるのかもしれません。

インタビュートップに戻る

1

2

おすすめコラム

  1. 50代、初めての転職。厳しいハードルを乗り越え、見事大手IT企業・ビジネスユニット長に転職成功!

  2. 大学院教授とコンサルキャリアを両立!オールフォルトナの支援で実現した60歳定年後のキャリア

  3. 未経験から外資系総合コンサルファームへ。長期目線でのキャリア設計で、転職を決意。

  4. マーサー(デジタルプラクティス) ×フォルトナ スペシャルインタビュー

  5. 人生のハードルを越えられたのは信頼できるエージェントの伴走支援にあり

登録は1分で完了!相談はすべて無料です。
【今すぐ】無料転職支援を申し込む
登録は1分で完了!相談はすべて無料です。
【今すぐ】無料転職支援を申し込む