西新宿エリアで2021年1月より実証開始
デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)は、東京都が実施するキャッシュレス推進に関するモデル事業を受託し、2021年1月中旬から3月中旬(予定)の間、東京都新宿区の西新宿エリアにて実証実験を行うことを発表。
同事業は、SDGs(「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」)に資する活動や、「新しい日常」の定着に繋がる活動とキャッシュレス化をあわせて推進するもの。
具体的には食品ロスの削減、エコ活動、スムーズビズの実践などの活動を対象、西新宿エリア内で利用可能なポイント(東京ユアコイン)を発行することで、SDGs活動を喚起するとともに、キャッシュレス化を促進するとのことです。
実証実験では、事業に用いるモバイルアプリ開発をアイレット株式会社に、ポイントサーバーの提供は凸版印刷株式会社にそれぞれ委託。また、サービス提供においては一般社団法人新宿副都心エリア環境改善委員会と協業。
アプリ開発においてはLINEを基盤として利用し、貯めたポイントをLINE Pay残高に交換できるよう連携していくとのことです。
DTCは本事業だけでなく、東京都のスマート東京施策に対して、西新宿エリアだけでなく都心部の先行実施エリアや、MaaS(Mobility as a Service)等多面的に支援しています。今回のモデル事業は、その中でも生活を支える決済サービスインフラとの連携を行うものであり、「『未来の東京』戦略ビジョン」事業につながるもので、今後東京都だけでなく多様な地域において地域課題やSDGs活動に向けた取り組みの活性化に寄与していくとの方針を発表しています。
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デロイト トーマツ、キャッシュレス推進に関するモデル事業を東京都より受託