2030年までに1,000名体制を目指す、レバレジーズ・コンサルティング・グループ株式会社(以下、LCG)。インハウスの事業会社として培ってきた事業開発ノウハウと、レバテックをはじめとするグループアセットを強みに、急速に事業・組織を拡大しています。
今回のインタビューは、レバテック株式会社 代表執行役社長 兼 LCG事業部長の泉澤 匡寛様と、ITコンサルタントとして20年以上のキャリアを積み、日系大手総合コンサルティングファームの上級パートナーからLCGへ参画した内田 秀一様に登場いただき、2本立てで同社の全貌に迫ります。
Part2の本記事では、グループアセットを生かしたキャリア、若手への裁量と育成体制など、成長フェーズのLCGだからこそ得られるキャリア機会について伺いました。
インタビュアーはレバテック出身のフォルトナ石動が務めます。
Part1の記事は、以下をご覧ください。
※法人名、組織名、役職、インタビュー内容、求人情報等は取材当時のものです。現在の内容と異なる場合があります。

泉澤 匡寛(せんざわ まさひろ)様 プロフィール
レバレジーズ株式会社 執行役員/レバテック株式会社 代表執行役社長/レバレジーズ・コンサルティング・グループ株式会社 事業部長
2017年に入社し、レバテックキャリアにてITエンジニアの採用支援、キャリア支援に従事。IT人材不足に大きな課題感を持ち、新規事業の責任者としてIT特化型就職支援サービス「レバテックルーキー」など、IT人材を「増やす」領域に貢献する事業を複数開発。2021年よりレバテック株式会社ITリクルーティング事業部部長を経て、2025年4月に同社代表執行役社長に就任、レバテック全ブランドの成長を多方面から牽引。2026年3月レバレジーズ執行役員に就任し、レバレジーズ・コンサルティング・グループの責任者も務める。

内田 秀一(うちだ しゅういち)様 プロフィール
レバレジーズ・コンサルティング・グループ株式会社 シニアパートナー
新卒でソフトウェアハウスに入社し、プログラマーとしてキャリアを開始。その後、ITコンサルティングファームにてグランドデザインからシステム実装、検証・PMOまで一気通貫で従事。2010年より日系大手総合コンサルティングファームに在籍し、エグゼクティブパートナーとして大手金融機関やクレジットカード会社をはじめとするエンタープライズ企業を中心に、超大規模な基幹システム刷新やDX戦略立案、ITグランドデザイン策定などを多数牽引。2026年にLCGへシニアパートナーとして参画し、チーム組成やAI領域を活用したコンサルティング事業の成長を牽引している。
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レバレジーズグループの専門性を横断する。LCGだから広がるプロジェクトとキャリア
[石動]
Part1のインタビューでは「コンサルティングのあり方そのものを改革し、将来的には、日本企業の変革を支える日系トップファームになること」がビジョンだとお伺いしました。事業会社発のコンサルティングファームだからこそそれができると。
一方、グループ内の事業や人材との連携も事業会社発ならではの強みになりそうです。LCGでは、レバレジーズグループの各事業とどのように連携してクライアント支援を行っているのでしょうか?

LCG 内田様
[内田様]
実際、かなり密に連携しています。セールスからデリバリーまで、LCGとグループ各事業が一体となって動いていると言った方が近いですね。
例えば、HR領域に課題を抱えるクライアントとの打ち合わせでは、LCGのコンサルタントだけでなく、レバテックの人材開発責任者やHRプロダクト責任者、エンタープライズ領域のセールス担当も協力し、グループ内の実践事例を交えながら提案を行います。
金融業界のクライアントに対して、レバテックのマーケティング責任者が直接事例を共有する勉強会を実施したこともあります。案件ごとに必要な専門性を持つメンバーを組み合わせ、グループ全体で価値提供できることは大きな強みです。
[石動]
まさにレバレジーズグループ全体で「アベンジャーズ」のようなオールスター体制を組んでご提案されるのですね。
[泉澤様]
さらに、LCGではクライアントワークだけでなく、レバレジーズグループ内のプロジェクトに関わる機会もあります。
例えば、AI領域の社内プロジェクトや、年間3〜4社ほど実施しているM&A案件のPMIなど、グループの経営や事業づくりに近いテーマにも携わることができます。
コンサルタントとしての専門性を生かしながら、事業会社の経営や事業開発まで踏み込める。ここはキャリアという観点でも大きな特徴だと思います。
[石動]
「将来的に事業会社へ移りたいが、給与水準が下がってしまうのがネック」というコンサルタントは多いですが、その悩みも解決できそうですね。
[泉澤様]
はい。社内の新規事業や経営領域に挑戦し、将来的にはグループ本体の事業責任者や経営ポジションへ転籍・出向する選択肢もありえます。
コンサルティングのキャリアだけに閉じず、事業づくりや経営まで含めて将来の選択肢を広げられることは、LCGならではだと思っています。

フォルトナ 石動
[石動]
転職市場において「新興ファームは採用費やマーケティング費用が嵩み、経営基盤が不安定なのではないか」と懸念される候補者の方も少なくありません。その点はいかがでしょうか?
[泉澤様]
その懸念はもっともだと思います。特に経験のあるコンサルタントほど、慎重に見るポイントですよね。
ただ、LCGにはレバレジーズグループという強固な経営・財務基盤があります。
レバレジーズは、レバテックをはじめ約70の事業を展開しており、特定の事業だけに依存しない経営基盤を築いています。複数の事業で生み出した利益を、新規事業やAI、人材など次の成長領域へ継続的に投資できることは、グループとしての大きな強みです。さらに、外部資本に依存しない経営を続けているため、短期的な収益だけに左右されず、中長期の成長を見据えて意思決定や投資を行えることも特徴です。
LCGもその基盤を活用できるため、短期的な採算だけを追うのではなく、中長期で事業や技術組織を育てていくことができます。成長フェーズならではの挑戦機会がありながら、報酬や育成への投資も含め、安心して挑戦できる環境をつくれていると思っています。
「事業成長によって生まれる裁量」だから、本当に任せられる。レバレジーズの育成基盤が支えるLCGの挑戦
[石動]
育成というお話が出ましたが、若手候補者から関心の高いテーマの一つが「裁量権」です。多くの新興ファームが若手の裁量を打ち出していますが、新卒入社から30代で代表に就任した泉澤さんから見て、レバレジーズグループの裁量にはどのような特徴がありますか?
[泉澤様]
これはぜひ強調したいのですが、「事業が伸びていないのに、育成のためにつくる裁量」は、本当の意味での裁量とは違うと思っています。
事業が伸びていなければ、新しい案件やポジション自体が増えません。そうした中で、経験の浅い若手にいきなり大きな責任を渡すのは、経営リスクが高すぎて合理的な意思決定ではないはずです。結果として、表面的な裁量に留まり、実際には上長の指示通りに動く作業者になってしまう。

LCG 泉澤様
一方で、事業が急速に成長すれば、新しい案件やポジションが次々と生まれます。既存のマネジメント層だけでは担いきれなくなるので、年齢や経験に関係なく、若手にも実際の責任や意思決定を任せる必要が出てくる。
本物の裁量とは、「事業が爆発的に伸びていて、案件が次々と獲得できているため、若手に責任を任せるしかない状況」のことです。
だから経営としても、「あの人はまだ若いし経験も浅いかもしれない。でも任せるしかない。やってこい。」という抜擢をせざるを得ない。レバレジーズでは、事業成長そのものが、若手に本当の裁量を生み出しているんです。
[内田様]
今のLCGはまさに案件が次々と舞い込んできており、人が足りない状況です。
だからこそ、若手や中堅メンバーにも、難易度の高いプロジェクトや大きな役割をどんどん任せています。
ただし、「任せる」と「丸投げする」は全く違います。シニアクラスのメンバーがチームに入り、必要な場面では支援しますが、フロントに立って意思決定し、プロジェクトを動かすのは任された本人です。
裁量は渡す。けれど、孤立はさせない。その両方があるからこそ、大きな責任を持って挑戦しながら、高速で成長できるんです。
[石動]
具体的にはどのようなフォロー体制があるのでしょうか?
[内田様]
コンサルティングファームとしては新興なので、参画に不安があるのは理解しています。だからこそ、フォロー体制にはかなり気を遣っており、安心して飛び込める環境を整えています。
LCG独自の制度だけでも、キャリア担当による1on1や案件ごとの目標設定、表彰制度、交流会など、一人ひとりを支える仕組みを整えています。
特にエンジニア出身の方は「未経験からコンサルタントとしてやっていけるのか」と不安を感じることも多いと思います。基礎からコンサルティングスキルを学べる研修制度を用意しているほか、いきなり一人で現場を任せることもありません。
さらに、レバレジーズグループが提供する30以上の社内研修プログラムも利用できますし、自社のピープルアナリティクスやHRテックサービスも活用しています。
コンサルタント一人ひとりのキャリアの希望とケイパビリティを擦り合わせながら、丁寧にアサインすることを心がけています。
2030年に1,000名体制へ。今だからこそ掴めるポジション
[石動]
今後の採用計画や求める人物像を教えてください。
[内田様]
現在は約100名の組織ですが、年内に200名、2030年には1,000名規模まで拡大していく計画です。
かなり大きな目標に見えるかもしれませんが、その背景には、組織の成長を上回るペースで拡大する顧客ニーズがあります。今は人よりも案件のほうが先に増えている状態なので、組織が大きくなるにつれて、新しいチームや役割、マネジメントポジションも次々と生まれていきます。組織づくりや採用、制度設計、事業開発など、ファームそのものをつくるテーマに関われる機会も今後さらに増えていく予定です。
採用は若手からマネージャークラスまで幅広く行っています。AI領域で戦略から実装まで担える方はもちろん、マーケティング、セキュリティ、QA(品質保証)など、特定領域に専門性を持つ方の採用も強化しています。
ITのバックグラウンドを持ち、AIを活用しながら新しいコンサルティングの形をつくっていきたい方には、かなり面白いフェーズだと思います。

LCG 内田様
[泉澤様]
それに加えて、マインドセットも重要です。
LCGは事業会社発のファームだからこそ、提言にとどまらず、実行フェーズまで踏み込むことを大切にしています。
クライアントの現場に入り込み、二人三脚で取り組みながら、実際の事業成果につなげていく。そうした価値提供にコミットできる方かどうかは、非常に重視しています。
この姿勢は、LCGのカルチャーを表す大きな特徴だと思います。
[石動]
面接でも、やはりカルチャーとの相性は重視されるのでしょうか?
[内田様]
はい。レイヤー問わず、カルチャーマッチはとても重視しています。
一方的に見極めるというより、対話を重ねながら、LCGの価値観や働き方に共感いただけるか、またご本人が実現したいこととLCGの環境が合っているかを、お互いに確認していくイメージです。
中堅以上の方であれば、現在の案件とケイパビリティの相性も見ますし、より上位のレイヤーではマネジメント経験も重視しています。
出来上がったブランドに入るのではなく、日系トップファームを創る側へ
[石動]
それでは締めくくりに、LCGへの参画を検討している候補者の皆様に向けたメッセージをお願いします。
[内田様]
LCGは、これから事業・組織そのものを大きくつくっていくフェーズです。
完成されたファームでは、すでにある組織や役割の中でキャリアを築くことが中心になると思います。一方、今のLCGでは、事業や組織が成長する過程そのものに関わりながら、自分自身の役割やキャリアも広げていけます。
会社の成長と個人の成長を同時に経験しながら、日系トップファームを目指す組織を自分たちの手でつくっていける。今参画する一番の面白さは、そこにあると思います。

LCG 泉澤様
[泉澤様]
私たちが目指しているのは、「再成長を遂げた日本企業や、グローバルで勝つ企業の裏側にはLCGがいた」と言われるような存在です。
DXや業務効率化だけでなく、必要であればレバレジーズグループが持つ人材アセットや事業運営のノウハウまで活用し、クライアントの事業成長そのものに踏み込んでいく。そうした支援を積み重ねながら、将来的には日系トップファームの一角を担いたいと本気で考えています。
だからこそ、「日本を代表するファームを、自分たちの手で創った」という経験をしたい方には、すごく面白いフェーズだと思います。
もちろん、創る側に回る以上、簡単な環境ではありません。ただ、本気で挑戦する人には、大きな責任やポジション、経営に近いところまで挑戦できる機会があります。
すでに出来上がったブランドの中でキャリアを築くのか。それとも、これから自分たちの手で創る側に回るのか。後者に面白さを感じる方と、ぜひ一緒に働きたいですね。

(左から)フォルトナ 石動、LCG 泉澤様、内田様
Part1の記事は、以下をご覧ください。