ベイカレント・コンサルティング×フォルトナ スペシャルインタビュー Part2

-BayCurrent Consulting × Fortna Special Interview Part2-

ベイカレント・コンサルティング×フォルトナ スペシャルインタビュー Part2

国内最大級の総合コンサルティングファームであるベイカレント・コンサルティング。

高付加価値なコンサルティングサービスの提供を強化することで、中期経営計画目標を大幅に上回る成長を遂げています。

今回のインタビューでは、パートナーの平山 真史様に登場頂きます。
平山様のこれまでのキャリアを紐解きつつ、ベイカレントの特長的なカルチャーや具体的なプロジェクト事例、今後のビジョンなど、様々なお話をお伺いしました。

パートナー 平山 真史様 プロフィール
大手コンサルティングファームを経て現職。全社・事業戦略の策定、CX改革、組織改善など幅広く多数ご支援。直近ではデジタルを活用した直接・間接業務コストの削減、新規事業開発に複数関与。

ベイカレント・コンサルティング×フォルトナ スペシャルインタビュー Part1はこちら

コンサルタントが成果を出しやすい仕掛けとカルチャーの秘密

[佐津川]
お久しぶりです。本日は宜しくお願い致します。まずは、平山さんのご紹介からお願い致します。

[平山様]
新卒で総合系コンサルティングファームに入り、公共系の戦略部隊で働いていました。戦略とは言え政策提言のような仕事も多く、それはそれでやりがいを感じていましたが、ピュアに戦略を考えることについて業界の制約も多かったんです。そこから、もっと戦略を極めたいと思ったのがきっかけで転職活動を開始しました。純粋な戦略ファームという選択肢もあったのですが、当時ベイカレントが戦略コンサル経験者をたくさん集めていたんです。レガシーな戦略ファームが考える戦略よりも、そこから出てきた人たちが作る戦略のテーマやサービスの方がより刺激的で、新しいものを感じ取れそうだと思い、ベイカレントに入りました。

ベイカレント平山様

[佐津川]
ジョインされたのはいつだったんですか?

[平山様]
2014年の8月です。

[佐津川]
8年ほど前だったんですね。今まで経験されてきたプロジェクトをご紹介頂けますか。

[平山様]
一貫して戦略系や業務系を中心にやってきました。特に新規事業の開発や、トップラインを伸ばす支援、コスト削減などに関して、業界や企業を問わずやってきた形です。弊社はワンプールなので、支援する業界も非常に多岐に渡ります。最初は保険からハイテクメーカー、生保、電力、教育で、今は交通や製造などですね。どちらかというと特定の業界や企業より、横串のテーマに携わることが多いですね。

[佐津川]
それでは、私の在籍時にご一緒した教育業界のIT戦略プロジェクトってちょっとレアだったんですね。

フォルトナ佐津川※インタビュアーの佐津川はベイカレント・コンサルティング出身。平山様と同じプロジェクトにアサインされていたことがあったそうです。

[平山様]
完全にレアですね(笑)。ITのPMO案件は最初の頃やっていたんですが、トータル8年で見るとやはり戦略系や業務系がほとんどですね。

[佐津川]
次に、平山さんから見た御社の社風やカルチャーはいかがでしょうか。

[平山様]
デリバリーについて、まずは一つのことに集中して成果を出すという考え方は、この業界の中でも特徴的だと思っています。前職は逆で、若手の頃から2個ぐらいのプロジェクトを常に掛け持ちしている状態でした。

[佐津川]
マルチアサインだったんですね。

[平山様]
はい。当社は特にコンサル未経験の方や経験が浅いメンバーに対しては、一つのことにしっかり集中して成果を出せる環境を整えています。もちろん、ある程度シニアのメンバーになれば掛け持ちもしますが、その礎を作る環境があるのは特徴的だと思います。
カルチャーの面で言えば、縦と横いずれの風通しも圧倒的に良い点が挙げられます。佐津川さんがいらっしゃった時も同じだったと思いますが、「この人に会いたい」と言えば、今日でも明日でも会える雰囲気なんですよね。数千人規模の事業会社やコンサルティングファームからすると珍しいと思います。弊社に転職してきたメンバーからも、「前職ではチームや事業部の壁を超えて他のメンバーと話すことができなかった」とよく聞きますし、それが同じコンサルティングファームであっても「デリバリーの中で関係性が生まれなかった」「他のチームのパートナーが遠かった」と聞くことは多いです。

[佐津川]
社内インタビューがしにくいファームも多いですよね。

[平山様]
話せる気がしないからそういうアクションを起こさないという方も多いですよね。弊社では理由が正しければ色んなエキスパートに会えるんです。事業部制などを敷いていない組織構造ということもあり、そういうコラボレーションが生まれやすいのだと思います。

経営視点を持ってクライアントの変革を支援する。ベイカレントのプロジェクトの特長とは

[佐津川]
これまで特に印象に残っているプロジェクトはありますか?

[平山様]
2つ特に印象に残っているプロジェクトがあります。どちらも最近ですが、1つ目のプロジェクトは、日本を代表する大企業が、内部で培ったデータサイエンスやDXの知見を外販したいというプロジェクトです。
理由としては2つあって、1つ目はそのプロジェクト過程。プロジェクトのスコープが役員とのミーティングを経てかなり変わったんです。その役員の方が面白くて。事業計画にどう落とし込んでいこうかというフェーズで、「そもそもこれは本当に事業性があると思うか?」という問いを投げかけられたんです。そこから事業性の検証をはじめ、プロジェクト内容を大きく転換することに。「本当に意味のある金の使い方なのか?」ということを愚直に向き合わせてもらえる経験でした。顧客満足度やプロセス満足度に注力していれば、プロジェクトを継続的に受注できる確率は高まると思います。しかし、そもそも本当にやって意味のある事業なのか?とゼロベースで考えることができたのは、非常に大変でしたが面白かったです。
2つ目は、役員直下の部長さんや課長さんが、この事業を自ら望んで立ち上げられていたということ。単純に上から指示されたからとか、配属されたから、という理由ではないんです。データサイエンスという言葉が浸透していない時代から統計学的にやっていた方たちが、しっかりとしたものを外に売っていきたいというパッションを持って集まっている。大企業とのプロジェクトでしたが、ベンチャーとやっているワクワク感がありました。とはいえその方々も他の著名戦略ファームとプロジェクトをやってきているので、我々に対する期待値の高さもあり、とても印象に残っていますね。

もう1つの印象に残っているプロジェクトは、グローバルを代表する大手企業の組織戦略プロジェクトです。社内DXをどう加速させるか、そもそもITをどう取り扱っていくか、という視点から組織戦略を考えたものでした。かなり短い期間だったこともありますが、そもそも組織戦略って解を見つけるのが難しいんですよね。他で成功しているモデルをポンと持ってくれば済むわけではないんです。その会社独自でやりたいことや組織構造などを考慮したうえで、納得いくように積み上げていくのが大変でした。ただ、こうした難易度が高いものを相談頂けること自体、とても嬉しく思います。

ベイカレント平山様

[佐津川]
詳細な事例をありがとうございます。あともう一点、肌感覚で構わないのですが、会社全体として最近どんなプロジェクトが多いのでしょうか?

[平山様]
DXや、デジタルを活用した新規事業の立案が本当に多いですね。もちろんDXがバズワードになっているので舞い込んできている側面はあると思います。飛び地の新規事業を作るのではなくて、その企業がやるべきデジタル化のラインを見極めてご支援させていただくことが多いです。
DXに対しては、今までの事業と全く違うものを作りたいという期待感をお持ちのクライアントが多いんです。しかし、それだけをやってもおそらく失敗します。既存事業とデジタルをどう組み合わせていくかということと、ビジネスモデルをどう変革していくかということ。この2つは線引きをしないと、DXを成功させるのは難しいというお話をさせて頂いています。我々は前者をデジタルインテグレーションと呼んでおり、既存事業を高度化したり、AIを活用して収益性を高めたりという方向性。後者はビジネスモデルを思いっきり変革させるような方向性。まずお客様がDXというものをどちらで捉えているか話し合って、プロジェクトを推進していくことが多いですね。
もちろんメタバースのようなトレンドに乗った案件はあります。ただ、それはやりつつも、クライアントがどうデジタルと向き合うかという観点で、事前にやらなければいけないことがあるということです。

[佐津川]
ありがとうございます。続いて、御社で得られるスキル・経験や、実現できるキャリアパスについて伺えますでしょうか。

[平山様]
弊社はワンプールなので、業界やテーマを問わず経験を積み上げられる点は明確な特長です。事業部制やインダストリー・サービスカットがあると、その中でしか活動できない時間が少なくとも一定期間あると思いますが、弊社にはその制約がありません。
キャリアパスについては自身が体現できているかと思いますが、自分が会社やクライアントから求められるものと、やりたいことの交わっている点を見つけることができる環境だと思います。業界は問わず、新規事業を中心として取り組むことを望み、やってきたのが私のキャリアです。実績を出していけばやりたいことを会社が止めることはありません。キャリアパスを自由に柔軟に設計できるのがベイカレントの良さだと思います。
私個人としては、どんな業界・企業であろうと、CXOレベルと議論できるようなキャリアを今後も築きたいと思います。

[佐津川]
折角平山さんご自身のビジョンのお話が出たので、もう少し具体的にお伺いできますでしょうか。

[平山様]
コンサルティングサービスを提供していくということ以上に、経営層やCXOのパートナーであり続けたい。そこはぶれずに目指しているところです。
クライアントの経営にどれだけインパクトを与えられるかという視点でサービス提供しているのがベイカレントの良さ。実際、ベイカレント自身も上場してより良い経営を追求しています。経営視点でサービスを提供できないとクライアントのためになりませんよね。
そういう意味では、経営視点を持つことで、自分の周りの人間やベイカレントに対しても貢献し、変革を起こせるような人間になっていきたいです。単純にそのコンサルティングサービスを突き詰めた結果、組織の上に行ってパートナーになるのではなく、自分の周囲や自社に対してもインパクトを与えていきたいですね。

[佐津川]
素敵なビジョンをありがとうございます。最後に、御社にご関心をお持ちの方に対してメッセージを頂けますでしょうか。

[平山様]
転職したいと思った動機が解消できるまで進んで頂きたいなと思います。動機はポジティブなものもネガティブなものもあるでしょう。いずれにせよ、もし気になる会社があるのであれば、その人たちとじっくりと話をして、自分が納得できるレベルまで情報を得たらよいと思うんです。
私自身も転職を経験していますし、かつ現職の採用にも携わっていて、我々は選ぶ立場だけでなく選ばれる立場でもあることも認識しています。転職活動はお互いを知るフェアな場です。もし弊社にご関心をお持ちいただけたのであれば、納得できるレベルまでぜひお話をさせてください。そこへの時間は惜しみなく使う会社です。
また、転職活動を、自分の実力を試す場と捉えても良いと思います。もちろんその会社との相性はありますが、自分が転職市場においてどのレベルにいるかを知る市場調査だと考えて良いのではないでしょうか。その中でご自身に合う会社が見つかれば良いですし、それがベイカレントだったらとても嬉しく思います。

[佐津川]
候補者の皆様の背中を押す素敵なメッセージをありがとうございました!

ベイカレント・コンサルティング×フォルトナ スペシャルインタビュー Part2

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